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佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」にならって本を断捨離してみた

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今回はミニマリストである佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を紹介してみる。


発売前後くらいから「ミニマリスト」というスタイルは話題になり、普段モノを意識してない自分でもたまに耳にしていた。

生きている以上何かを手に入れたり、手放したりという行為は避けようが無いので、
一度読んでみて自分なりに考えてみるきっかけになるかと思い、読んでみることに。

ミニマリストって?

不要なモノ、すぐに買い戻せるようなモノを手放して必要最低限のモノしか持たないような人だとか。
自分の生活やスタイルに合わせて軽度の、あるいは部分的なミニマリストから徹底的にモノを減らして部屋には布団しかない、みたいな人もいるらしい…。

佐々木さんはミニマリストでありながらもその在り方、何のためのミニマリストか、について常に考えている感じの人。
発売当時の2015年6月時点からさらに「モノと自分」について考え続けてきたのだろう。
あくまで手段であるということを忘れないようにしながらモノの少ない生活を送っているようだ。

結論 生活スタイルの変化が日々の充実に繋がる可能性を提示した本

ありそうでなかった「生活スタイル」の改善を推す自己啓発本とも言えると感じた。
「モノ」と「自分」についてすごく考えるきっかけになる本。
いや凄い面白かったし大いにアリだと思う考え方だと思った。
正直ミニマリストはみんな「まだモノで消耗してるの??」とか「モノ信者かわいそう…」といった過激論者たちかと思い込んでいた。
そうではなく、むしろ以前「捨てられない人」だったからこそ生活や人生を良くする一つの手段としてのミニマリストというスタイルだったのだ。

マキシマリストの部屋とミニマリストの部屋

この本では金銭的余裕があってモノもたくさんある方が豊かで快適な生活なんじゃないの?という考えを頭から否定はしていない。

もちろんミニマリストであることのメリットなどを多く挙げていて、「それ以上は個人の問題だろ…」という部分も存在する。
この本で一番参考になった部分は冒頭の部屋の写真、生活スタイルの変化を解説する部分だろう。

かつて作者はミニマリストの対であるマキシマリストだったという。
こちらは持てるものは全部持つ、モノは多ければ多いほど役立つし便利だ。というスタイルと考えればいいだろう。

いわゆる「汚部屋」がまるで空っぽになっているビフォーアフターの写真のインパクトは特にすごい。

ちなみに

ちょうどいいタイミングだと思って本棚周辺の片づけをしてみた。
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↑片づける前

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↑片づけ途中

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↑片づけた後

ミニマリスト云々は置いておいてもやっぱり片づけ、整理整頓自体はホントいいものだと再認識。
この本とか物を使うタイミングを明確に想像できるかできないかを基準に選んでみると、実際これくらいしか残らなかった。
これは最早本棚自体も不要かもしれない。

散らかった部屋を片づけるという意味でも、多すぎる情報量をカットするという意味でもやる価値はあったと思う。
何もかも捨てる、というほどでなくても意味は大きいのではないだろうか。

ミニマリストという提案

部屋中に溢れる「いつか使う」「せっかく買ったから」「時間を見つけてやる」といったあらゆるモノの中で作者は停滞しうんざりし、疲れ果ててしまっていたという。
そんな日々を変えるためにミニマリストになる、という方法を選んだわけである。

たぶん作者の佐々木さんは凄く生活も、気持ちも改善したのだと推測できる。
終盤の方まで読んでいくと「アレ?この人ちょっとミニマリストであることに酔ってきてないか?」と少し違和感が出てきたがそれだけ作者自身は変わることが出来たのだとも思える。

「モノを捨てることこそが絶対にして宇宙の真理なのだ!」
みたいな過激な本では決してないことは改めてここで強調しておく。

いろいろと問題を抱えていて、停滞した日々を改善する一つの手段として「ミニマリストはどうだろうか?」と提案してくれている本なのだ。
確かに色々なレビューで言われているように「ちなみに自分はこうなりました!」という部分がうっとおしくはあるものの、それはもう個人の話なので参考にするくらいでいいだろう。

一言でいって
「日々の疲れとか退屈さとかの原因はモノの多さにあるかもしれないよ」
ということを教えてくれる1冊だ。

なんとなく生活に閉塞感や停滞感を持っている人の他にも、掃除が出来ない人、整理整頓が苦手な人、シンプルなことやものが好きな人にもおすすめの1冊だと思う。