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【神アニメ】超おすすめのくっそ面白いアニメランキング。バトルからギャグ、ラブコメまで幅広くご紹介

おすすめ映画、ドラマ、アニメ紹介

今回はアニメランキングです。

以前、全ジャンルのマンガをまとめたランキングで大変たくさんの反響を頂きましたので、今回はアニメも思い切ってまとめてみました。


アニメも漫画と同じぐらいめちゃくちゃ多くの作品を見てきたので超大作となりました。
本当にアニメが好きで、気づいたら作画を見ただけで、ノイタミナなのか、PAWORKSなのか、京都アニメーションなのか分かるようになりました笑


話題を戻しますが、アニメというと映画や漫画以上に展開が多種多様ですね。
劇場公開アニメもあれば2クール以上の長期放映作品もあります。

というわけでいっそ制約を設けずに、古くは80年代~現在放映中の2017年冬アニメも候補として考えたおすすめランキングにしてみました。
幅広い作品を扱ったために2015年~2016年といった最近の作品を期待される方には物足りないかもしれません。
ですがその分
「あーあったあった!あれ好きだった!」
「聞いたことはあったけどそんな内容だったの!?」
といった観ないでいるには勿体ない!そんな作品を多めにピックアップしたつもりです。

ジャンルに関してもバトルもの、恋愛ラブコメなど男子向き女子向き関係無しにしています。
舞台、設定も2クールで春夏秋冬の季節が1周する作品、作中で400万年が経過するもあれば作中時間でいえば数日の作品など様々です。

ランキングがきっかけになって自分だけの「神アニメ」と出会えるきっかけになれば幸いです。

89位 とらドラ!


ラノベ原作の作品って何から手を付けるのが一番いいのでしょうか?
原作のライトノベル、アニメ版、コミカライズ版のたいてい3種類が存在していますが、ここで断言します。
ラノベ原作作品は絶対にアニメから手を出すべきです。

人気作は長編になってしまうことも多く、これから読もうとしても全10冊の原作を読むとなると…と手が出しづらいことが多々あります。
ではコミカライズ版はどうかと言うとこちらもオススメしにくいです。
というのもたいていラノベ原作の漫画は「月刊誌」に掲載されるからです。

どういうことかと言うとアニメ1話分がコミック1話分だとして
『1か月でアニメが5話放映される間に漫画版は1話しか進まない』ため一気に読めないのです。
というわけでこの『とらドラ!』もラノベ原作アニメなのでアニメから見るのがおすすめです。

内容でいえば絵柄のタッチやオープニング曲などの印象から、最初の印象はいかにもオタクっぽい、萌え萌え系の要素が強いアニメかと思いきや、恋愛、友情、家族愛と、意外と深い内容のアニメで、見ていて泣けるシーンも沢山あり、イメージとのギャップがまた良かったです。

主人公が顔は怖いが、実はとても優しく、またヒロインも一見かなり気が強くて怖いイメージだが、実はとても純粋で、友達思いなところなど、この2人の恋愛の展開に毎回ドキドキさせられながら、あっという間に最終話まで見てしまいました。

88位 おぼっちゃまくん

このアニメは田園調布学園に通う超お金持ち・おぼっちゃまくんの日常が描かれたお下劣ギャクアニメです。
そのためにウンコなどの小学生が喜ぶようなお下劣な表現も多く、現実にある可能性が文字通りゼロ%の話です。
しかし、主人公のおぼっちゃまくんは金を無駄遣いするだけの下品でイヤなやつではなく、非常にスケールの大きな小学生の男子としてアニメでは生き生きとして描かれています。

87位 ハイスクール!奇面組

なんと言っても個性あふれた登場人物がとても面白いです。
登場人物の名前のほとんどが語呂合わせで、その組み合わせと個性的な顔はインパクト抜群。
ヒロインの河川唯(かわ ゆい)ちゃんが名前通り本当に可愛いくて大好きな炭酸水を歌いながら飲んだり、宇留千絵(うるちえ)ちゃんは名前通りうるさい感じだけど、豪快なおっちょこちょさがとても可愛い。
とにかく一人一人のキャラクターが濃くて、さらに濃い奇面組とそれぞれの回のキャラクターとの絡みが抜群。
「うしろゆびさされ組の卒業式ジャック」という回では、なんとうしろゆびさされ組自身が本人役でゲスト出演というサプライズも!
各回それぞれ面白かったけど、最終話の夢落ちが衝撃的でした。

86位 ワンパンマン

どんなに強い敵でもワンパンで倒してしまうので「ワンパンマン」。
意外なことにそういった「文句なしの最強キャラ」「苦戦させた敵すら作中未登場」「基本一撃で勝負が決まる(大抵は殴殺)」アニメはこれまでなく、主人公は実は最強クラスなんだけどまだ力に目覚めていないとかそういうのが多かったと思います。

そんな中でいうなれば「お話にならない」はずの一撃で敵を倒してしまうほどの最強主人公が活躍する作品は非常に珍しいです。
しかも主人公であるサイタマ(ハゲマント)は強くなり過ぎた故に敵と遭遇しても決して焦ったりすることもなく、スーパーの特売のことを考えていたり、やっと遭遇した苦戦する強敵も夢オチだったりとどこか気の抜けたキャラクターとしてのんびり、でも本気の趣味としてヒーロー活動をしています。

その強さ故に周りからは何が起こったのかわからないうちに決着がつき、いいとこ取りのインチキヒーロー呼ばわりまでされる始末。
ドラゴンボールで言うなら敵も含めて周り全員ミスターサタン以下の戦闘力の中、悟空だけが強さ据え置き、という状況といったらいいのでしょうか。
元々web上で作者のone氏が掲載していた漫画が人気を博して「アイシールド21」等で知られる村田雄介によってコミカライズ、そしてテレビアニメ化、とされていきました。

原作が漫画の作品のアニメ化というとたいてい焼き増しや原作改悪、誰も得しないオリジナルエピソードなどで私たちはよくうんざりするものですが、(言い方は悪いですが)ONE氏のもともとの漫画はハッキリ言って凄く面白い!最高!(…なんだけど画力が…)という感じなのでどうあがいてもアニメ化したことでビジュアルは一気にシュッとするわけです。
という意味で原作読んだ上でも絶対楽しめることがある意味保障された珍しいタイプのアニメともいうことが出来ると思います。


85位 天地無用!GXP


原作無しのアニメシリーズとして1992年のOVA「天地無用!魎皇鬼」からスタートした作品です。
本作は2002年に全26話で制作された外伝にあたります。
主人公の山田西南が超不幸!何をしても上手くいかず、自転車で移動するだけで大怪我をしてしまう不幸体質です。
しかし、この主人公は女性にモテてモテまくります。

主人公が不幸であるがゆへに、突然やってきた美女から警察学校のGPアカデミーに入学させられたり、多くの宇宙海賊から狙われたり、勝手にライバル視してきた男性教官に目の敵にされたりと不幸続きです。
この不幸体質を逆手にとって、滅多に見つけることが出来ない宇宙海賊に次々と遭遇していく主人公ですが、最初はどうしようも無い少年だったものの回を追うごとに逞しくなっていくといころがとても面白いです。

84位 進撃の巨人


諫山創原作の巨人と人類の闘いを描いた漫画をアニメ化した作品です。
話の大筋は原作に沿ったものですが、本作品の魅力はなんといっても「キャラが動く」ということでしょう。
本作品に携わったアニメーターは作画兵団とネットでは呼称されており、とにかく「動き」が凄いです。
本作品には立体機動装置という人類が巨人と闘うためにワイヤーで移動する装備がでてくるのですが、その「動き」を表現するために大量の作画枚数が使われています。

また、後半では巨人同士の闘いも描かれているのですが、そこでも迫力ある格闘戦が堪能できます。

原作の漫画には巨人の謎をはじめとする謎解きストーリーが人を惹きつける要素となっていますが、本作品はそれに加えてハイクオリティな「動き」も楽しむことができます。

83位 バジリスク甲賀忍法帳


2005年にGONZOによって作成された山田風太郎原作「甲賀忍法帖」が元になっているアニメです。
甲賀と伊賀の忍者が一族の繁栄をかけて殺しあうシンプルなストーリーですがその中に奥深い人間描写が詰まっています。

殺し合いなので基本的には恨みや憎しみ怒り等といったマイナスなオーラが溢れています。そのような絶望的な状況の中で各々が大切にしている物(基本的に愛ですが)を求めて戦います。

また、各忍者のキャラクターが非常に魅力的で多種多様性があり、バジリスクの特筆すべき点でもあります。

特に主人公でもある甲賀弦之介は今まで視聴してきたアニメの中でもなかなか生き様が素敵極まりない男性キャラクターです。
世の男が憧れるポイントを全て兼ね備えています、このキャラを知れるだけでも見る価値があると思うぐらいです。

82位 境界の彼方


京アニによるこのアニメのキャラクターは男女問わず魅力的でした。
野暮ったいメガネのピンク髪ドジッ子少女・栗山未来、メガネ愛が爆発する残念系半妖男子・神原秋人、毒舌系口上美形女子・名瀬美月、病的シスコンスタイリッシュお兄様・名瀬博臣、等個性豊かな文芸部の掛け合いが面白い作品です。

神原以外は異界士で妖夢退治を生業としていて、クライマックスに向けてシリアスになっていきますが、そこに至るまでの妖夢と異界士の葛藤の傍らで、神原のわきの下で暖をとる博臣や、性癖についてディベートし合うといった掛け合いに笑えますし、妹である美月は神原があたかも美月に好意を持っているような言い回しで辛辣な言葉を並べて彼を弄る部分もテンポが良く面白いです。

神原栗山コンビニついては互いに孤独を抱えているからこそ分かり合える部分が多く、初めこそ追うものと追われるものといった状態でしたが、近くで同じ時間を過ごすことにより孤独や葛藤をお互いに埋めあえる仲になっている部分にはトキメキを感じつつも切なさを覚えて、クライマックスでは涙を堪えきれませんでした。

81位 ばらかもん


「ザ・癒しアニメ」。
登場人物が全員個性的ですがいい人ばかりで、人と関わっていくうちに主人公が人間らしく成長していく姿を素直に応援していけるところが好きです。
あとは何と言っても子どもたちが可愛すぎる!

小さな子どもたちは子役の子たちが声をあてているので、可愛い声で島のなまりで喋るのを聴いているだけでもほのぼのして癒やされます。

島の自然の風景や時間がゆっくり流れるところも素晴らしく、観ていてストレスがなく笑えて元気になれるところもおすすめです。

80位 サムライトルーパー


変身するのが日本の鎧をモチーフにした、戦闘服で和風なカッコイイ鎧が大好きでした。里見八犬伝にもなぞらえていて、それぞれ文字の入った球を持っている人たちが仲間となって、敵と戦うという設定。
持っている武器も、日本古来のものが多くてそれぞれが名手で戦う様もとてもカッコ良かったです。変身シーンも和風で反物が巻き上がったり、桜が舞い散ったりと、本当に純和風な感じとキャラクターの男の子たちもとても個性的で、それでいて日本男児の真面目さが前面に出ていて、とても大好きな作品でした。

79位 おそ松さん


このタイトルを聞いて「あれ?おそ松くんじゃないの?」と思う方の方が多いかもしれません。
それもそのはずこのアニメはかの国民的アニメ「おそ松くん」が大人になったら!?といういわば平成版おそ松くんなのです。
面白いのはこの日本一有名な六つ子たちはただの大人ではないのです。

彼らは揃いも揃って仕事をせず実家で親のすねをかじる日々、たまに外に出れば競馬やパチンコに明け暮れ、夜になると居酒屋でくだをまく「ニート」なのです。
そして彼らの強すぎる個性も見どころの一つ。

長男は一番平凡に見えて外道、次男はイタい男前、三男はアイドルの追っかけをするキモオタ、四男は中二病、五男はおバカな野球マニア、六男はあざといぶりっ子、みんな同じ顔なのにここまで個性があるのは見事です。
ストーリーは特になく、彼らの日常をそれはもうひどく描いていたり、時々すごく今どきのイケメンになったり、最初は六つ子の見分けもつかずわけがわからないかもしれませんが、見れば見るほどこの六つ子にハマっていくかもしれません。

78位 Occultic;Nine オカルティック・ナイン


『STEINS;GATE』や『ROBOTICS;NOTES』等に代表される科学アドベンチャーシリーズの生みの親志倉千代丸氏の手がけたライトノベルのアニメ化です。

オカルティックと最初に付くだけあってのっけからオカルト的ですが、なんといっても素晴らしいのが一気に伏線を回収してくれるところです。

それまで巷で起こっているオカルティックな事件に、自身の運営するまとめサイト「キリキリバサラ」で突っ込みを入れていくだけの人間だった主人公が、あることをきっかけにオカルティックなできごとの当事者になっていきます。

その得体の知れない恐怖や黒幕の存在が後半から一気に明かされていくのは痛快です。

伏線を回収せずもやもやが残るアニメが多い中、最後はこういうことだったのかと納得できましたし、一度最初から見返してみたくなりました。
志倉千代丸氏、科学アドベンチャーの名前は伊達ではありませんでした。

77位 Fate/stay night(2006)


所謂「セイバールート」のアニメ化作品です。

2006年に放映された「ひぐらしのなく頃に」「びんちょうタン」等で有名なスタジオディーンに
よるバトルもので同タイトルのゲームと基本同じストーリー、キャストでどんな願いも叶える聖杯を巡り、魔術師たちが神話や歴史の英雄の霊を召喚し殺し合うダークな雰囲気をまとったアニメです。

この作品は主人公が召喚した英雄の霊と共に戦いながら、いつしか恋愛関係を深めていく過程が描かれ、ダークな雰囲気の中に甘い雰囲気をもたらしてくれます。

あと、敵対する側のそれぞれの心情も描かれ、主人公以外の者にも感情移入させられます。

76位 りぜるまいん


釘宮理恵さんの出世作です。
このアニメから釘宮さんの声にハマったという方も多いと思われます。

内容についてはある日普通の中学生である岩城友紀が帰宅すると国家権力により謎の少女りぜると無理矢理結婚させられるという突拍子もないドタバタラブコメですが、後々その理由が明かされるという展開が用意されており、最後まで視聴すると思いの外しっかりとしたラブストーリーだったことに感動するという不思議なアニメです。

何と言ってもりぜるがかわいいですし、作画や声優さんの演技もクオリティが高く、1話15分程度のショートアニメなので、テンポが良く退屈しません。ちょっとエッチな展開もありますが、抵抗がなければ是非見ていていただきたいです。

75位 地獄少女


強い恨みの念を持った者が、深夜0時に地獄通信なるサイトに怨みを晴らしたい人物の名前を書き込みアクセスできると、地獄少女こと閻魔あいが現れて首に赤い糸を巻いたわら人形を手渡します。

本当に怨みを晴らしたければ、その赤い糸をとけば怨みの相手は地獄へ流されます。ただし、その代償として怨みを晴らした人物も地獄へ流されるというストーリーです。
中には理不尽な怨みで地獄へ流される場合もありますが、大抵は法で対処できない怨みが晴らされスッキリします。

74位 結城優奈は勇者である


2014年に放映された1クールSFアニメです。
女子中学生5人組が所属の「人々のためになることを勇んで実施する」をスローガンとした勇者部によるほのぼのアニメ!と思いきや終わりを告げる日常、右も左もわからない中戦場に放り込まれる主人公。
訳も分からず”勇者”になり凶悪な敵と人類を守るために戦います。
勇者へと変身するシーンや戦闘の場面では世界観にあった重厚な音楽が流れ否応なしに盛り上がり熱くなれます。

5人の少女たちの武器、攻撃パターンも様々でどう展開されていくのかが分からずグイグイ物語に引き込まれていきます。
戦闘後感じる異変、違和感。少女たちに訪れる衝撃の事実は涙なしに観れないです。

戦闘パートの合間にある日常パートは演出がとてもよく少女たちの結末を見守らないといけない使命感に襲われます。

73位 殺し屋イチ


漫画の殺し屋イチも面白かったですがアニメ版も冒頭から最後まで興奮しっぱなしでした。

山本英夫さん作の漫画で究極のSである雇われ殺し屋のイチと、究極のMであるヤクザの垣原のサイコサスペンス/ヒューマンドラマとなっています。
最後まで読まれた方は、ラブストーリーと捉える方もいるかもしれません。

アニメ版は、漫画のストーリーの前日譚であり、イチがなぜ殺し屋になったか、その壮絶な過去を描いています。

基本的にえげつないほどに人間の心理に踏み込んだ描写や、目を背けたくなる表現が多いのが山本英夫さんの作品の特徴ですが、イチのアニメ版も同様、胸に突き刺さり鮮明にまぶたの裏に残るような映像が繰り返されます。
それでいて、ロジックがしっかりしていて、哲学的で考えさせられる上に、ちゃんとエンターテイメントでもあるのです。
また、何度でも観たくなる作品です。

72位 ブラックジャック


手塚治虫の作品さ生命の尊さをメッセージに込めているものが多いですが、ブラックジャックはその中でも一際ドラマ性を帯びていて、しかも大衆性も帯びていてお気に入りの一つである大好きな作品です。
特に、2000年代に放送されたアニメ版ブラックジャックは、漫画の世界観を崩さず、その上で子供達も入りやすい絵柄やストーリーにテコ入れすることで、より一層作品として入りやすいものとなっていました。

ブラックジャックは完璧な外科医のテクニックを持ちたくさんの人を救う究極の無免許医ですが、実はよく見るととても人間臭く、いつも苦悩しているんです。

ピノコという女の子とある理由で一緒に暮らすことになりますが、ピノコに振り回され叱りながらも愛情を示すその姿はまさに父親で、父性を持ちつつも共感できる人間性のブラックジャックを中心とした人間ドラマというのが実はメインの魅力なんじゃないかと思います。

声優が、メタルギアソリッドでおなじみの大塚明夫さんのダンディボイスなのもポイント高し。

71位 ふらいんぐうぃっち


独特の柔らかく優しい雰囲気がある日常ものです。

現代に溶け込んだ魔女達の日常を軸に、スローペースで話が進んでいくのでまったり楽しめます。
空飛ぶクジラに乗るファンタジックな話からホットケーキを焼く日常の話まで、
落差が激しいようにみえますが、不思議と一つの作品として纏まっています。

大げさなアクションシーンは少ない代わりに、細かい動作の作画が非常に凝っていて素晴らしい。
会話シーンでも絶えず動きが有り、飽きさせません。

合間に挟まれる女の子の肢体は、脱いでも無いのに艶めかしい。
アニメーターの本気を感じます(笑)

70位 宇宙兄弟


幼いころ、宇宙飛行士になろうとともに誓い合った兄弟の成長を軸に努力を積み重ね、夢をかなえていく過程を描いた名作です。
主人公は兄・難波六太。六太の弟、日々人は夢をかなえて宇宙飛行士となり、華々しくデビューするところから物語が始まります。六太は夢はあきらめ会社員になっていましたが、弟を馬鹿にする会社の上司を殴ってしまい、首になり落ち込む日々でした。

そこに日々人がこっそり送っていたJAXAの宇宙飛行士選抜試験の書類選考合格通知が送られてきます。葛藤の末、六太は再び宇宙飛行士を目指します。
試験の過程でも、それ以後も、六太はさまざまな人間に出会いますが、みなキャラクター設定がよく練られ、背負っている過去や思いに触れるとみんな応援したくなります。
順風満帆に来ていた弟が人生に躓いたり、はらはらして目の離せない展開が続きます。

成長や人間模様に主軸が置かれた話ですが、六太の性格もあって、説教臭くなく妙な重さはありません。深刻になるシーンはありますが。
またほんわりした恋模様はスパイス程度にでてきますが、へんにどろどろべたべたした恋愛要素がないのもとてもいいです。

テンポはあまりよくないですが、そのぶん描写が丁寧です。
子どもでも大人でも楽しめる名作だと思います。

69位 東京マグニチュード8.0


2009年に放映されたフジテレビノイタミナ枠の2作目で災害をテーマに作られた作品です。
震災が一つの大きな題材となっていますが「家族の温かみ」「家族の大切さ」を味わえるとても奥深い作品だと思います。

軽い反抗期を迎えているどこにでもいそうな感情移入しやすい中学生女子が主人公で弟の付き添いを押し付けられ嫌々出かけた先で大地震が起きてしまい交通手段のマヒした東京で大きな余震におびえながら姉弟で家に帰る物語です。

様々な障害、出会い、そして別れをを経験した姉弟を追っていくと自然と涙が零れてしまいます。

68位 弱虫ペダル

オタクの坂道くんが自転車の才能で、仲間とどんどんと成長していく所が好きです。

主人公だけでなく周りのキャラクターも個性豊かで魅力があり、必ず自分のお気に入りのキャラクターができます。
仲間のロードレースに対する思いや優勝への執着心など、どれも心に染みます。


仲間を信じられる心の強さや、仲間の為に頑張る強さなども描かれているのが好きです。
自分の目標に向かって努力している姿にとても励まされ、自分自身を見直すきっかけを与えてくれます。

67位 Re:ゼロから始める異世界生活


小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されており、2016年にアニメ化された作品です。
小説サイトからアニメ化された作品は珍しいのではないでしょうか。

アニメのタイトル同様、高校生の男子がファンタジー風な異世界に召喚されるという作品です。
異世界召喚モノはアニメに限らずラノベや漫画等で最近多く聞きますが、これは別格。

とにかく主人公が死ぬ!死にまくる!

だからといって別にグロかったりするわけじゃありません。
ただ、ほのぼのとした感動的場面であったとしても、一気にシリアスな場面にかわる。
ダラダラとゆっくり進む部分がなく、サクサク進んでいくのも見やすいです。

なにより場面ごとに変わる音楽が素晴らしいです!監督も音楽にはかなりこだわったとおっしゃっていたそうです。
1話ごとの最後からエンディングに入っていく流れが完璧です。

66位 ドラゴンボール / ドラゴンボールZ


戦闘漫画において光線技をメジャーにしたのは、間違いなくドラゴンボールだと思います。
そしてやはりアニメ版だと野沢雅子や田中真弓といった声優による演技、独特の効果音、緊迫感あふれるBGM、そしてド派手な技のぶつかり合いといったところが楽しめます。
構えを取りながらエネルギーを貯めて放つ「かめはめ波」、「クリリンのことかー!」など誰もが聞いたことのあるフレーズも印象的。

数多くの個性的な悪役も中尾隆聖や若本規夫らの手によって魅力的に恐ろしく演じられていて、単なる悪役にはとどまらないインパクトを持って今なお記憶に残っています。
現在は続編にあたるドラゴンボール超が放送されていて、まさに知らない世代のいないアニメと言えるでしょう。

ただ当時放映されてドラゴンボックス(DVDボックス)に収録されたりしているバージョンは引き伸ばしがあまりにも露骨なのでかなりじれったいかもしれません。

65位 NARUTO


中忍試験編の超作画が有名になってしまっているアニメ版ですが、普通にアニメとして完成度高いと思います。
BGMも和風テイストと壮大さが組み合わさった感じで忍者の活躍する世界観に非常にマッチしていると思います。

終盤になるにつれて忍術の規模が「遠くに見える山が消し飛ぶ」「時空間を飛び越えて瞬間移動をしているような超スピードで動く」等よく分からないことになってきているのでアニメ版は「結局あの時どうやって敵倒してたの?」という疑問に対する答えが得られるかもしれません。

64位 響け!ユーフォニアム


このアニメは吹奏楽部の高校生が全国大会を目指して奮闘するアニメです。その物語の中では、家族との確執、吹奏楽部の顧問でもある教師に恋愛感情を抱いてしまう生徒がいたりと吹奏楽の部分だけでなくいろんなおもしろポイントがあります。

とにかくキャラクターが全員かわいい!そして青春時代のキラキラした輝きを思い出させてくれる、そんなアニメです。
吹奏楽部が全国大会を目指す中で、様々な葛藤、誤解、和解といった人間ドラマを繰り広げていきます。周りの先輩、同級生、顧問の先生…たくさんのキャラクターが登場しますが、みんなどこか昔の自分に当てはまるようなナイーブな部分をもっています。

ただかわいいというだけでなく、そこに眩しい希望があるのが魅力的なアニメだと思います。作画もとても丁寧に描かれていて、キャラクターや楽器のみずみずしさが繊細に描かれています。

63位 スクラップド・プリンセス


通称「棄てプリ」。WOWOWで放映されたラノベ原作のアニメです。
血の繋がりを越えた兄妹愛が魅力です。

「お兄ちゃん大好き!」という「お前その愛はどこから来てんだ?あ?なんでそんな冴えない兄貴を好きなんだ?お前の自分はどこにある?お?」とツッコミたくなる無条件に兄を好きな『都合のいい』妹キャラではなく、身体を張り心を砕きながら支え合うカスール姉兄妹の家族愛がとても温かい王道ファンタジーです。
長女は母性的で優しくも魔法マニア、長男は凄腕の剣士だけどじじくさい面倒臭がり。

そして末っ子の妹は我が儘で高飛車だけど根は心優しく、世界を滅ぼすと予言された猛毒の王女…とキャラクターもそれぞれ個性的です。
旅先で出会うキャラクターたちも皆一癖も二癖もあり、彼らの旅から最後まで目が離せなくなります。

細かいところを言うと、ほぼ毎話何かしら食事シーンがあるのでそのメニューを見るのも醍醐味のひとつだと思います。

62位 魔女の宅急便


少女から大人へと成長していく姿を上手く描いてるところが好きで何度も見てしまいます。まどあどけなさが残る少女が親元から巣立って知らない街で独立する。
ごくありふれた設定に思えますが、黒猫のジジの可愛さやパン屋さんの夫婦の優しさ、トンボとの交流などすごく癒されますし、魔女として一人前になるためどんな小さな仕事でも一生懸命こなすジジが健気で、ときには雨に濡れたり、カラスに襲われたりしながら依頼主の元に品物を届ける姿に胸を打たれます。
最後のトンボを助けるためにみせた勇気はほんとうに感動ものです。

また、キキが暮らす街の美しさにも思わず目を奪われてしまいます。
主人公のキキと黒猫のジジが、見知らぬ街で色んな人達と関わり成長していくストーリーが見所です。
舞台になる街もスウェーデンのストックホルムなどをモデルにしているので、とてもおしゃれで毎回見るたびに訪れたくなります。

キキの実家やキキがお世話になるパン屋などもドアや窓、小道具ひとつひとつもこだわっていて、ストーリーを楽しむと同時に映像も楽しめると思います。温かい気持ちにさせてくれるアニメなので、癒されたい人におススメです。

61位 機動戦艦ナデシコ


1996年に全26話で放映されたSFロボットラブコメアニメです。

当時放映時期も近く比較対象になっていた作品に「新世紀エヴァンゲリオン」があり、90年代のアニメの中ではやや存在感が薄かったものの、SFロボモノかと思いきやラブコメ…と見せかけたやっぱりSFロボアニメ、という濃厚で綿密な設定などによりファンも多数。

主人公アキトがハマっていた劇中ロボットアニメ『ゲキ・ガンガー3』がストーリーのキーになっていますが、それを見ている自分がどちらの作品にもハマっているという構図が新鮮で、すごく面白いと思いました。

ゲキ・ガンガー3には主題歌まであって、今でも歌うことが出来るくらいに作品に関わってきます。
「どんなに性格に難があろうと能力が一流なら登用」という主要キャラクターたちも、突き抜けて明るい艦長ユリカの真っ直ぐなアキトへの気持ちとか、ルリルリの「バカばっか」の口癖にナレーション部分のテンションの低さとか、みんな振りきっていてとっても魅力的でした。

60位 AngelBeats !


総合バランスの良さ、そして「泣きゲ―」で知られる麻枝准によるシナリオが最高!
私の個人的な考えですが、ストーリー中のアップダウンの激しさがあればあるほど、その作品の面白さが伝わってくると考えています。

Angel Beats!では仲間たちの会話のやり取りによるギャグやテンポの良さがありつつ、そして死後の世界という設定の中にある人生について考えさせられる作品です。
学園アニメであることもあり、自分もこんなバカ騒ぎあり、涙ありの生活をしてみたかったな…と考えてしまいます。

よくシナリオや作画に注目していますが、物語中に出てくるロックバンド「Girls Dead Monster」における演奏シーンでは
細部まで演奏している動作を表現しており素晴らしいと思います。
よく演奏シーンをスキップや簡略化していることが多い今日の音楽系アニメですが、こちらはその部分もカバーしていることが素晴らしいと思います。

アニメが終わり、まだまだ語られていない部分も多いですが、現時点までに語られていない部分は漫画、ゲーム等で知ることもできます。

59位 夏目友人帳


子供のころから普通の人には見えないものが見えてしまう青年が主人公の物語。
幼年期に両親をなくして親戚の家で暮らす青年ですが、彼はいわゆる霊能者で地縛霊などが見えています。
彼の祖母も同じ体質だったらしく、お化けが見えていました。

その祖母は、出会ったお化けたちに喧嘩を挑み負けたらお化けの名前をノートに書かせ自分の家来として使えるように約束させており、そのノートの名前がタイトルになっている「夏目友人帳」です。
主人公の青年は、ある時、神社で出会った化け猫と一緒にその友人帳に書かれたお化けたちに名前を返し、家来になる約束をなかったことにする日々を送ることに。

他の人には見えないものが見えてしまう主人公の悩み方がとてもユニークで楽しいです。主人公の成長とともに嫌っていたお化けたちと仲良くなったり、お化けの気持ちが理解できるようになったりと、非常にハートフルな物語でもあります。

58位 PSYCHO-PASS サイコパス


犯罪者の行動を事前に感知するシビュラシステムという一見完璧なシステムのはずのスキをついて起こる数々の事件に対処するメンバーたちが非常にカッコいいです。
さらに素晴らしいのは非常に綿密な脚本と世界観の設定です。

ストーリーの中で哲学者や社会思想に関するセリフがいくつも出てきて、聞いたことはあるけど…という用語(ジェレミーベンサムの「最大多数の最大幸福」など)が、ああ、こういうことだったのかとアニメを観るうちにわかってくるという構成の素晴らしさには驚嘆するしかありません。

さらにシビュラシステムが理想とする世界にも功罪があり、一口で白か黒かと割り切れない問題を突きつけられ、アニメを観ながら色々と社会のあり方について考えされられたり議論したりするきっかけになるテーマがいくつも含まれています。

キャラクターのカッコよさにも惹かれますがその複雑なストーリーとその中にあるテーマに着目し、色々と考えるきっかけとなるアニメになっています。

57位 氷菓


とにかく絵のタッチが綺麗でおお・・!!と圧巻させられるような描写の濃密さが魅力的な作品です。
キャラクターのキャラも現実にいそうでいないキャラであり性格や人柄などこと細かく作られておりとても面白いと思いました。

また、キャラクターの表情一つ一つがはっきりしておりキャラクターは今こんな感情なのだなと思える点もお勧めです。
第一話の主人公2人が出会うシーンは世界観がすごいと思えるので見てほしいお勧めポイントです。

2012年に放映された京都アニメーション作成の2クールアニメです。
「満願」でミステリ3冠を獲得した米澤穂信の古典部シリーズが原作のこのアニメは日常の謎をテーマにしたミステリアニメです。
「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーに灰色の高校生活をおくる主人公、折木奉太郎はお嬢様、千反田えると出会い、彼女の「私気になります」の一言で高校生活は変わっていきます。

このほろ苦くてほろ甘い青春ストーリーに病みつきになります。
魅力的なキャラクター達がりなす青春群像劇、こんな高校生活を送りたかった…。

56位 ユーリ!!! on ICE


珍しいフィギュアスケートアニメで、原作のないオリジナルアニメ作品です。
フィギュアスケートに興味がなくても、ルールなどフィギュアスケートについての詳しい解説もあったりするので良く理解出来ます。
アニメの中で選手が滑る曲であったり、振り付けであったりと、1つ1つのプログラムがとても完成されていて美しいです。

アニメの中に登場するスケーターやコーチなどは、実在の人物をモデルにしていたりするので好きな選手などがいれば凄く見応えがあります。
自分に自信が無い主人公、自分の滑った動画がきっかけで憧れていた人がコーチになる。まあアニメですから、突飛な展開も楽しむものとして、そこから二人の信頼関係が築き上げられ、お互いがお互いを尊重しあい、選手として、コーチとして少しずつ成長していく2人に目が離せません。

主人公が出した今年のテーマ「愛」その捉え方は家族、友人、師弟、恋人いろいろな見方がありますが、一概にこれだ!と決められないもどかしい感じも大好きです。

55位 妄想代理人


人間の暗い部分を描いた作品という意味では「笑うせぇるすまん」といったような作品に少し似てるかも知れません。
直接的な描写や不気味な物は出てこなくてもかなり怖いです。

絵柄は写実タイプで凄く綺麗なのですがそれがさらに不気味さを煽っていてこのアニメの魅力に繋がっていると思います。
綺麗な悪夢みたいな感じで中毒性もありますし、考えさせられるような所もあるかも知れません。

暫く余韻が残ってしまうような強烈なアニメだと思います。

54位 ガンダムGのレコンギスタ


2014年に製作された富野由悠季監督による作品です。

ガンダムシリーズの中では26話と短めですが、地球の二勢力と月の勢力、金星の勢力と4つもの勢力が入り混じって闘うためストーリーの勢いがすさまじいものとなっています。

宇宙で人が暮らすとはどういうことかというのを見直したメカ設定や、初めてメカデザインに挑んだデザイナーによるモビルスーツのデザインも面白く、毎回入る戦闘シーンの迫力には圧倒されっぱなしでした。

主人公の行動が世界のパワーバランスを握っているシーンが多くなっているところも見どころです。

53位 ALL OUT!!


ラグビーワールドカップで日本代表が活躍したことで、ラグビーブームが起こり、今まで興味がなかった人もラグビーに関心を持つようになったことがこのアニメの企画が立ち上がり、ヒットしている要因だと思います。

ALL OUTでは主人公がラグビー知識ゼロの初心者の状態から高校ラグビー部に入部し、成長していくストーリーなので主人公と共にポジション、ルールなどを学んでいけるのがおもしろいポイントになっています。
そんな中でも一番好きなキャラクターは主人公でもなく主将の赤山です!

男らしくてカッコいいです。高校生で赤髪は現実的にあり得ないですが男が惚れる男です!

52位 ラブライブ!


廃校の危機から学校を救うために結成された9人のスクールアイドルによる、涙あり笑いありの青春ストーリーです。
最初はアイドルになることに消極的だったメンバーもだんだん心を開いていって、9人の心が一つになっていくところが最大の見どころです。
キャラ設定が細かく、個性も豊かなので推しのキャラ回でなくても毎回楽しむことができます。

挿入歌も名曲ぞろいで、アニメ自体だけでなく曲も多くの人に愛されています。
メンバーの心情とうまくマッチする歌詞は、心を打つこと間違いなしです!!
ガルパンといい廃校を阻止するアニメはヒットする法則でもあるんでしょうか。

51位 スクールランブル


2000年代後半以降の女の子学園モノブームの走りだと思いますが、
まず私は少年マガジンで連載されていた漫画の虜になりました。
テンポが早く背伸びしていない真っ直ぐな世界観、色々なタイプの魅力的な女性キャラクターに、アクの強い男キャラたち、そして荒唐無稽なギャグの嵐。
それでいて、どこか品性も持ち合わせた漫画でした。

アニメ版も、漫画版をただ動かしたかのように再現しているような作品で、作品内のテンポ感、平和感、女性キャラクターの可憐な可愛さ(クラスのマドンナというより、身近に思える可愛さ)、どれをとっても癒しをもらえる、それでいて学生時代の歯がゆいちょっと切なくなる感じもふんだんにあり観ていてとても楽しくなる作品です。

50位 ViVid Strike!


「魔法少女リリカルなのは」シリーズのスピンオフ作品で、原作・脚本を都築真紀が担当しています。

フーカ・レヴェントンとリンネ・ベルリネッタという二人の少女の戦いと、心の蟠りが解けるまでを描くことにポイントが絞られていて見ごたえ抜群です。
なんといっても特筆すべきは女の子同士の激しすぎる戦いで、殴る蹴るで骨が砕けたり歯が折れたり流血したりします。

古臭さ、泥臭さを感じる世界観でありますが丁寧に描かれているので、若い人たちもすんなり入っていけるでしょう。
スピンオフ作品にありがちな前作を見ていないと話が分からないということもなく、ここをきっかけに10年を超えるシリーズの沼にどっぷりハマるのもいいかもしれません。

49位 血界戦線


新聞記者になることを夢に見ていた主人公が技名を叫んでから殴るを信条としたライブラに巻き込まれ、世界の均衡を守るためにニューヨーク改め、異世界人と共生しているヘルサレムズ・ロットで巻き起こす珍道中を描いたアニメです。

人間と異界人という種族を超えた交流や友情を描いた話、素晴らしい兄弟愛では最後めちゃくちゃ泣きました。

オープニングはとてもかっこよく、エンディングはどのキャラもコミカルで可愛く、戦いのシーンでは普段がどんなにクズキャラでもかっこよく描かれており、それを引き立てる音楽も大きな魅力です。


最終回が二ヶ月遅れ、しかし30分に収められなかったので46分ノーカットノーCMで放送するというスタッフの半端なものにはしたくないという熱意もとてもこのアニメには感じました。

48位 BACCANO! -バッカーノ-


BACCANO! -バッカーノ!-のタイトルで2007年に放映。
成田良悟が得意とする群像劇で、原作ですと1930年シリーズがアニメなりました。

禁酒法時代のアメリカを舞台に、不死の酒を巡って起こる出来事が色々な場所で起こります。

アニメでは不死の酒が何故できたか、そしてその酒を手に入れたいと思っている者と、それに巻き込まれ騒動が起こり、その騒動とは別の場所でもその酒に絡んだ過去を持つ者が電車をジャックし、とどんどん騒動が広がっていきます。

群像劇スタイルで全てのキャラの個性が特徴的で、モブキャラに見えるキャラも本当は話の中の重要人物だったりと、すべてのキャラに焦点を向けられます。
作中のBGMもにぎやかな話に相まって、疾走感のある流れで進んでいくのも魅力的です。

47位 ガン×ソード


主人公がただ復讐のために敵を追い続けるという珍しい話です。
痛快娯楽復讐劇というなんとも奇天烈なキャッチフレーズに惹かれ見たのですが、まさに痛快娯楽復讐劇という言葉が似合うアニメでした。

ロボットアニメなのですが、主人公にも超能力がありロボットアニメが苦手な方でも見やすいアニメではないかと思います。
また、伏線の回収が素晴らしいので一度見終わっても2周目でどことどこの組織が関係していたのか!という新しい発見があるのもおもしろいです。

46位 輪るピングドラム


少女革命ウテナ」で脚光をあびた幾原邦彦監督の『愛』がテーマの作品です。
「生存戦略ーーーー!!」という言葉とともに死んだはずの妹、高蔵陽毬が生き返ることから運命が廻り始めます。
陽毬はプリンセス・オブ・クリスタルというペンギン帽に宿る人物によって延命させられた、と告げられ命の代償として「ピングドラム」を手に入れることを要求されます。

陽毬の兄で双子の冠葉と晶馬は妹の命を救うため正体不明のピングドラムを探し始めますが…。
奔走する二人に謎の日記を持つ少女・荻野目苹果も加わり、「きっと何者にもなれない」少年少女による、ピングドラムをめぐる愛の物語をとくとご覧ください!

45位 交響詩篇エウレカセブン


主人公の自己肯定感の低さや成長期の葛藤が物語の多くをしめ、さらにロボットアニメーションということでエヴァンゲリオンと比較されやすい作品です。
確かによく似ている部分はあるけれど、主人公のレントンとエウレカの成長、一緒に旅をするゲッコーステイトと呼ばれるメンバー間の恋愛模様。
そしてなんといっても音楽が素晴らしいと思います。

特に私が好きなのは、大戦中にスーパーカーのstorywriterという曲がながれます。
そのアニメーションと音楽の使い方が、本当にすばらしいです。
そのシーンだけでこのアニメを神としたい理由のすべてといえます。

また一年という長いスパンで放送されていたため、オープニング、エンディング曲、挿入曲と合わせると複数曲になり、どれも本当に素晴らしいです。
全て見るとかなり長くなってしまいますが、ぜひ見てもらいたい作品です。

44位 ひだまりスケッチ


芸術を学ぶ女子高生が主人公の、ゆるふわ日常系アニメです。
アニメーション制作は「物語」シリーズなどで有名なシャフトです。

ストーリーは、頑張り屋だけど少し天然な主人公ゆのを中心とした学園生活ものです。
人間関係や日常生活でのちょっとした出来事が描かれます。

現役の学生は勿論、昔学生であった社会人にも共感できるシーンがきっとあるので、お勧めできる作品です。
登場人物とエピソードはやさしいもので構成されているため、あまりアニメを見ない方でも抵抗なく視聴できます。
また作品全体を通して終始、色合いは淡く、見ていて疲れることはありません。
一日の終わりや、疲れた時などでも、まったりと見ることができます。

43位 ARIA-The animation-


天野こずえ原作で癒しアニメの代名詞とも言える作品です。

毎回見つけていく「素敵」、その中に隠されているメッセージ性といい、ただただ見て癒されるだけのアニメではなく考えさせられることもあったりと様々な楽しみ方が出来る作品です。
アイちゃんとのメールのやり取りや、ケットシーとの絡みは、1歩1歩、キャラクター達が成長をしていく様を客観的に見ることができます。

色彩もがまた素晴らしく、ゴンドラが通った後の水しぶき、そして春になると色とりどりの花、といったように鮮やかに描かれていて心が洗われるようです。
音楽もまた素晴らしく、「Choro Club feat.Senoo」によってアニメ「ARIA」にはなくてはならない要素と言ってもいいと思います。

42位 TIGER&BUNNY


特殊能力を持つヒーローたちが街で暴れる悪人を捕まえたり事件を解決したりするストーリーです。
面白いのは登場キャラクターにそれぞれスポンサーが付いている、という設定。

放映前からスポンサー募集を行ったため「BANDAI」「牛角」「PEPSI」といったロゴの入ったヒーロースーツを身にまとったヒーローたちという独特の世界観を味わえます。
主人公だけでなく、敵含むメインキャラクターの全てが魅力的でオススメです。

昔は人気があったものの、今は落ち目のベテランヒーローであるワイルドタイガーと、彗星のように突如現れ、人気も実力も申し分ない新人ヒーローのバーナビー。
正反対な二人がバディを組むことになり、最初は互いに反目しあうも徐々に信頼が芽生えて相棒らしくなっていく…という話です。

洋画とかの相棒モノでよく見るパターンですが、2クールアニメなこともありじっくりと二人の信頼が構築されていく様子を追っていくことができます。

落ち目のヒーローが、自分より若さも人気も実力も上で生意気盛りの新人と組まされ、いいとこどりされることも多いけど決める時はしっかりキメる虎徹さんはこの作品を「カッコいいおっさんキャラアニメ」にもしてくれていると思います。

41位 天空のエスカフローネ

占いとロボットというあまり見ない組み合わせが斬新だと思いました。
主人公ひとみと異世界の少年バァンの恋愛もしっかり描かれていて毎週ドキドキしながら2人の恋を見ていました。

キャラクターも皆個性的・魅力的で、どのキャラクターにもそれぞれのストーリーがあり、敵味方に分かれてはいましたが最後にはどのキャラクターも愛しく感じられました。
そして菅野よう子さんの素晴らしい音楽が作品の魅力を後押ししていると思います。

この作品で初めてアニメの主役を演じた坂本真綾さんの可愛らしい声や初々しい演技もとても可愛かったです。

40位 雲のように風のように

1990年に放送された、酒見賢一のデビュー作『後宮小説』を原作とするテレビアニメです。まずイラストがジブリのようにかわいいです。主人公が活発で物怖じしないで魅力的。
そして、中国の壮大な歴史ロマンを感じられます。
全体的にコメディタッチで面白いのですが、最後はシリアスでほろりとされられます。

ラストに流れる主題歌も情感があってとてもいいです。
中国の文化などが好きな人には絶対オススメです。

中国に興味の無い人でも、中国を旅行してみたくなります。

39位 がっこうぐらし!


日常系ほのぼの学園アニメ!
優しい子!クール系!ちょっと頼りないお姉さんキャラ!マスコットの柴犬!

…だと思っていたら次第に雲行きが怪しくなり、友人は主要キャラが見ていた幻覚。
主要キャラがゾンビ化して殺される。

など残念!サバイバルホラーでした!
絵もかわいい感じで学園生活を描いたアニメだと思って油断してみていると、リアルなゾンビアニメに大変身。

学校生活を楽しんでいたはずなのにある日突然みんなの様子がおかしくなり、人が人を襲いだしてしまう。
その中の生き残りが学校内だけで生き残るのですが…。

ゾンビものの原点でもあるロメロによる『ゾンビ (dawn of the dead)』から始まる様々なゾンビ作品の中にはコメディ要素の強い『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ロンドンゾンビ紀行』、『ゾンビランド』といった作品もあれば全世界規模のゾンビ・パンデミックを描いた『ワールドウォーZ』のような作品もあります。
学園ゾンビものも『がっこうぐらし!』が初めて、というわけではなくアニメ『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』、ゾンビ化した子供を先生たちが叩きのめす映画『ゾンビ・スクール』などありますが、「日常とゾンビ」をここまで濃密に描いた作品は実際そうありません。

ゾンビ作品の魅力は「非日常感」にあることは確かですが、そんな中でリアルな「日常感」をブレンドすると極めてリアルな緊迫感とシニカルな笑いに繋がることは『ショーン』、大泉洋主演の『アイアムアヒーロー』で実証済みです。
そこからさらに「日常」を強く推し出した本作は単なる「美少女×日常×ゾンビ」という突飛な発想の産物として切り捨てるにはあまりにももったいない作品ではないでしょうか。
というわけで放映直前からサバイバルホラーであるとは隠蔽されてきて放映後非常に話題になったという話題性のあるアニメとしても、「ゾンビもの」の一種としても非常に見応えがあっておすすめです。

38位 カードキャプターさくら


CLAMP原作、NHK教育チャンネルで放映されていたアニメです。
この作品でアニメという深みにどっぷりハマってしまった人は少なくないはずです。

このランキングでは極力「おすすめできる」という視点から作品を選んでいるつもりでしたが、この作品に関しては「さくらちゃん可愛いから入れよう!」と即決してしまいました。
それほどまでに印象に残るキャラクターたちの造形、性格、人間関係等があまりにも魅力的すぎる作品なんです。

「なかよし」で連載されていた広義には魔法少女もの?に当たる作品だと思うのですが、「業の深い作品」「多くの大きなお友達を生んだ作品」「性癖のバーゲンセール」でもあって単純には説明できない作品でもあります。

あらすじとしては書庫にあった本から解放されてしまった魔法のカード「クロウカード」を主人公・木之元さくらが回収する、というもの。

しかし魔法少女もののお約束である変身が存在せず、その代わりに親友の作製したコスチュームで戦う、といった独特の設定や常にハイクオリティを維持し続けた作画、名曲揃いのOPEDなど、非常に「毎回の楽しみ」がたくさんあってとても見応えのあるアニメになっています。

37位 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。


登場人物が皆それぞれ個性豊かで魅力的です!仲良しだった6人の幼馴染が、物語のヒロインの突然の死によって徐々に離れ離れになってしまいます。

それから時が流れ、高校生となった主人公の前に、突如死んでしまったはずのヒロインが幽霊として現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれるのですが、その彼女の姿は主人公以外には見えないという設定です。

見ていて特に主人公に感情移入してしまいます。彼女の言う「お願い」も物語の後半で明らかになるのですが、感動して涙腺が弱い方は号泣間違いなしです。
笑えて泣けて、見終わった後に、何か心に残るものを感じる。

そんな素敵な作品だと思います。

36位 魔法少女まどか☆マギカ


「沙耶の唄」などで有名な虚淵玄が脚本を担当し、「ひだまりスケッチ」で有名な蒼樹うめがキャラクターデザインを担当するアニメです。
これまでの魔法少女物は夢見る女の子が困っているマスコット的な生き物に力を貸して魔法少女となり、悪い敵を倒し世界を幸せにする、というような内容でしたが、既存の魔法少女の概念を大きく覆し、何かの手違いでニチアサとかで放映されてしまったら全国の子供たちに消えないトラウマを残したことでしょう。

主人公の少女、鹿目まどかのもとに「キュウべえ」という謎の生き物が現れ魔法少女になることを持ち掛けますが謎の少女ほむらによって阻止され、その後魔法少女と戦う相手「魔女」の存在が明らかになっていき、そして最後にはあまりにも残酷で陰鬱な世界の仕組みが明らかになっていきます。

萌えアニメと思わせて魅せられるドラマの連続です。主要人物は全員悲劇のヒロインで可愛く可憐でとにかく「いい子たち」、彼女たちは何ひとつ悪いことをしていないのに襲いくる災厄に惹きつけられました。

構成的にも最初の何話かは呑気なファンタジーかと思わせておいて、実はサスペンス・ホラーな展開に、ゾッとして続きを観ざるを得なくなりました。
いかにも「萌え」を連想させる画が苦手な人も見てるうちに「あれこのアニメなんかおかしいぞ…」となり、逆に不気味さや真剣味を際立たせる構成になっていると思います。

劇団イヌカレーによるカオスな魔女による空間や「キュウべえ」の次第に明らかになる異質さ、次第に感じてくる生理的嫌悪感など、さすがは3話以降で大化け(本性を現したともいう)し、劇場版制作、ゲーム化、各種コミカライズ化などが行われ一大コンテンツにまで成長した作品というしかありません。

35位 東のエデン


緻密に描かれた背景と臨場感のある音楽、謎の多いストーリーが魅力のアニメです。
映像のクオリティーが高く、テレビ放送時は毎週楽しく視聴していました。
主題歌・エンディング曲もアニメの雰囲気にピッタリで大好きです。

出てくるキャラクターがかわいらしい感じなので、若い女性にも十分楽しめる作品だと思います。

回が進むにつれて、謎が少しずつ明かされていくのも楽しいですし劇場版も公開されているのでDVDで一気に鑑賞するのをおススメします。

34位 steins;gate シュタインズゲート


元々は2009年発売のXBOX360用ゲームソフト(ビジュアルノベル)。
タイムリープもののアニメですが、はじめは主人公岡部の厨二病キャラと、映像の暗い感じがどうもつまらなくだらだら見ていました。

ですがアニメ版12話からとんでもない展開になり、そこからは結末まで一気に目が離せなくなり夢中になって視聴しました。

1話からはギャグアニメのように笑えて、中盤から突然シリアスな展開に。
何回も泣いて、泣いて、最後まで感動するとてもおすすめの作品です。

ゲームで続編や番外編もあるため、気に入った方はそちらも。

33位 電脳コイル


取り扱っているテーマが好きです。

全編を通して、見えないけれどたしかにあるもの、つまり心については軸になっています。テーマとしては馴染みのあるものですが、本アニメではとくに心の痛みを扱っていて、主人公である子どもたちが、近未来のアイテム「メガネ」がつくりだす電子的な世界に入りこみ、己の弱さに直面し仲間と協力して成長していく様子が丁寧にどこか懐かしいタッチで描かれています。

とくにおすすめなのは、最終回です。
第一話から印象的に描かれていた幻の神社の階段が、どこにつながっているのかがわかります。

32位 プラネテス

デブリと呼ばれる宇宙にちらばったゴミを回収する宇宙船乗りが主人公のアニメです。
宇宙を舞台にした作品ですがロボット同士の戦闘だとかそういう内容がテーマではなく、現実に起こりそうなリアルな背景描写と、そこで働く人たちのユーモアを交えたストーリー展開がいちおしです。

月で産まれて、重力に耐えられないため地球には帰れない少女との交流や、スランプに陥った主人公が木星へ行くために開発された宇宙船を見て奮起する話など見所満載です。
宇宙を舞台にした戦争ものやSFものとは一味ちがったアニメでした。

31位 デジモンアドベンチャー

和田光司によるOP「Butter-Fly」でも有名な作品。

キャンプの途中でデジタルワールドと呼ばれる世界に迷い込んでしまった少年たちとそのパートナーデジモンとの出会い、冒険、現実世界への帰還、さまざまな敵との戦いを描いた作品ですが、なんというか「1話1話の中に毎回ある夢中にさせる要素」が非常に巧みなアニメです。

敵との戦いで「進化」してより強力な形態に変わるシーンでは挿入歌「brave heart」がほぼ必ず流れるのですが、映像、展開、そして音楽が一つになって観ていて非常に盛り上がる!
デジタルワールドが一体どういう世界なのかという謎を残したままストーリーが進んでいくため、テレビの前でものすごく感情移入しながら見ていたのを覚えています。

ストーリーも子ども向けアニメとは思えないほど奥が深く、主人公である「選ばれし子供達」の家庭環境、友人のと対立、和解などが丁寧に描かれていてまさに「等身大の子ども」たちで応援したくなるはずです。

子どもたちはそれぞれ「勇気」「友情」「愛情」「知識」「純真」「誠実」「希望」そして「光」という要素を持っていて、それが各キャラクターに深みと物語の盛り上がりに一役買っています。
当時「ポケモンを卒業した子供たちへ」というコンセプトでつくられた作品ですが、大人になった今見ても面白いと思う作品です。

30位 けいおん!

アニメのあり方はそれこそなんでもありです。
バトルもの、SFもの、ラブコメなど、ジャンルは数えきれないくらいです。
けいおんはその中では所謂「日常系」に該当するのでしょうか。

はっきり言って「女の子たちがおしゃべりしたりたまに練習したりライブをしたり楽器を買ったり遊びに行ったり」という内容なので「感動して号泣した」とか「あの展開が熱かった!」というタイプのアニメではないのは確かです。

ですが「萌え」系絵柄で、女の子が沢山出てきて…というタイプのアニメは無理だった人にもおすすめできるタイプの可愛さ、ほのぼのできる作品です。
絵の可愛らしさが絶妙で「萌え」な感じではあるんでしょうがギリギリのラインでゆるキャラの様な…そうかと思えば繊細な表情にグッときたりと、とにかく素晴らしいです。

そしてタイトルからして「軽音部」の活動がメインとなる作品なのですが、OPED、挿入歌等どれも記憶に残るメロディーやフレーズも高いクオリティのため楽しめます。

29位 キルラキル

「カッコよくて」「観てて気持ちのいいテンポで」「キャラクターが濃くて」「ド派手で」「熱い」最高なアニメです。
視覚的な部分のスタイリッシュさ、これでもかというくらいベタな展開、すべてが見事に組み合っていて久しぶりに毎週毎週楽しみにしてリアルタイムで観ていた作品でした。

とにかくキャラクターの造形や文字フォントまで、全てが完成された一枚のイラストのレベルで楽しめますし、絵柄は可愛らしい部類に入るかと思いますがヒロインに容赦なく顔面パンチが入ったりする容赦のない展開は女主人公もののアニメを食わず嫌いしていた人には「食らえ!」と無理やり見せてやりたいレベルです。

主人公の流子がとにかくカラッとした姉御肌の性格をしていて、うじうじ悩んだり恋愛にうつつを抜かしたりとかしない!
父の敵を討つために迷うことなく突き進んでいく姿は自然と応援したくなります。

可愛さ、スタイリッシュさ、そしてカッコよさが全編に流れていて現実離れしたタイプのストーリーではあるものの、いつの間にか夢中になって世界観に浸れる作品だと思います。

28位 彼氏彼女の事情

原作を知っていて魅力的な内容だとは思っていましたが、アニメになって魅力が倍増した珍しい作品、と自分の中では思っています。
原作の繊細な部分をこれ以上ない程生かしたアニメだったと思います。
流石ガイナックス。
アニメ内の演出の方法も今迄見た事のないような方法で、とにかく目から鱗でした。

そして純粋に物語としても面白く観るのを止められなかったほどです。

少女漫画に全く興味がなかった自分でも十分すぎるほど楽しめた作品ですので、そういう人にも是非オススメできます。

27位 こちら葛飾区亀有公園前派出所

アニメ版のこち亀と言えばやはり声優陣の演技による魅力が大きいのではないかと思います。

ラサール石井による両津勘吉はまさに「両さん」といった感じで真面目なシーンも、金儲けを企んでいるシーンも部長に怒られているシーンも、どれも強く印象に残っています。
アニメ版がおすすめの理由としては「原作が超超長期連載作品だから」もあります。

よしこち亀読んでみるか、と思っても200巻ですからなかなか手が出せない方もおられるかと思います。

当然アニメ版の方が話数が少ないですし、ある程度絞って原作から話が選ばれているので言い方は悪いですが「はずれ回がない」とも言えると思っています。
佐橋俊彦による時にコミカル、時に下町人情溢れる心に染み入るBGMも魅力です!

26位 カウボーイビバップ

メジャーではないかもしれませんが、カウボーイビバップはマジでおすすめです。
音楽、ストーリー、キャラ設定がしっかりされていて面白く、サンライズの本気が垣間見えた作品です。
主人公のスパイクの声を担当するのが超有名声優の山寺幸一さん。
渋い声もチャラけた声も作品内で堪能できます。

そして冷凍保存されていた美女フェイを演じるのはこちらも有名声優の林原めぐみさんが
色っぽく小悪魔な女性を演じています。

時代背景は架空の未来で賞金稼ぎとして指名手配された犯人を捕まえる日々を送るスパイクが奇妙な仲間達と数々の事件に巻き込まれつつ解決していきます。
香港か台湾をイメージした街並みはどこかノスタルジックな雰囲気も出していますね。

未来なので宇宙空間、ワープなどありますが変な違和感を感じさせません。

スパイクの悲しい過去も終盤になって色濃くなり、最初はただの賞金稼ぎのアニメかなーと思っていましたが徐々に期待を裏切られるような感じで引き込まれていきます。
また劇場版「天国への扉」もお勧め。

ハロウィーンが題材になっていて観ていてなんだかカラフルでした。
もちろん音楽も内容も!今現在、こういうアニメは少なくなってきているので貴重ですね。

25位 魔法少女リリカルなのは


2004年に放映された「アスラクライン」「DOG DAYS」シリーズ等で有名なセブン・アークスによる魔法少女の活躍するバトルアニメです。

ふとしたきっかけで魔法少女となった主人公が、同じ魔法少女と出会い、その少女と対立しながら、いつしか友情を育んでいく過程が描かれています。
バトルではとても女の子が使うとは思えないほどド派手な魔法が飛び交い、スリルを味あわせてくれます。

また、少女の秘密やそれにまつわる陰謀も描かれ、単なる魔法少女もの、バトルものではないシリアスな雰囲気をもたらすアニメです。

24位 3月のライオン


将棋アニメですが、それだけでなく実在する人物をモチーフにしたキャラクターや主人公が抱える闇の部分など様々な世代の人が楽しめる作品になっています。
映像も美しくて劇画よりふんわりとしたタッチになっているので将棋に関心がない女性でも違和感なく観れると思います。
3月のライオンでは主人公が格別に強いわけではありません。

それでいて将棋を特別楽しんでいるわけでもなく生きていくためにこれしか道がなかった。そんな感じです。
このアニメでは将棋じゃない普段の日常生活も多くの時間で取り上げているので中には1話の中でも1回も将棋のシーンが出てこないこともあります。

日常生活、将棋など楽しめるポイントが沢山ある3月のライオンをおすすめします。

NHKで放送されている作品なのですが、ほぼほぼ原作通りの作画で原作ファンからは高い評価の受けているアニメです。
10代でプロ棋士になった桐山零に立ちはだかる様々な人間模様と自分自身の葛藤…観ていて心にぐさりと刺さるような背景や台詞が沢山出てくるので毎回泣けてきます。

暗い話の中にも沢山のほのぼの要素があって泣いたり笑ったり本当に忙しいですね。

将棋がメインのアニメではなく、もはやストーリーがメインなので将棋のルールが分からなくても人間ドラマが好きな人にはとにかくオススメします。

23位 フルメタル・パニック


『フルメタル・パニック』富士見ファンタジア文庫から刊行されている賀東招二氏のライトノベルが原作のロボットアニメです。
2002年から3シリーズが放送され、2017年の秋には新シリーズも放送予定とされています。

何と言っても、この作品の魅力は「フィクションをリアル」に感じる事が出来る重厚な世界観と設定にあると思います。
綿密に描かれた設定は見ていて飽きる事はなく、アームスレイブ(AS)を始めとするロボットや時代を先取りした兵器の数々がブラックテクノロジーとなっていて、主人公も特別な能力を持っている訳ではない、単なる一傭兵の青年と言う事にも魅力を感じます。

かと言って平凡なアニメではなく、戦略やブラックテクノロジーならではの「ラムダドライバ」と言う『精神を物理世界に介入する力場』と言う半ば世界に存在する法則をまるごと変えてしまう様な力を持つ兵器なのですが、これは敵対勢力の方が圧倒的に保有する数が多く、味方側の戦力は常に不足していると言う不利な状況で戦いが繰り広げられています。
普通に考えれば物量、質量において圧倒的に負けているにも関わらず反旗を翻しカウンターを仕掛けていく展開が本当に熱いです。

この作品はコメディ要素も強いのですが、後半につれどんどんシリアスさが増してきて「これは戦争なんだ」と言うメッセージ性の強さも伺えます。

専門用語が非常に多い作品ではありますが、それを苦にさせない工夫が満遍なく散りばめられているので、楽しんで見る事が出来ます。
昨今のロボットアニメに多く見られる高機動戦闘の描写は少ないのですが、むしろ「有り得るかも知れない」と納得させてくれる様な妙な説得力がこの作品には伝わってくるのです。
それ程までにこの作品の魅力は多く、作者は正当続編である「フルメタル・パニック アナザー」と言う作品も執筆しています。

またフルメタル・パニックはメディアミックス展開として「スーパーロボット大戦」シリーズを始めとするゲームへの参戦もしています。同作品中でも非常に優遇された作品として参戦しており、人気の高さが伺えます。

キャラクター・メカニックのデザインも共に非常に魅力的に描かれているので、ロボットアニメが好きな方、重厚な世界に浸りたい方、ラブコメが好きな方、多種多様な方が見ても楽しめる作品となっている事間違い無しなので、オススメの作品です。

22位 ぼくらの


2007年に放映された漫画界の鬼才、鬼頭莫宏原作による全24話のロボットアニメです。
誰もが憧れる強大な力。全長約500メートルの巨大ロボットを操り夏休みの自然学校に参加していた通う学校もバラバラな15人の少年少女が地球を守るため様々な思いを抱きながら未知の敵と戦っていきます。

そして戦闘後少年少女に待ち受ける運命を目撃した時心が張り裂けそうになります。

ぼくらのはロボットアニメといっても戦うだけではないです。15人の少年少女の日常、ここの描写がとても優れており物語にグッと引き込まれていきます。

日常の描写が優れているからこそ戦闘も栄えるのだと思います。
そして何より女の子がとても可愛いです。

21位 HELLSING


吸血鬼で不死身なアーカードと、元婦警のセラスとの師弟関係が、とてもたまらなくいいです。
アーカードの無敵さ、かっこよさはもちろんですがセラスが、段々と任務に慣れていき、強くなっていく姿を見ているとワクワクします。

そしてなんといってもセラスとベルナドットのあの名シーンがたまらないです!!

最終的にはもう一心同体で、感動して鳥肌立ちまくりでした!
物議をかもした例のEDも必見。

20位 少女革命ウテナ


少女革命ウテナは1997年に放送された、制作集団ビーパパスと漫画家さいとうちほがタッグを組んで制作したアニメーションです。
幼い頃、川に落ちたところを助けてくれた「王子様」に自分もなると少女が王子様を目指し学園生活を送る中で、決闘ゲームに巻き込まれていく、独特な世界観を持ったアニメです。
異性愛の垣根を超えて同性愛、近親愛を閉鎖世界の中で描いています。また、J.A.シーザーが出がける音楽も独創性に優れ、アニメーションとマッチしより独特な世界観を深めています。
この作品で最も重要となるのは閉鎖世界の学園で繰り広げられる「決闘ゲーム」です。

「天上ウテナ」という少女が入学した鳳学園という学園で、「薔薇の花嫁」を掛けた決闘ゲームに巻き込まれます。

決闘者(デュエリスト/主に生徒会役員)は「世界を革命する力」を手に入れるため、「薔薇の花嫁」と「エンゲージ」するために決闘を重ねていきます。
決闘にはデュエリストに選ばれた「薔薇の刻印」を持つ者だけが参加でき、天上ウテナもまた幼い頃に助けてくれた王子様がくれた「薔薇の刻印」を持つことから決闘ゲームに参加することとなります。

薔薇の花嫁の体には「ディオスの剣」が封じられており、天上ウテナがその剣を胸から引き抜くというファンタジックな演出と、要所にふんだんに登場する薔薇がウテナの世界観を象徴しています。
生徒会編、黒薔薇編、鳳暁生編、黙示録編の4章に分けることができ、それぞれに異なる雰囲気が漂うアニメーションとなっています。

本編の合間にはギャグ風の日常回も挟まれており、見ていて飽きることがありません。

19位 91Days


1クールで終わってしまうので、長編物が苦手な方でも気楽に観れます。
作品全てが修羅場と言っても過言ではないようなスリルがあり、目が離せません。

口数の少ないクールなキャラクターが主人公ですが、復習に命を燃やしていくような姿は心を熱くさせます。
物語の目的は家族を殺した人への復讐。

1人2人と復讐を進めていくうちに自分も追い詰められていきますが、主人公の予想もつかない行動で先の読めない展開も見所です。
困難が立ちはだかるが主人公は何を犠牲にしてもあらゆる手段を駆使しやってのける。

復讐を完遂するまでの91日が終わった後には達成感よりも、悲しみや切なさが心に残る作品です。

18位 プラスティック・メモリーズ


アンドロイドが実用化された近未来の世界で、人間の水柿ツカサとアンドロイドのアイラの心の繋がりと恋愛を描いた作品です。
アンドロイドは人間のように感情を持ち、共に暮らしていますが耐用期限があり、その時が来たら離れなければいけません。

毎回様々な人間とアンドロイドの別れの場面を見ることになります。ツカサもアイラとの別れのときが来ることを知りながらも、最後の時までずっと一緒にいることを決めた場面は、とても男らしく頼もしく感じました。

また話数が進むごとに、無口で人とあまり関わらなかったアイラがツカサに心を開いていく様子が、可愛くて嬉しくもあり別れを感じさせる切なさを醸し出します。
相手のことを想いすぎて一緒にいるのが辛くなってしまったり、どうしたらいいかわからなくなったりする微妙な心の変化が綺麗に描かれているので是非見て、心のもやもや、決意などを感じてみてください。

17位 勇者特急マイトガイン


1990年から始まった「勇者シリーズ」の第4弾。
これまでのシリーズが子供とロボット生命体との交流がメインだったのが、主人公は人間「旋風寺舞人」で主人公メカ「ガイン」は「超AI」という人工知能でつくられたパートナーという立場である。
また、設定もかなり変わっていて、まず主人公が中学生であるのに社長で全ての能力に長けた「ヒーロー」といえる人物であるところが面白いです。
ヒロインが回ごとにアルバイトをしていて、千変万化であったこともユニークといえました。

さらには登場人物は昭和の名優の名前やあだ名を使ったものもあり、どこか映画を見ているような印象もあります。
物語は「勧善懲悪」で、合体ロボット「マイトガイン」の登場シーンは時代劇を髣髴とさせる演出をしています。

終盤になると、ライバルキャラ「エースのジョー」「ウォルフガング」などと協力して巨悪と戦うようになり、物語は一層盛り上がります。

最後には綺麗にハッピーエンドで終わる話でもあるので、スカッとした話が好きな方にはお勧めですね。

16位 御先祖様万々歳!


1989年~1990年に、スタジオぴえろ10周年記念作品として制作されたOVAです。
四方田(よもた)家は、父・甲子国(きねくに)、母・多美子、長男・犬丸の3人家族。
ある日、四方田の末裔を名乗る謎の美少女、麿子が現れ、一家は思いもよらない運命をたどることに。

麿子を追うタイムパトロールや、多美子の雇った探偵を巻き込んだ、恋愛あり、バイオレンスありの大活劇です。

一番の魅力は、軽妙かつ理屈っぽい台詞の掛け合いです。
荒唐無稽なストーリーながら、あまりのテンポの良さにグイグイ引き込まれる事請け合いです。
ベテラン揃いの声優陣は、まさに職人芸。

演劇の舞台風な場面設定も、なにが真実でなにが虚構なのか、怪しさを引き立てています。
各話の冒頭に鳥類の生態に関するショートアニメが入るのですが、ここの永井一郎氏によるナレーションでは、たっぷり「永井節」を堪能できます。
1990年に公開されたダイジェスト映画「MAROKO 麿子」もありますが、同じ見るならぜひフルバージョンでどうぞ!

15位 イヴの時間


設定と空気感が最高です。人間型ロボット(=アンドロイド)が家電として普及した時代に、人間とロボットを区別しないという喫茶店が舞台。
静かで暖かくて切ない空気感が漂っていて、テーマも引き込まれますし設定も他に類のないロボットアニメだと思います。

主人公のリクオが使用している家事を行うロボット「サミィ」の行動記録に自分が命令していない行動を見つけるところからロボットの自我、人間との境界線、共存の仕方などが描かれているちょっと切ないストーリーのアニメです。

14位 攻殻機動隊


近未来の進歩した技術といった部分と退廃した街並みや変わらない人間の在り方といったサイバーパンク的な世界観が好きなタイプにはたまらないと思います。
絵柄は写実的で美しく、背景のCG部分も95年の作品ですが全然気にならないレベルの造りこみようで圧倒的な映像が体感できます。

素晴らしい部分が多すぎるアニメなので説明が難しいですが、この作品に関しては視覚の部分よりも圧倒的な世界観に舌を巻いた印象の方が強いです。
「ブレードランナー」「ブラック・レイン」といった外国作品に出てくる、間違った日本(?)的なちょっとずれているけど確かにそうだと分かる言うなれば「歪んだ和」の表現も良い感じでリアルと虚構の入り混じった独特の世界観形成に華を添えていると思います。

攻殻はあらすじ、世界観、設定からしてややこしい作品でもあるのでいっそ事前情報なしでもパッと観て、気になったら逐次調べる、という楽しみ方がいいと思います。
派生作品多すぎ…最高だけど…。

13位 グラップラー刃牙OVA版(1994) / テレビシリーズ(2001)


OVA版では限られた尺の中で本編開始直後の神心会空手トーナメントでの末堂戦、地下闘技場編の鎬昂昇戦が描かれていて、最大の特徴はまさにOVAと言った原作の絵柄に非常に似せた作画と範馬刃牙に山口勝平、愚地独歩に飯塚昭三、そして今は亡き塩沢兼人が鎬昂昇を熱演しています。

2001年に全48話で放映されたテレビシリーズは主人公であるはずの刃牙が最早別人レベルに変貌しているなどのもろもろ気になるところはありますが、
OPテーマが「哀believe」が最高だから最高。

恵まれたイントロからの徐々に盛り下がっていって、途中で一瞬盛り返したような気がするもののそれは気のせいで…。そんな感じで結局終わるOPは今なお語り継がれています。
個人的には大好きです「哀 believe」。

まあ普通に見る分には全然大丈夫だと思います。
やっぱ熱い!

バトルがメインの漫画だと戦闘がどんなふうに起きているのか、どんな体勢を取っているのか、どのように技をかけているのか、パッと見全然大したことなさそうなことしてるように見える…といった微妙に分かりづらいこともあります。
そこのところがパッと見でわかりやすいところ、それからやっぱりセリフがあると迫力も増しますよね。

最大トーナメント編の準々決勝「愚地独歩VS 渋川剛気」等、本気でどっちが勝ってもおかしくない、マジで勝敗がどうなるのか想像がつかない名勝負も多く、それが「刃牙」シリーズの魅力ではあるんですが、やっぱりアニメだと臨場感が違いますね。

あとはファンなら作画がどうの役者がどうのでなくてとりあえず観とけ!面白いから!って感じです。

12位 北斗の拳


北斗の拳というとアニメでも漫画版でも「ひでぶ!」「あべし!」といった断末魔や、「ヒャッハー!」と暴走するモヒカンたちに哀れな村人が襲撃され人々は食糧に飢え、血と暴力が支配する世界でケンシロウが悪人を爆砕しながら旅をする作品として知られています。それらはまさに「北斗の拳」という作品になくてはならないキーであり、そういった世界観に拳法を使い戦う熱き『漢』たちの生き様が魅力的に描かれているのが魅力です。

整合性とかの都合上漫画版とアニメ版とで多少の違いはあれどこれらは共通の魅力ではないでしょうか。


さらにアニメ版の北斗の拳の魅力を挙げるなら何と言ってもクリスタルキングが歌うOP「愛をとりもどせ!!」の名曲っぷりと千葉繁による段々テンションが上がっていく次回予告、断末魔のアドリブの種類の豊富さなどだと思います。

11位 逆境無頼カイジ Ultimate Survivor/ 逆境無頼カイジ破戒録篇


アゴの長いクズニートがギャンブルで死にかけたり、号泣したり、鉄骨を渡らされたり、指を切られたり、パチンコで金をスったり、号泣したりビールを飲んで豪遊したり、裏切られて孤立無援で麻雀をしたり、号泣する漫画のアニメ版です。

豪華客船でのカードのギャンブル「限定ジャンケン」、落下すれば死が待つ「鉄骨渡り」、敵である帝愛グループ最高幹部の利根川との「Eカード」での戦い、そして帝愛のボス兵藤会長とのティッシュくじ対決までを描いた『賭博黙示録カイジ』が一期にあたるこの『逆境無頼カイジ』としてアニメ化されました。


その後負債を背負ったカイジが地下強制労働所に拉致されるところから始まった漫画『賭博破戒録カイジ』は地下からの一時脱出に成功して仲間を救うため一攫千金のパチンコ「沼」攻略を目指すストーリーが『逆境無頼カイジ破戒録篇』としてアニメになっています。


元々ギャンブル漫画でアニメ化しても結構地味なビジュアルになっちゃってアニメとしては面白くないんじゃないの?と思いましたが、逆。

『カイジ』と言えば例の
「ざわ…ざわ…」
「しかしカイジここで痛恨のミス…!」
「豪遊…!豪遊…!」

などの奇妙で記憶に残るナレーションが立木文彦によって臨場感、感情豊かに読み上げられたり、「うし…うし…」と焼き鳥やビールで豪遊するシーンが映像で、音声で楽しむことが出来るのです。
福本漫画ファンでまだアニメ版を観ていない人は絶対見た方がいいと断言します。


後はちょっと興味あるけど…という人も物語の最初の部分がアニメ化されているので導入としてもおすすめです。
また「カイジ」と言えば心に響く名言が多過ぎて、下手な心温まる話とかよりもよっぽどためになる面もあります。


「一生迷ってろ、そして失い続けるんだ貴重なチャンスを」(帝愛グループ最高幹部・利根川幸雄)
「明日頑張るんじゃない、今日だけ頑張るんだ」(E組班長・大槻)
など、そこに注目してアニメ版を観てみるのもいいかもしれません。


完全に堕落してヒモニートになったカイジが変則麻雀に挑む『賭博堕天録』もアニメ化されないかなーと楽しみにしています。

10位 スクライド


熱い!とにかく熱い!!
勢いが凄まじく、ストーリー、キャラクター、作画の全てにスピード感がありながら明快さもあり、世界観や設定に関する説明が作中で挟まれるのですが、正直おまけ程度ですし、頭に入れなくても充分楽しめます。

キャラクターは一癖も二癖もあるような変人・奇人ばかりで、台詞も今でも覚えているくらい頭に残るものが多いです。
こういった展開の早さ、個性的なキャラクター、迫力のある動きの作画などアニメの醍醐味が詰まった作品です。
印象に残る熱いアニメが見たいという方は是非。
何と言っても最終話の1話まるごと喧嘩という斬新な物語がとても魅力的です。

アルターという超能力を用いて戦うバトルアニメなのですが、至るところに演出で凝っている部分や工夫が垣間見えとてもおもしろい作品となっています。
最近では2011年に10周年記念として映画が放映されました。



この物語の面白さがギュッと詰まっているほか、サプライズ的な演出も盛り込まれており、映画版は初めての人でも昔から見ていてた人でも楽しめる作品になったのではないかと思います。

9位 不思議の海のナディア


いわゆる「NHKの本気」。

案外知らない方もいますが、「エヴァ」「フリクリ」「トップをねらえ!」等でおなじみGAINAX制作、庵野英明監督による作品です。
そのため、最新科学技術の設定などの世界観に通じる部分があったり、ヒロインのナディアは髪型を変えるとシンジくんになってしまったり。
登場人物も個性的で、素敵なキャラクターばかりです。

主人公は、ヒロインのナディアですが、彼女の正体については、少々ぶっとんだ設定だなと思いますが終わり方もスッキリしていて「面白かった…!」と素直に感じる作品です。

途中にまあ、色々と言われている「島編」なんかもありますが、スケールの大きさ、冒険ロマン、そして森川美穂によるOP「ブルーウォーター」にED「Yes,I will…」の名曲っぷり。
「そういや昔NHKでやってたなあ」で済ませてしまうには余りにももったいない名作です!

8位 フリクリ


家政婦、バイク、年上の女子高校生、ベース、野球、ロボット…これでもかというくらい様々な要素が散りばめられた全6話のOVAシリーズです。
制作はGAINAXでなんというか非常に「振り回される」作品ですね。


1話がどれもめちゃくちゃ濃密で視聴者置いてきぼりの展開、登場キャラクター、唐突に始まる漫画の紙面のような部分…。
ギターで頭をぶん殴られるわ頭からロボットが生えてくるわで大変な主人公、ナオ太。
未成年喫煙者にして新感覚★放火系ヒロイン、マミ美。

傍若無人で好き放題、ベスパを乗り回しギターでぶん殴る系ヒロイン、ハル子。
ストーリー、世界観、キャラクター、作画、音楽等全てにおいて素晴らしいクオリティの作品なのですが、観終った後なんとも言えない茫然自失感に陥るのはなぜなのか。
人間は情報量が多すぎると処理しきれずに混乱してしまうからでしょうか。

2000年~2001年にリリースされた時点ではそもそもパッケージ、CM等ではあらすじや内容に触れる文面が一切なく、まさに「観ないとわからない」アニメでした。
部分的には同じガイナ作品である「トップをねらえ2!」に登場する「フラタニティ」といった用語や接点を感じさせる描写があったりするのですが完全にファンサービス程度なので観てなくても大丈夫です。

そして劇中のBGM、エンディングテーマを担当したのが通称「永遠のブレイク寸前」ことthe pillows。
時に「フリクリはpillowsのミュージックビデオ」と言われるほどの親和性とストーリーの盛り上げに大きく貢献していてpillowsなしでは考えられないほどだと思います。
近々続編が制作されるとかされないとかで15年以上経ったフリクリですが、観ないと損のめちゃくちゃ密度の高い「アニメーション」として完成された作品だと確信しています。

7位 ぼのぼの


ぼのぼのは、ラッコの子供・ぼのぼのと、シマリスの子供・シマリスくんとアライグマくんが、主な登場人物の15分1話完結のアニメ番組です。
天然ボケでほんわかしている、ぼのぼの。
早口で余計なことを言って、すぐアライグマくんに蹴り飛ばされる、シマリスくん。

2人の突っ込み役のアライグマくん。険に出かたり、他の友達と会いに行ったり、遊んだりしたりしています。
ぼのぼのについて触れる時必ずと言っていいほど話題に挙がる「しまっちゃうおじさん」のインパクトも抜群。


ぼのぼのの妄想に出てくる薄い赤色のスナドリネコさんに似た謎の生き物なんですが「悪い子は、みーんなしまっちゃうよ」と言ってぼのぼのが何か悪いことをしたとき、しゃっくりを100回したときなど、妄想上に登場して無理矢理しまおうとしてくるのです。

「もう、ダメだ!」しまっちゃうおじさんの妄想をした後に、ぼのぼのが言うお決まりの言葉です。
そんなしまっちゃうおじさんは数回しか登場しないのにもかかわらず出演した回のDVDが発売、「しまわれるシール」や、キーホルダーなどのグッズが販売されたほど。
現在、新たに声優さんが代わって放送されているぼのぼの。

ぼのぼのは、可愛らしい動物キャラクターがたくさん登場する癒し系アニメで、様々な動物達がそれぞれの日々の生活の中で感じた悩みや、不思議に思ったことについて考えていて、動物たちの日常の可愛らしい小さな悩みもあれば、時には大人でも答えを出すのが難しい哲学的な疑問が出でくることもあり、大人が観ても十分に楽しめる回が多々あります。
可愛らしいキャラクターからの癒しと哲学的な考察を同時に楽しめる、少し変わってはいるものの非常にオススメなアニメです。

6位 AKIRA


「金田アァ!!」→「さんを付けろよデコ助野郎!」はこの作品から。
大友克洋によるSF漫画原作のアニメ映画です。
大戦後の「ネオ東京」を舞台に主人公金田の率いる暴走族が疾走する中、仲間の一人鉄雄が少年と衝突事故を起こし重傷を負い、戻ってきた時には超能力に目覚めていて…。
という導入部分です。

とにかく登場人物、メカ、設定、超能力の描写がかっこいい!
大友克洋独特の世界観をこれでもかというくらい味わうことが出来ます。
また「健康優良不良少年」「ピーキーすぎてお前には無理だよ」といったクセのあるセリフ回しも魅力的なポイント。
芸能山城組によるどこか日本的のような、かと思えば全く聞いたことのない遠く離れた民族の音楽のような、独特の劇中音楽が物語を盛り上げています。


ディズニージブリしか観たことない…という方は是非観てみて一味違った魅力に溢れる日本のアニメ映画を楽しんでみて欲しいと思います。

5位 アドベンチャー・タイム


アメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」が製作している、人間のフィンと犬のジェイクが送る冒険ファンタジーアニメです。
フィンとジェイクを中心に、時にはサブキャラに焦点をあてたお話が、基本的に一話完結で進んでいきます。

いわゆる「普通のアニメ」に飽きた方々、自分はサブカル人間だと思っている方にはぜひ見ていただきたいアニメです。


一見子供向けな絵柄、内容だと見せかけておいて、随所に見られる小ネタやダークな表現は、大人の心をも掴んで離しません。
まず放送第一話から登場人物の説明なんて一切なしで、墓場からゾンビが蘇るという斬新な展開。

キャンディーのキャラクターがゾンビになっただけなので、映像としては決してグロではありません。

しかし、キャンディーゾンビのお腹を突き刺して、そこから出てきた小さなキャンディーを食べる描写などがあります。
続く二話目では一話目のことなどすっかり忘れたかのように話が進み、一話完結式のアニメなのだなと視聴者に思わせます。

ところがどっこい、話数が進むにつれ、ところどころに出てくる情報を組み合わせると……子供向けとは思えないようなダークな世界観がその裏に隠されていることがわかります。
設定とか見てみると「世界が滅んだ後の魔法の世界」とかどこかキナ臭いし…。


とはいえ裏情報を楽しむのもいいですが、単純にやんちゃな少年のフィンと少しおっさん臭い犬のジェイクの日常の掛け合いが非常に面白いです。
自分がフィンになって、ジェイクと一緒にこの世界を駆け回りたいと思うこと請け合いです。

4位 新世紀エヴァンゲリオン(1995)


「エヴァ」が当時与えた影響は本当にすごかったんです。
社会現象とまで言われたアニメです。

劇場版長編アニメでもなければ土日朝の子供向けアニメでもなく、ゴールデンタイムに放映されていたわけでもありません。
はじめから注目を持って迎えられたわけではなく、それでもいつの間にか圧倒的な知名度を誇るコンテンツにまで成長しました。
エヴァはロボットじゃない!人造人間だ!という話はいったん置いておいても大ざっぱに言ってロボットもの、SF系のアニメは大体「危機や敵の出現→主人公たちがロボット等で戦う→倒す」といったイメージがあると思います。

今でこそ多種多様な設定やストーリーのアニメや漫画、映画が製作されるようになってまさに「なんでもあり」の状況ですが、当時
「作中の展開をぶん投げて主人公が悩んで悩んで『僕はここにいてもいいんだ!』と気づいて周辺キャラクターが拍手しながら『おめでとう』を連呼」
という最終回は衝撃を持って迎えられ、様々な論争すら巻き起こりました。


あんなのはまっとうなアニメじゃない、いやこれはすごい作品だ、OPのこの映像は実はこんな意味が…、といった考察や議論はすごいものだったと思います。
実際エヴァ以前、エヴァ以降でアニメ全般にわたって与えた影響はかなりのものだったはずです。

そんなアニメの「節目」的な作品として一度は観ておいても損はないと思います。
そしてやはりそれほどにまで話題になるに十分な

「その設定本当に必要だった?レベルに練られた設定」
「マトモな大人が一人もいない中無理やりメカに乗らされて戦わされる主人公」
「無口美少女とツンデレ美少女の2大ヒロイン」

「敵との戦闘時の実際あんまり役立たないけどカッコはいい司令室とオペレーターたち」
「生物かどうかも怪しい奇抜でインパクト抜群の敵:使徒」
など、なんていうか「オタク心」をつかむあらゆる要素が詰め込まれているのも凄いと思います。

3位 天元突破グレンラガン


2007年に放映された「新世紀エヴァンゲリオン」「ふしぎの海のナディア」等で有名なガイナックスによる
久々の2クールのロボットアニメです。
一言でいうと「燃える漢のロボットアニメ」。

気合で破損した装甲が直ったりするのは日常茶飯事。
決め台詞を叫びながらの必殺技、合体バンク映像など往年のロボットアニメのお約束を2000年代風に
アレンジしたという意味でも楽しい作品です。

そしてスケールのインフレと分かりやすさのバランスが取れていて見ていて気持ちがいい!


最初は地下の村からスタートした物語が最後は宇宙の行く末を決める戦いに発展しますし、
強さ=大きさの世界感なのでメカがどんどんデカくなっていきます(笑)


主人公の搭乗するグレンラガンが大体5メートル、
終盤には全長5キロメートル程度のアークグレンラガン、
超銀河グレンラガンは衛星サイズ、
最終形態である「天元突破グレンラガン」に至っては10万光年とか。

ロボットアニメに関しては「トップをねらえ!」等で経験豊富なガイナックスであることもあり、「燃えるポイント」をあちこちで突いてきて否応なしにテンションが上がって元気をもらえる作品です。


メイン武器が「ドリル」というのもテンション上がりますね。

2位 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー / 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010

遠い遠い昔のこと…宇宙の果てにある惑星セイバートロン星は自由と平和を愛するサイバトロン戦士たちと残忍で暴力的な悪の軍団デストロンに分かれて戦いが続いていました。
その戦いの末、宇宙に飛び立った両陣営は宇宙船ごと地球に墜落、その400万年後の1985年に目覚めて地球を舞台にエネルギーを巡って戦いが始まる…というもの。
1985年に放映された作品が何故こんな順位に?と疑問に思われる方もおられるかもしれません。


確かに初代アニメのトランスフォーマーはお世辞にも丁寧な作画とか綿密な心理描写とか、整合性の取れた脚本とは程遠い作品です。
じゃあ何があるのか、というと

・正気を疑う頭のおかしい脚本
・誰が見ても100%おかしいと感じる深刻な作画ミス
・キャラクターの凄まじいインパクト
・異常なまでのスピーディーで濃厚すぎる展開

・テンションが高くて不思議と説得力があるナレーション
など、一度観たら忘れられない史上最高のカオスアニメだからです!!
ですがただカオスなだけならこのランキングには載せません。


カオスアニメとして名高い「人造昆虫カブトボーグV×V」と正面からやり合える唯一のアニメでありながらも普通に面白い展開、時にグッとくる感動話など、素晴らしいアニメであるという要素を非常に多く持ち合わせてもいるからなのです。


でもまあ、カオスです。
「おすすめ」という意味でつくったランキングなのでより多くの人に「気になる作品」になってもらいたいのでトランスフォーマーの魅力の中でもカオスなところに絞って紹介させて頂きます。

頭のおかしい脚本の例
「話の冒頭で地球が崩壊する回」
「敵側のボスが精神病院に入れられる回」
「敵内部の裏切り合戦だけの回」
「正義側が敵を捕まえて洗脳して仲間にしようとする回」


「主人公各のキャラクターが全身バラバラになり復活するためにパーツを集める回」
など、比較的マトモな回を探す方が難しいほどのカオスな話が全65話(2010も入れればさらに30話増える)という超ボリュームです。

深刻な作画ミスの例

「同一キャラが2人平然と並ぶ」
「あるキャラクターに他のキャラクターの画がめり込む」
「肩にあるはずの砲門が顔から生えている」
「胸部のエンブレムが敵側のものと入れ替わっている」
「遠い宇宙の星にいるはずのキャラクターが地球にいる」
など、ふつう作画ミスというと
「顔の造形がいつもと違う」
「キャベツを包丁で切るシーンがヤバい」
「一見普通の風景がだまし絵状態に」


とよく見るとおかしいと気づくレベルのものが大半ですが、トランスフォーマーではふつうに観ていても「ん!?!!!???」と気づく、もはや大胆不敵な作画ミスがかなりの頻度で発生するのです。

キャラクターの凄まじいインパクトの例

「暴言を吐きまくる正義のロボットたち」
「登場するたびに裏切ってトップの座を奪おうとする敵のNo.2」
「他のキャラクターのセリフを聞こえなくするほどの絶叫」
「突然ブチぎれる正義側のリーダー」
「異常にタフな人間たち」
「ロボットたちが暇でアメフトやバスケをしている」
正義側にあたるサイバトロンのロボットたちはどっちが正義なのか怪しくなるような倫理ガン無視の作戦を立てたり、デストロンの内部分裂を見て「高みの見物としゃれこもう」という信じられない発言をしたり、新たに開発した恐竜ロボを手におえないと判断するや生き埋めにしたりとなかなかヒヤヒヤさせられます。
「スクラップが似合うぞ!」
「引き摺り下ろして細切れにしてやる!」
「やったやったメガトロンのヤツ自滅しやがってんの、ざまあみろ!」
「かつてはメガトロンの首だったはずの金属の塊を蹴っ飛ばして、サッカーでもして遊ぼうじゃないの!」
「そんなのデストロンの奴らの仕業に決まってまさぁ!早速奴らの基地を襲いましょう!」
「やめろー!本当に殺すぞ!!」
「生き残ったデストロン共を、全員鉄屑に変えてやる!」
「ジャガーくん、そこで永遠に冷たくなってな!」
口が悪いってレベルじゃない発言も混じってますがまあ、ほのぼの殴り合う戦いがメインのアニメですし、まあそれすら魅力になってしまっているのがおかしいですね!
正義が正義なら悪も悪で、主にデストロンのNo2である航空参謀スタースクリームの裏切りネタは最早鉄板と化しています。
「今日から俺がニューリーダーだ!」
「まったくこのスタースクリームめ!」
「お許しくださいメガトロンさま!!」

という流れが一体何度繰り返されたことでしょうか。
それでも各キャラクターの個性が凄まじいため、飽きることのない群像劇とも言えるトランスフォーマーの魅力になっています。



異常なまでのスピーディーで濃厚すぎる展開の例

「開始40秒で敵の襲撃が始まる」
「話の序盤で地球が崩壊。同話内で解決」
「終了まであと数分なのに敵味方入り乱れた乱戦、地球爆発まで秒読み状態、別のところで別の問題も」
「戦いの最中にタイムスリップ、中世の世界へ、同じ話の中で帰還まで描ききる」
といった他のアニメであれば早くても数話、下手をしたら作品全部で描くような大きな事件や展開を大体1話で完結させてしまうスピーディーな展開はクセになります。
これはなんでもアメリカでの放映だとスローな展開だとすぐ飽きられてチャンネルを変えられてしまう、ということへの対策でもあったようです。



テンションが高くて不思議と説得力があるナレーションの例


「一方その頃サイバトロンでは!!」
「さあ、闘いだ!」
「そして!!」
「名付けてこれ、タクシー破壊軍団と呼ぶ!」
「面食らったのも無理はない」
「怒涛の如く吹き出す水!」
「ポンコツとは、気を失ったアダムスのことだ!」

トランスフォーマーでナレーションを担当したのは正宗一成さん。
『仮面ライダーBLACK RX』での「その時不思議なことが起こった」、「ぶっちぎるぜぇ!」、『宇宙刑事ギャバン』での「では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」などで有名な方でもあり、トランスフォーマー独特のカオスな世界観に絶妙にマッチした声なのです。


しかも吹き替え翻訳を行ったのが「コマンドー」「ダイハード」などで有名な平田勝茂さん。
カオスで熱い吹き替えをさせたら右に出るものはいない平田さんのセリフ回しと相まって非常にクセになるナレーションが物語を盛り上げているのです。

恐ろしいことに、これでもトランスフォーマーのカオスな要素のほんの一部。

また音声面でも、正義の戦士サイバトロンのコンボイ司令官は威厳たっぷりの頼れるリーダーですが、崖から落ちたり、撃ち落とされたり、体をバラバラにされたり、バスケをしたり、アメフトをしたり、ブチ切れたりと様々な面を見せてくれます。


声を担当したのはシュワちゃんの吹き替えやアクション仮面などで有名な玄田哲章さん。

「私にいい考えがある」
「ほわあああああああ!!!!」
「サイバトロン戦士!アターック!!」

など、一度聴いたら忘れられない名演技の数々です。
他にも今となっては大御所、ベテランクラスの声優の方々も多く出演されています。

堀内賢雄、阪脩、速水奨、加藤精三、石丸博也、田中真弓といった方々の名演技というか普段聞けない物騒なセリフも多くておすすめですね。

そして「ザ・ムービー」。
当時日本円にして40億円もの予算が用意され、そして使い切れずに半額を返すという何かがおかしい制作状況に加え、テレビシリーズとは一線を画す想像を絶する鬱展開、中枢部を破壊されようが全身バラバラになろうが崖から何度転がり落ちても死なないようなキャラクターたちがやられていく様は胸を締め付けられるようでした…。


ですが、正に「逆作画崩壊」の名を冠するにふさわしい超作画の連続、相変わらずのスピーディーな超展開と燃える、本当に燃える熱すぎるシナリオ、宇宙を駆け巡る一気にスケールアップした世界観、LIONによる主題歌「the transformers」、スタン・ブッシュによる名挿入歌「the touch」に「dare」とこれでもかというほどの魅力が詰め込まれたファンの間では「伝説」と呼ばれる劇場版。


一転してカオスでキャラの死なない、それどころか生き返るキャラも発生したり、よりカオスさに磨きがかかった「2010」もジャッキー・チェンの吹き替えで有名な石丸博也さんによる新司令官ロディマス、完全に頭のおかしくなってしまったガルバトロン、相変わらず絶叫するパーセプター、幽霊になって復活するスタースクリーム、超天才に変貌するグリムロックなど、単なる続編ではとどまらないシリーズになっています(もともと海外ではシーズン3扱いだった)。

とりあえずみんなトランスフォーマー観てくれ!!!
最高だから!!!

1位 N・H・Kにようこそ!


主人公は大学を中退して以来ひきこもり続けている佐藤達広。
無職でひきこもりの自分の境遇は全て謎の組織「NHK(日本ひきこもり協会)」による陰謀だと妄想しています。
そこにやってきたのがヒロインである中原岬。


その後何度か顔を合わせるうちに岬は佐藤を「ひきこもりから立ち直らせる」と言って…というあらすじ。

放映されてもう10年くらいになりますが、今でも時々観返します。
魅力はやっぱり独特の空気感だと思います。


冬の夜に公園でぼんやり煙草を吹かす場面。
結局あと一歩を踏み出すことが出来なかった高校時代の出来事。


明るい幸運な出来事なんて起きない、よく考えたら舞い上がっているだけのビジネスプラン。

見ているこっちまでハッとさせられるような主人公・佐藤くんの苛立ち、苦しさ、そしてそれでも実際に行動することが
できない(ひきこもりから脱却できない)つらさ…。
親からの電話、同級生との遭遇、憧れていた先輩の辛い現状、周りの目といったごく当たり前のはずの出来事一つ一つが
ひきこもりの佐藤くんにとっては逃げ出したくなるような出来事です。

辛いことから目を背けて楽な方にひたすら逃げ続けていたそんな佐藤くんの元に彼女はやってきました。
ヒロインの岬ちゃんです。
ダメな主人公を助けに来た都合のいい存在では決してない、彼女もまた多くの悩みや過去を経験してきていました。

ハッキリ言って観終わってスッキリしたり、元気が出たり、という作品ではありません。
ですがそれでもこの作品はほんとうに「優しい」んです。

自分が悪いことが分かっていて辛い時、苦しい時にこのアニメに一番救われました。

作中の季節が移るにつれ、佐藤くんの周りでは後輩が夢を諦めて実家に帰って行ったり、知り合いの兄が生きるために働き始めたり
していくのですが、それでも佐藤くんはなかなか働きません。


変わることってホントに怖いし勇気が必要で、その葛藤とか辛さが痛いほどに伝わってくるんです。
まともにならなきゃいけない、でも出来ない。
そんな自分が恥ずかしくてでも母の前では嘘を吐いて就職が決まった演技をして見せて…。

基本的にはダメなキャラクターしか出てこないので非常に心地いい(他人事)アニメです。


実際シャレにならないリアルなダメさも描かれていますが
岬ちゃんに騙されかけたり、マルチ商法に騙されたり、ネットゲームでネカマに騙されたり、
自殺オフ会に気づかず参加してしまったり、餓死しかけたり、
人間としてギリギリアウト寸前の行為に及ぼうとしたりとなんていうか躁と鬱のバランスも見事なアニメだと思います。
あとパール兄弟による音楽も最高でした。


使われ方が本当にすごくタイミングとか考えられててBGMのイントロ一つで雰囲気を一気に変えたりとか。

後は牧野由依さんの岬ちゃんが死ぬほど可愛いです。

あとがき

いかがだったでしょうか。
個人的にアニメランキングは2000年代以降の作品をメインにしたものが多いな~と思ったので、
ガンガン昔の作品も入れてみました。
時代的にあまりにも古すぎて惜しくもランクインしなかったものもあります。
アニメはテンポ、作画、演技、脚本、様々な要素が絡み合ったもので、そのバランスが取れているからといって最高の作品になるとは限らないと思うのです。

・放映前に玩具が製造中止
・あのテレ東に放送拒否された
・突如視聴者が知らない新キャラがレギュラーキャラのように平然と登場する
・次回予告で敵を倒して次回は全く関係のない展開
・死んだキャラが何の説明もなく次の話に登場
・謎のキャラクターのシルエットが意味深に登場するも二度と登場せず本当に謎のキャラクターになる


そんな「人造昆虫カブトボーグVxV」のようなイカれた作品もあるのも事実です。
このランキングに載せるのは迷った末やめましたが、「謎の魅力に溢れたアニメ」が存在するのもまた事実だと思います。

何度観ても楽しめる名作は数多くありますが、「放映中」の作品を毎週追いかける楽しさもまた格別です。
1週間に一度の楽しみがあるというのは本当にいいものです…。

また、かつてリアルタイムで夢中になって追いかけた作品を思い出してまた観てみるのも新しい発見や感じ方が出来て楽しいんですよね。
なんにせよこのランキングがきっかけになって楽しいひと時を過ごせたら嬉しいです。