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娯楽とライフハックのデータベース

まじで面白いおすすめの映画ランキング。洋画やアニメ、邦画などジャンル別で比較してみた。恋愛ものや泣ける感動もの、コメディやレンタルできるものまで一挙大公開。

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みなさんこんにちは。
今回2017年初頭時点での映画のおすすめランキングを作ってみました。



ランキングは以下のルールで作成。
洋画、邦画、アニメ映画のそれぞれでジャンル別ランキングを作成。
・レンタルが始まって久しい旧作、各ジャンル(恋愛、アクション、サスペンス、SF、ホラーコメディ、コメディ)に関係なく、面白いと思った、あるいは是非観て欲しい!という視点でおすすめ紹介。
DVDレンタルでも店頭在庫があまり見られない作品、流通しすぎて新品でも激安でAmazonなどで売られている作品、定期的に地上波放送される作品など、こちらも特に関係なく選ぶ。



ちなみに、見ていくうちに原作の映画やドラマな、アニメなどが見たくなった方はそれぞれのジャンルで専門的にまとめた記事を作ったので良かったら参考にしてみてください。

ではいってみましょう!!

おすすめ洋画ランキング

136位 マレフィセント

ディズニーアニメーション映画、眠れる森の美女に出てくる悪役のマレフィセントが主役の実写映画です。
マレフィセント役はアンジェリーナ・ジョリーです。
ちなみに彼女とブラットピッドの実の娘さんも出演しています。

恨みぬいていたはずのオーロラ姫に慕われ、心が少しずつ変わっていくマレフィセントに、とても人間らしさを感じました。
本当の悪は誰なのか、もしかしたら皆心の中にあるのではないのか、愛するものの為なら誰しも悪になりうるんじゃないか、そんな風に思いました。

135位 チャーリーとチョコレート工場

この映画は孤独なチョコレート工場長が後継者を探すために製品のチョコにチョコレート工場への招待券を5つ包んで、工場に招待された5人の後継者候補が後継者の座を巡って争う映画です。
この映画の面白いところはあらゆるところにふんだんにユーモアがちりばめられているところ。
いろいろ突っ込みどころのある設定や、登場人物など。またこの映画は心温まる映画でもあります。

主人公チャーリー一家は非常に暖かい家庭で、これがこの映画のキーストーンになっています。
設定も冬ですし、クリスマスやお正月にぴったりの映画です。

134位 ヴェニスに死す

落ち目の中年作曲家・アッシェンバッハは、旅行先のヴェニスで絶世の美少年・タジオを見初める。
ストーリーとしては、ただひたすらアッシェンバッハがタジオをストーキングし、タジオはタジオでアッシェンバッハに意味深なアプローチを掛けまくる。
というもの。
そしてアッシェンバッハはヴェニスに生気を吸い取られるようにかの地を徘徊し、本望とばかりに息を引き取ります。

ツンデレでウブな中年オヤジの恋と死なんて、誰も得しません。
が、そんな彼がいて初めて、タジオの美しさと不可侵性が際立ちます。
タジオという名の、天使の姿をした死神の物語なのです。
彼の前で思わず「こ、殺してくれぇ~!」と五体投地したくなる映画ですね。
タジオ役はスウェーデンの俳優、ビョルン・アンドレセン。

133位 バーレスク

主人公のサクセスストーリーというより、バーレスクというキャバレーの物語。
業界の華やかなイメージとは裏腹に、楽屋では悲喜交々が入り乱れ、商売である以上考えなくてはならない現実が重くのしかかります。
また、ダンサーたちも日々己を磨き、努力の末にスポットライトを浴びている場面などを見ると、たかが水商売とは言えないものを感じますね。
何より経営者であるテスの、店の外で見せる「母」的な顔。ダンサーたちを自分の娘のように愛していることが分かります。

バーレスクという店が、彼女らにとっていかに大切なものであるかを知るほどに、ラストシーンのカタルシスは大きくなるはずです。言わずもがな、作中の楽曲はそれだけで聴く価値アリ。
特にテスの「WelcometoBurlesque」は本当にカッコイイです。

132位 グランド・ブダペスト・ホテル

一流ホテルで名物コンシェルジュとして働くグスタフの、奇妙な半生を描く本作。
ホテルで常連客の殺人事件が発生し、グスタフは容疑者にされてしまいます。
それに伴う過去の物語もちりばめつつ、ときにユーモア、ときにスリリングな逃亡劇が繰り広げられます。

登場する3つの時代はそれぞれ描かれ方が異なり、グスタフ氏のアルバムを拝借しているかのような愉快さがあります。
おもちゃ箱を覗いたようなホテルの内装、原色を多用した画面作り、突然現れるシュールな演出。

一度観ればクセになり、もう一度覗いてみたくなる作品です。世界的評価を受けるウェス・アンダーソン監督ならではの独特な世界観。どっぷり浸かってみるのはいかがでしょうか。

131位 ノア 約束の舟

かの有名な「ノアの方舟」伝説を、かつてないスケールのCGで実現した意欲作。
CGモノかぁ、とガッカリしないでくださいね。
方舟のなかで起こる、さまざまな人間模様こそがこの作品の醍醐味です。

面白いのは、神の信託を受けた〝選ばれし者〟であるはずのノア自身が、人間らしい苦悩を抱え、それでも神の使いとしての役割を演じようと奮闘したという、新しい解釈です。神の意に従うため、ノアは世界から人類が滅ぶべきと考えます。
当然、自らの家族もその対象です。しかし、そこはノアだって人間。

最後の最後に彼が取る行動は、聖書だけでは見えてこなかった、太古の愛の物語に通じます。
生きることの根源的な喜びや、その裏に潜む業に向き合わされる、実はとても深い作品なのです。

130位 ダンサー・イン・ザ・ダーク

文句なしの名作。この作品は、ミュージカルにありがちな、歌による強引な展開というものが一つも登場しません。
それどころか、行動=歌という分かりやすい構造をも捨てています。

その結果、歌というものの根本的な意味――祈りや希望といった感情のみが純粋に表現されます。
目の悪い主人公・セルマの世界を表現するため、画面のトーンは常に暗め。
ですが、ひとたび彼女が歌いはじめると、世界は鮮やかに転調し、彼女の想像のなかでは誰もが明るく温かな音楽を奏でます。
それが現実に何の変化をももたらさない空想であったとして、セルマにとって歌が救いであることには変わりありません。
セルマにとって、歌はかけがえのない存在です。
そっと寄り添い、ともに喜んだり涙を流してくれる友なのです。

その想いはラストシーンでより一層確かなものになります。
かつて、これほど絶望の淵に立たされながら、これほど歌の力を、誠実な意味で信じる者がいたでしょうか。
ミュージカルというものの可能性、歌の持つ限りない力を、必ず気付かせてくれる映画です。

129位 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

ラスベガスのスーパースイートルームを取り、独身最後の夜をバカ騒ぎで祝う男たち――朝起きたらひどい二日酔いで、数時間後に挙式予定の親友は忽然と消え、部屋はポルターガイストに襲われたような荒れ様、身に覚えのない赤ん坊が泣いていて、さらに部屋の奥から巨大な虎が…そんなとき、あなたならどうしますか? 

ひたすらおバカな展開が続きながらも、謎解き要素も満載の欲張りな極上エンターテイメント。観客も主人公たちと一緒に「なんでじゃー!」とツッコミながら楽しめるので、気の合う〝悪友〟たちとビール片手にいかがでしょうか。
ちなみにカタルシスもしっかりありますよ!

128位 アルバート氏の人生

アイルランドはダブリンのホテルで、ウェイターとして働くアルバート。
実直な仕事ぶりは評判で、誰からの信頼も厚い――しかし彼には誰にも言えない秘密があるのです。

ネタバレになってしまうので伏せますが、たった一つの「大きな」秘密のために、アルバートは人との交わりを極端に避け、孤独な日々を長く送ってきました。
ある出会いをキッカケに他者と生きる喜びや可能性に気付くのですが、皮肉なことに、彼の実直な性分が人々の心を少しずつこじらせていって…。

観ていて切なく、きっとその人生を愛おしく思うことでしょう。素朴な画面は郷愁を誘い、人の心が触れ合うようですれ違う、海辺の秋風のような映画です。

127位 ローマ法王の休日

イタリアとフランスの共同制作。
新しいローマ法王に決まった主人公・メルヴィルの苦悩を描く本作、タイトルや中盤までの展開は冗談かと思うノリですが、最後は「さすがフランス映画」といわんばかりの結末に…。
一応コメディ作品という区分ですが、ローマ法王という特殊な役割を前にして、とてつもない重圧を思わざるを得ませんね。

普段は見ることのできない法王選挙(コンクラーヴェ)の空気感も妙にリアルで、オドオドと〝休日〟を満喫するメルヴィルの哀愁にもついつい苦笑してしまいます。
〝神に選ばれた〟ローマ法王とて、一人の人間。
結末は全く別ですが、『ローマの休日』と共通して言えるのは、「人間、たまには逃げちゃってもいいんだよ」ということではないでしょうか。

126位 ムーンライズ・キングダム

とびきりオマセな少年と少女が小さな島でカケオチする、という、言葉にしてみるととても小さくて可愛らしい物語ですが、当の二人にしてみれば、それは人生を懸けた大一番。絵本のなかのような色彩と独特な演出は、まるで子供の見ている世界そのもの。

そのなかで、ときに全能、ときに無力なサムとスージーの姿は、彼らにとって世界の全てであり、同時に私たち大人にとって限りなく純化された真実を映しています。
何度でも観たくなる映像美は、大人気監督ウェス・アンダーソンの手によるもの。

125位 危険なプロット

タイトルの通り、危険なプロットを巡る少年と教師のヒリヒリとした心理戦を描くサスペンス映画。
美少年・クロードは、若き日に作家を志した高校教師・ジェルマンに文章の才能を見出される。クロードは他者の世界に侵入するため、ジェルマンはクロードの物語の続きを読みたいがため、互いのモラルを少しずつ崩していくことから歯車が狂っていき…。

二人の欲望が水面下で蠢き、いつしか観客もジェルマンと共に、クロードの美貌や才能に絡め取られていくことでしょう。
ラストに映される集合住宅の前景。均等に並んだ窓、それぞれの灯りの下に、他人には言えない物語が蠢いていることを暗示します。
あらぬ想像を掻き立て、同時に自分の背後も確かめずにいられない、ヒヤッとした感触が残ります。

124位 ウォルト・ディズニーの約束

ディズニーの古典作品として今なお愛されている「メリー・ポピンズ」の誕生秘話。
原作者であるP.L.トラヴァースの苦悩と作品に秘められた想いを知る良作です。
序盤の頑固なトラヴァースと、陽気過ぎて能天気にすら見えるウォルトの対比には思わず苦笑してしまいます。
が、長い年月を掛け熱意を伝え続けるウォルトの誠実さは、トラヴァースの抱える悲しい過去と父親への想いを氷解するキッカケにもなっていきます。

そしてウォルトは、映画化を認めてくれたトラヴァースへの感謝を作品に乗せて彼女へ届けるのです。
ここまで原作を想って映画をつくってくれたら原作者も本望だと思いますね。
というのが、「メリーポピンズ」だけでなく本作自体にも掛かってくるというのがまた、憎い演出。

123位 シャーロック・ホームズ(2009)

数あるホームズ映画ですが、最新版であるガイ・リッチー監督版をオススメします。

先に断っておきますが、これはミステリーではありません、クライムアクション映画ですよ!
というのも、従来重ねられてきた冷静沈着、物腰柔らかなホームズ像から一転、ロバート・ダウニー・Jr演じる原作準拠の洒脱なシャーロック・ホームズの魅力を引き出すためには、手に汗握るアクションシーンが必須なのです。

ワトソン博士役のジュード・ロウもハマり役で、二人のアップテンポな掛け合いがとても楽しい作品です。
注目したいのは、劇伴を手掛けたハンス・ジマー。現代的でありながら、民族楽器を多用した重層的な音楽は、作品のミステリアスな雰囲気をより一層引き立てます。

122位 魔法にかけられて

昨今ピクサーに牛耳られてしまったディズニー作品群ですが、実写と2Dアニメーションを融合させたこの作品は、原点回帰にして新天地という非常に特殊な立ち位置を持った秀作です。好き嫌いははっきり分かれるでしょうが、まずは開始5分を黙って観てみてください。

ここまで見事なセルフパロディは天下のディズニーだからこそ成立するものであり、ふざけているようで現代の問題を鋭く明るく描いているのはさすがディズニーというほかありません。

また、アナ雪やベイマックスにも通じる〝新しい愛のカタチ〟や〝新しい役割〟が作品のミソで、最後の最後まで飽きさせない展開になっていますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

121位 ミスト

軍の実験中に発生した事故により、異世界の怪物が地球に流れ込んでくるパニックホラー映画です。
恐ろしいモンスターがこれでもかといくらい出てきて、人々はなすすべがなく恐怖と絶望に陥ります。

しかし、この映画の中で一番恐ろしいのはモンスターよりも人間です。
人々は恐怖の中、理性を失い、そして人間の見にくい自己中心的な部分を丸裸にします。ラストには本当の絶望が待ち受けており、後悔しても悔やみきれません。たんなるホラーではなく、人間の愚かな部分を考えさせられる映画でした。

120位 バイオハザード

監督は、ポール・W・S・アンダーソンで「モータル・コンバット」や「エイリアンVSプレデター」など数々のヒット作を排出してます。
今回お勧めのバイオハザードでは、主演のアリス役のミラ・ジョボビッチとポール・W・S・アンダーソンと結婚しています。

このバイオハザードシリーズでは、日本のゲームをアメリカが映画版にして上映され、第一作目の「バイオハザード」は、ゲーム通りのストーリーでラクーンシティの郊外に位置する「ハイブ」と呼ばれる地下研究所の入り口を守る仕事で映画オリジナルの役の「アリス」アンブレラ社の特殊部隊員の一員で洋館に別の特殊部隊員が入っていき「ハイブ」侵入しいろんなアンデットと戦っていくところが好きです。

119位 ロック・オブ・エイジス

思わず身体が動き出しそうになるアツいロックミュージカル。
歌手になるという夢を胸に、田舎から上京する少女シェリー。彼女が伝説のライブハウスで働くことになり、そこからスターダムを駆け上がるお話。
と描けば、ありがちでシンプルなストーリーですが…。

とにかくこの映画の見ドコロは、落ちぶれたカリスマロッカーを演じるトム・クルーズ。
普段は甘いマスクに爽やかさを羽織ったような印象のトムですが、なんと本作、お腹の肉がハミ出ています! 
何をさせてもどこにいても〝ひとでなし〟感のスゴイ彼は、シェリーたち夢見る若者の熱に中てられ、再びステージに立つことができるのか…?
トムの熱唱は一見の価値アリですよ。

118位 プリティーウーマン

こんなチャーミングで素敵な映画、他に無いです。シンデレラストーリー。
ファッションもセリフもキザだけど、逆におしゃれで大好きです。
以前金曜ロードショーで初めて観てから、年に1回は観ています。

だからもう何回観たかわかりません!ジュリア・ロバーツが可愛すぎます。
名シーンも多く、一度はシャンパンにイチゴを入れて飲んでみたいと誰しもが思うんじゃないかと思います。

117位 チャイルド・プレイ

刑事に追われ、逃げ込んだ玩具屋で絶命した凶悪な殺人犯の魂が人形に宿り、アンディ少年の体を乗っ取ろうと襲ってくるホラー映画です。
最も好きなシーンは、それまで人形が生きているというアンディ少年の主張を信じていなかったアンディ少年の母親が、人形が生きていることを確信するシーンです。

観せ方が非常に上手く、また、このシーンがあるおかげで、その後のチャッキー人形の表情の変化がより怖く感じられます。
チャイルド・プレイは、その後シリーズ化されて、いくつも後続作品が出ていますが、私はこの1作目が一番面白くて怖いと思います。

116位 ラブ・アクチュアリー

クリスマスのロンドンを舞台に、19人の男女の様々なラブストーリーが進んでいくという内容の映画で人気脚本家リチャード・カーティスの初監督作品である。
様々な職業、人物のそれぞれのクリスマスの過ごし方を描いており、個人的に毎年この季節になるとレンタルビデオ店で手にとってしまうほど秀逸な作品です。

特に、画家のマーク(アンドリュー・リンカーン)のストーリーが1番好きなストーリーです。マークの親友のピーターが結婚する事に。
親友を祝福するも、ピーターとばかり喋って恋人にはよそよそしいマーク。
恋人は夫の親友となんとか仲良くなろうとコミュニケーションを取るが、どうも関わりたくない様子のマーク。

実は、マークには彼女に知られたくない秘密があったのです。
この、マークのストーリーの最後には、何度見ても涙が止まりません。
他のストーリーも、それぞれに好きな方はもちろんいると思いますが、それにしてもクリスマスというイベントをここまで昇華できるという事に、毎度毎度ながら感心してしまいます。
内容を書いてしまうのがもったいないので、是非まだ観ていないという方はご覧になるのをオススメします。

115位 SUPER8

監督・脚本・製作をクローバーフィールド/HAKAISHAや海外ドラマの「LOST」の製作を手がけたJ・J・エイブラムスが担当したSF作品です。
少年たちがスーパー8mmカメラで自作の映画を撮影中に、アメリカ空軍の物資を運んでいた貨物列車の大事故を目撃し、その後、住民達が失踪し停電が起こるなどの怪事件が発生します。

少年たちは騒動の原因であると思われる貨物の正体を探り始め、とんでもな結末を迎えるというストーリーです。
見ていて自分の少年時代を思い返し、どこか懐かしさを感じると共に、予想外の結末も見所のひとつとなっています。

114位 ダークナイト ライジング

「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ三作目にして最終章となる作品です。
監督は今回も鬼才クリストファー・ノーランが担当していて、シリーズ完結編となるバットマンの最後の戦いが描かれています。

主演はシリーズ通してバットマンを演じたクリスチャン・ベールで、今回の強敵「ベイン」をトム・ハーディが演じています。
また、今作で登場するキャットウーマンを「プラダを着た悪魔」で主演を務めたアン・ハサウェイが演じています。
彼女のセクシーなキャラクターと華麗な手口も見所のひとつです。

113位 バットマン・ビギンズ

クリストファー・ノーラン監督による、バットマン新シリーズの序章にして原点となる一作目です。
この作品ではバットマンの起源が描かれています。なぜブルース・ウェインはバットマンになったのか、その経緯と真相が明かされる物語です。

この作品でバットマンが誕生し、続編にあたる「ダークナイト」や「ダークナイトライジング」へと物語が続きます。
過去のバットマン作品が好きな方はもちろん、これまでバットマンを見たことがない人も、必ずバットマンの虜になれるような作品になっています。

112位 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

ザック・スナイダー監督作品の今作は、DCコミックス」のアメリカン・コミックの「バットマン」と「スーパーマン」が登場する実写作品です。

製作総指揮を務めたのは鬼才クリストファー・ノーランで、バットマン(ブルース・ウェイン)はベン・アフレック、スーパーマン(クラーク・ケント)はヘンリー・カヴィルが演じています。
また、バットマンとスーパーマンの他に、ワンダーウーマンやアクアマン、フラッシュやサイボーグなど、アメリカン・コミックでお馴染みの人気キャラクターも登場するので、そちらも見所です!

111位 ミレニアム ドラゴンタトゥーの女

スウエーデン版の映画の方です。
騒々しい効果音はほとんどなく、その静けさが予定に張り詰めた緊張感を醸し出していました。

正直、見始めの段階では「ミカエルがあんまり色男じゃない…」と思っていたのですが、ミカエルの「誠実さ・いい意味での頑固さ・少年のように澄んだ情熱」を表すのにぴったりの役者さんでした。

リズベットも不器用で人間をバリバリに警戒するのだけれども、ミカエルの人誑しっぷりにほだされていく様子が、よく描かれていました。
あんなに真っ直ぐで、誠実な人なら、惚れても仕方ないよなあ、罪な男だなあと思います。
全体的に張り詰めた冷ややかさがだれることなく描き出されていました。

3作品を全て見たのですが、小説での主軸が少なくとも3筋はある錯綜した展開を、丁寧でありながらすっきりとまとめ上げられていることに感服しました。
派手さで言えば断然ハリウッド版が優勢ですが、「北国特有の物静かな緊張感」を描いているのは圧倒的にスウェーデン版が良いです。
どこか浮世離れした奥行きが感じられます。

110位 ナショナル・トレジャー2

ニコラス・ケイジ主演の第2作目です。アクションアドベンチャーです。
主人公の先祖に汚名が着せられてしまいます。主人公は仲間達と協力して、ホワイトハウスや自由の女神像などに隠された秘密の暗号を解読していきます。

大統領も巻き込みながら、隠された宝を見つけることが出来るのか?が1番の見どころです。
主人公と一緒に暗号を解読しているような気分になるので1人でみても、大勢でみてもとても楽しむことが出来るのでおすすめです。

109位 オペラ座の怪人

ジェラルド・バトラー演じるオペラ座の地下に住む怪人のセクシーな歌声に誘われる歌姫クリスティーナと奏でる「the phantom of the opera」は誰もが一度は耳にしたことがある代表的な曲であり、まさにこの映画の切なさと美しさが表現された絶対的な見所です。

ミュージカル形式で展開していくので、気がついたら夢中でストーリーに引き込まれてしまいます。
ラストで愛に飢えたオペラ座の怪人が朽ちていく姿は人間らしくも胸が苦しくなりましたが、また何度も繰り返し見たくなってしまう迫力のあるミュージカル映画です。

108位 ピクセル

最初の方はあまりおもしろいと思いませんでしたが、途中のコメディー的な感じが笑えました。

昔のレトロゲームがよみがえってきます。
子どもから大人までたくさん笑って楽しめると思います。

物語もシンプルな構成でが分かりやすさとダイナミックなピクセルで描かれたキャラクターたちが追いかけてくるようなシーンなど見どころもたくさん。

物語の終盤になるにつれ感動要素も出てきて、最終的にいい感じのハーピーエンドとなりすごく見やすく面白いです。

107位 ライフイズビューティフル

ナチスによって強制的に収容所へ送られてしまう恐怖の中で、父が息子に不安や恐怖心を抱かせないようにと、「これはゲームなんだ。勝てば最後は戦車に乗せてもらえる」と言い、息子の前では最後まで常に陽気に振る舞う姿に胸を打つものがあります。

重いテーマを扱った作品の中で、息子を思う父親の深い愛情をユーモアで描いており、見る人を暗い気分に沈ませる事なく前向きな気持ちで見終える事ができる素晴らしい作品です。自分にも息子ができた今、改めてもう一度見たい作品です。

106位 イエスマン

人と関わることに消極的な主人公が、すべてにイエスと答えることによって、周囲も巻き込み変わっていくという内容。
主人公のダメダメ感と、それを心配する人々との関係が上手く描かれていて、終止感情移入して見ることができます。

すべてにイエスと答えるなんて普通では無理なことを主人公は嫌々ながら実行。

その結果最後には最初とは考えられない自分に変わり、いつのまにかハッピーな人生に。見終わるとかなりすっきりし、明日も頑張ろうという気持ちになれます。

105位 ゆりかごをゆらす手

こちらは、洋画のサスペンス映画です。
妊娠した女性が診察を受けている病院で、医師からわいせつな行為を受け訴えたことにより医師の奥さんが流産してしまい、2度と妊娠できなくなってしまい…そこから、この二人の女性の闘いが始まります。

実際現実に似たような事件をテレビで見たこともあり、2人の女性の気持ちも分かる映画です。
かなり前の映画ですがすごく記憶に残っている映画です。

104位 サウンドオブミュージック

ズバリ!ドレミの歌を歌うシーンです。
トラップ一家のこども達の心を開き、歌の素晴らしさを伝えていくストーリーは、この映画の醍醐味であり、サウンドオブミュージックそのものです。
私達も、音楽を学び始めるスタートがドレミの歌のであり、ドレミから素晴らしいメロディが生まれていきます。

そして、何よりマリアと子供達の紡ぎ出すハーモニーは、大人になった今観ても心に染み込んできます。
物語の時代背景等は世界全体がきな臭くなってくる時代ですがだからこそそんな時代に明るく生きていくトラップ一家の姿に感動する素晴らしい映画です。

103位 ショパン

作曲家ショパンの一生を描いた物語です。
世界情勢があまりよくない中、ピアニストとして、また作曲家として成功を収める為に、生まれ故郷のポーランドを離れ、パリへと旅立ちます。

彼は、願ってはいたものの、母国のポーランドに戻る事はありませんでした。
しかし、その30年弱という短い人生の中で、後々人々を感動させる名曲を次々と生み出していきました。

恋愛や失恋、病気との戦い、戦争、また美しい風景なども描かれていて、ショパンの人生を通して、その時代背景も学べる映画になっていると思います。

数年前に「ショパン誕生200周年」が話題になりました。この映画を通して、彼の人生を知った上で、ショパンの名曲を改めて聴くと、また違った風景が浮かび上がってくると思います。

102位 MR.& MRS. Smith

互いにスパイであることを隠して恋に落ち、そのまま夫婦になった後の話です。
まず、恋に落ちたのは、互いに刺激を感じたからであるのに、結婚後は勤めて「普通の」夫婦であることを装ってきたことが滑稽です。そして、互いが互いを殺そうとしていることが分かった後の、あの本気のやり合いは見ていて清々しいほどです。

特に、音楽効果がその面白さの手助けをしていて、銃の撃ち合いから肉弾戦に持ち込む時の炎と音楽の使い方、役者が飛び出して来る感じは、見ていてワクワクします。
また、多くの家庭で夫が妻にかなわないように、この夫婦の場合もあらゆる面で妻は夫に優っています。

それでも、要所要所で夫にしかできない働きをして、万事うまくいく、そんな一般家庭でも見られる夫婦のあり方が、このスパイ夫婦にも見られ、その辺りが面白くリアリティがあります。

101位 真実の行方

エドワードノートンの演技が最高です。
主演はリチャードギアですが、主演を完全に食ってしまっていて、主演がエドワードノートンになってしまっている程の演技力です。
二面性のある役柄を見事に演じきっていて、観終わった後にため息がこぼれ落ちます。

ため息がこぼれ落ちるのは演技だけではなくストーリーでもそうです。
まさかのどんでん返しで、結末を見る為だけの映画と言っても過言ではないです。

結末で、観客を裏切る程の演技をエドワードノートンがしてくれたからこそ面白い映画です。

100位 プラダを着た悪魔

2006年に公開された映画ですが、いつ見てもオシャレで可愛い映画です。

ジャーナリスト希望の女の子がファッション雑誌の編集部で働くことになるお話なのですが、悪魔のように厳しい編集長のアシスタントをする主人公の奮闘ぶりが、スピード感があって面白いです。

また、ファッション雑誌なので、登場人物のファッションがとてもオシャレで見ていて楽しいです。
仕事に恋に一生懸命な女の子を見ていると、明日も仕事を頑張ろうと、元気になれますよ。

99位 インセプション

今見ている世界は本物か?という問いを映像美と独特の世界観で提示した作品で、何度もみる度に新鮮な驚きがあります。

主人公たちはある方法で個人の「記憶」や「アイデア」といった秘密を盗み取る事で依頼主からの莫大な報酬を手にするという企業スパイですが、ある日、とある依頼を達成するために、逆に「記憶」や「アイデア」を植え付ける事を試みるのですが…。

冒頭からラストまで途切れぬ緊張感、次々と明かされる謎、そしてラストシーンの解釈は?と、あっという間に見終わるにもかかわらず、しっかりと心に残る映画です。

98位 メメント

映画には珍しく、時系列を遡って物語が進んでいく形になっています。
主人公のレナードは過去のトラウマから、10分間しか記憶を持つことがでず、体にメモ代わりのタトゥーをいれていきます。
時間を遡っていくにつれて明らかになる事実や、策略が見事でした。
さすがクリストファー・ノーランといったところでしょうか。

いくつものストーリーが交錯している映画で、果たして自分が持っている記憶が本当に正しいのか疑心暗鬼にさせられる映画でした。

97位 スティング

スティングは、1973年公開のアメリカ映画です。
あの有名なアメリカ映画、明日に向かって撃て!で共演したポールニューマンとロバートレットフォードが、再び共演し大ヒットしました。

シカゴで詐欺師として生きていた若者が大金をだまし取るところから始まります。

その大金をめぐって親のような存在であった親友を殺された挙句自分も狙われてしまいます。
親友に死ぬ間際に教えられた人物を訪れ復讐を誓うのですが、そんな彼らの復讐劇に心がスカッとします。

今から70年近く前の時代が舞台なのでレトロなものやアンティークが好きな人は時代設定だけで楽しめると思いますし、ゴットファーザーなどのハードボイルド系の映画が好きな人はもちろんのこと、そうでない人も最後に待ち受けるどんでん返しや、終盤にいくにつれての盛り上がりでかなり楽しんでいただけると思います。

なにか、仕事でもやもやがあったり悩みがある方、心をスッキリさせたい方におすすめです。
彼らのかっこよさを感じれば、見た後のエンドロールで良いため息をつくこと間違いなしです。もちろんアカデミー賞も受賞しています。

96位 ファール・プレイ

ゴールディ・ホーン演じる図書館司書の女性が、ふとしたことから事件に巻き込まれ、チェビー・チェイス演じる刑事と共に事件解決へと向かいます。
ハラハラのサスペンスでもあり、2人の恋を描くブロマンスでもあり、思わず吹き出してしまうようなコメディでもあります。

1978年製作の作品で、今見るとやはり古さを感じることは否めませんが、観るたびに笑えて、心がホンワカします。
当時のファッションやサンフランシスコの風景を見るのも楽しいですよ。

95位 ホームアローン

興行収入は全世界で5億ドル近くでシリーズは第五作まで製作された人気作品です。
ポイントとして、クリスマスの家族旅行でシカゴに在住するマカリスター家はパリに行くことになっていました。

しかしその当日の朝、停電の発生によりセットしていた目覚まし時計がリセットされてしまい全員が寝坊し急いで空港に向かったため、そして前日の兄とのトラブルによりケビン一人が家に取り残されてしまいました。
ケビンはうるさい家族が居なくなったことを喜び、一人暮らしを満喫します。

しかしその家を二人組の泥棒が狙っていました。ケビンは家を泥棒から守るべく家中に様々な仕掛けを作り、泥棒を迎え撃ちます。
ケビンの仕掛けで泥棒を退治するところが見どころにしてあらすじでもあります。

頭に引火、右手に大火傷、アイロン落下、タールだらけの階段、釘やツリーの装飾を踏ませるなどケビンのさまざまな仕掛けで泥棒たちはやられ放題。

さまざまな仕掛けは、痛快で見ていてとても楽しかったです。

94位 アイ・アム・サム

All You Need is Love-愛こそはすべてという曲名・言葉に集約される1本だと思います。

もし自分や周りの友達がサムのような状況だとしたら、一番最初に来るのは「絶望」や「不安」だと思います。
サムもそれに直面する時がありますが、一環してポジティブなのは7歳時並みの知能だからわからないのではなく、ルーシーや周りの人間への愛があるからだと思います。

赤ちゃんから年配の方、障害を持つ人も健常者も、全てに共通することは日々を生きていかなければならないことと、そのために愛こそがすべてだということを、色んなタイプの人間と、まるでこの映画のために作ったかのようにピッタリとはまるビートルズのナンバーを通して教えてくれる秀逸な作品です。

93位 ハリーポッターと賢者の石

かつて小説版と合わせて映画版を観てハリーポッターシリーズに夢中になりました
いまでも大好きな映画です。

特に賢者の石をみたときの衝撃はいまだにはっきりと覚えています。

魔法つかいのいる世界に本当に憧れましたし、自分もハリーたちと一緒に過ごしてみたいなとか、友人たちとハリーポッターごっこをしたりとにかくハリーポッターの世界に夢中でした。

地下鉄の柱を見るたびにこの世界もここからホグワーツにつながっていないもんだろうかと、よく考えたものです。
それくらいハリーポッターは私の心をわくわくさせました。

92位 マダム・イン・ニューヨーク

この映画の主人公は、インドの中流家庭の専業主婦です。
夫と2人の子供のために毎日家事に追われていますが、実は自分だけ家族の中で英語が話せない(ヒンディー語しか話せない)事にコンプレックスを持っています。

そんな主婦がニューヨークで英会話学校に通い始める事になります…。

彼女の「英語が話せるようになりたい」という強い気持ちを感じる事ができて、自分もちゃんと勉強しようという気持ちになれる映画です。

ガウリ・シンデー監督は、この映画が初の長編作だそうですが、微妙な気持ちの描写が初めてとは思えません。
主演のシュリデヴィさんもとても美人で、50歳を超えているとは思えませんでした。

91位 クリスマスキャロル

ディケンズ作のクリスマスファンタジーです。
お金に執着してしまった主人公スクルージが過去現在未来のクリスマスを見る中でお金より大事なものに気づいていく様子が心を温かくさせてくれます。
そしてクリスマスの意味というものを改めて考えさせられます。

またスクルージの前に現れる幽霊達も見どころです。
過去現在未来のクリスマスの幽霊たち、スクルージの親友だったマーレイの幽霊はそれぞれの特徴、ユーモラスがあり、スクルージを温かく導いていく様子は見ていて幽霊ということを忘れてしまう程親しみあるキャラクター達です。

90位 レクイエム・フォー・ドリーム

本作は、ある英国の雑誌の「見終わった後鬱になる映画」の一位を受賞した作品です。

そんな映画見る気にならないと言われるかもしれませんが、本作は、どんなものに対しても中毒はだめなんだよというのを、ドラッグというテーマと、見るも無惨な映像で伝えてくれます。
今や日本はもちろん世界でドラッグの常用者が多発し、誰にでもすぐドラッグに手を出せる社会です。

そんな今だからこそ本作を見ていただいて、ドラッグの恐ろしさを感じてもらえる方増えていただければと思います。

89位 クラウドアトラス

この映画は、デイビッドミッチェル原作の映画です。
小説の発売当初、映像化不可能と言われていましたが、見事にまとめ上げ完成度の高い仕上がりになっています。

というのも、これは6つの時代の話がショートストーリーとして描かれ、それが最終的に繋がるという構成になっているのですが、時代の切り替わりが見事で映画として違和感のないものとなっています。

また、この映画の根底にあるテーマは人間の転生であり、それを視聴者に問いかけているという点においても一見する価値のある映画です。

88位 マイ・ライフ

死期が近い主人公ボブが、息子に残すビデオレター。

残された時間で、彼は妻とお腹の中の息子と、思い出の場所をめぐります。愛情を受けられなかった幼少時期の傷と抱えてしまった確執を、どのようにしてボブは克服し、受け入れ、また彼の両親は、死を間近にした息子にどのように接したのか。

ラストのシーン、穏やかな気持ちで最期を迎えつつあるボブや、その姿を見守る家族達に涙が止まりません。
ビデオレターを見る息子、それを見守る母になった妻、彼らを包み込む暖かな空気。奇跡こそないけれど、この映画は誰がなんといおうとハッピーエンドです。

87位 羊たちの沈黙

役者の演技力が凄い。
アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターの2人は鬼気迫る演技をみせてくれる。物語の展開も凄い。

息をつく暇もない展開で画面に顔が釘付けになってしまいます。
特に最後の展開が予想も出来ないぐらい凄い。

この映画はサイコミステリーという映画のジャンルの先駆け的な作品でもあり、アカデミー賞を5部門全てとってしまったという凄まじい映画でもあります。

86位 ガタカ

1997年に公開されたアンドリュー・ニコル監督のSF映画、「ガタカ」。
遺伝子によって生まれた時から運命が決まっている人々の苦悩を描きます。

遺伝子操作を受け、水泳の才能を持っていたが車椅子生活になってしまい苦しむジェロームと、遺伝子操作を受けておらず「不適正者」の烙印を押されるが適正者に扮して生きるヴィンセント。

ジュード・ロウとイーサン・ホーク演じるこの2人の関係に目が離せません。衝撃的なラストも要チェックです。
1997年に公開した映画ですが、科学技術を過信しがちな今だからこそ多くの人に見て欲しい映画です。

85位 ベットタイムストーリー

主人公が、ある日自分の姉の子供達を預かる事になります。
主人公は独身で子供の世話などした事はありません。
子供達は寝る前にお話を読んで欲しいと言います。

そこで、主人公がテキトーでメチャクチャなお話を語り始めます。
子供達も面白がってどんどんお話が盛り上がっていきます。

でもそれは、あくまでもお話の世界現実の世界で起こるわけないと思っていましたが、なんとそこで話した通りのことが実際に起こるからさあ大変。
みんなのああなったらいいなこうなったらいいなの夢が詰まったお話を是非みてください。

84位 シザーハンズ

独特の雰囲気を作り出すティムバートン監督の比較的初期の作品で、後に良くコンビを組むジョニーデップが主演しています。


不可思議な世界観ではありますが後々の作品のダークでホラーな感じはあまりなく、純粋で心優しいのに手がはさみで造られている為に人間と触れ合えないで苦悩する主人公の青年と、彼を迎え入れてくれた優しい一家の娘が恋に落ちる物語です。

無事結ばれハッピーエンドとはならない少しの苦さと切なさや、純粋な主人公の愛のような夢のように美しいシーン(愛する彼女に雪を舞わせるプレゼントをした)が心に残る作品です。

83位 スリーピー・ホロウ

ダークでホラーで美しい世界観がとにかく趣味のど真ん中で「理想」と言っていいと大喜びしたのがこの作品なんです。


こういったナイトメアのような雰囲気の作品には定評のあるティムバートン監督の数ある作品の中でも、僅差でこの作品が一番好きです。(バットマンシリーズも秀逸)ヒロインのクリスティーナリッチも時代がかった衣装がとにかく似合っていて美しいです。

残酷なおとぎ話を最高に雰囲気のあるキャストと監督で…といった「こういう感じ」のファンには垂涎の作品でした。

82位 ボヴァリー夫人とパン屋

中年で家庭を持つマルタンが隣に引っ越してきたボヴァリーという苗字の夫妻を追いかけるストーリーです。
フランスのとある田舎町にボヴァリーという苗字のイギリス人夫婦が引っ越してきます。

ボヴァリー、あのボヴァリー婦人のと同じ苗字でフランスの田舎町にやってくる、もしかして。
フランスの文豪、フロベールの代表作「ボヴァリー婦人」がマルタンの頭に浮かび、小説と同じ光景が次々と起こります。

小説では、妻が浮気をし、借金をした挙句自殺をするという衝撃作なのですが、いったいどうなってしまうのかハラハラドキドキの展開が待っています。
最後まで目が離せません!

81位 The Fall 落下の王国

「この映画をもっと多くの人が観るべきだ」「面白かったから、明日みんなにもおすすめしよう」そう思える映画を観ることが出来たのは、確かに素晴らしいことだと思います。

けれど、実を言うと、この映画は、この『落下の王国』のだけあまり教えたくないと思うほどの作品です。

主人公ロイが、少女アレクサンドリアだけに聞かせてあげた作り話のように、わたしもこの映画のことは、とびきり大切な友人にしか教えていません。
『汝、落下を畏れるなかれこの美しき世界を仰ぎ見よ』この言葉のとおりです。

観るかどうかを渋らず、迷わずに、畏れずに、ただひたすらに美しいこの世界観、圧巻の映像美、CGを使わないからこその臨場感のある世界遺産の数々に、落ちてください。

80位 グリーンインフェルノ

食人族に捕まってしまった人達の話です。
元からグロい映画は多少の耐性があって見ることはそれなりにありますが、この映画はグロい中にもちゃんとストーリーがあって、見た後に考えさせられるところが好きです。
以前に見た食人族とは違い、捕らわれた側の人間関係が面白いです。
もちろん食べられてしまうグロいシーンもしっかりあります。

そこもグロ映画の魅力の一つとして挙げられるポイントでしょう。
一番グロいのは、生きたまま目玉をくり抜かれてそれをそのまま食べたり、手足を切り落としたりするシーンです。

最初は傷みで叫んでいますが、だんだん痙攣してきて死に至ります。
食人族なりの文化があるのも見どころですし、世界のどこかにはこんな民族がいるのかなと思って見るとより面白いです。

79位 スカーフェイス

マフィア界の成り上がり者の狂気的な人生を描いた作品。
3時間弱の長尺ではありながら、まったく退屈することなく観終えてしまうのは、さすが名監督ブライアン・デ・パルマといったところでしょうか。

当作で一人の男の生きざま、死にざまを演じきったアル・パチーノはゴールデングローブ主演男優賞を受賞。

彼の独特な演技が、物語の主人公とリンクする様子は必見です。
様々な名作に出演してきたアル・パチーノですが、彼の代表作、最高の演技を聞かれたら、迷わずスカーフェイスだと答えます。

78位 TED

愛くるしいクマのぬいぐるみからは、想像も付かないような下衆な言葉が出たり、ジョンと息のあったはちゃめちゃな行動が見ていてとても面白く、笑が止まりません。

面白い中にも、ジョンとテッドの絆に涙する感動的なシーンがあったり、テッドがぬいぐるみだからと世間から理解してもらえない可哀想なシーンがあったりと、何回見ても飽きない映画です。小さい頃ぬいぐるみが話してくれたらいいなと思った人には、オススメの映画です。

あと「フラッシュ・ゴードン」ファンにもおすすめです。

77位 フライトプラン

この映画の監督はロベルト・シュヴェンケという方で、サスペンス映画を制作しています。
フライトプランの内容はベルリンで亡くなった夫の棺を飛行機に乗せ、妻である航空機設計士のカイルと娘のジュリアと自宅があるニューヨークまで帰る途中、就寝三時間後にジュリアがいなくなってしまうという話です。

見所はカイルが乗務員や総動員に娘の行方を追って貰うが、搭乗記録にジュリアの名前が載っていないという不思議な展開になります。
カイルは夫が死んでから精神状態が安定していない為、娘がいないのにいると言っているだけだと乗客員はカイルを落ち着かせます。

カイルは自分がおかしくなってしまったのかと考えます。
でも飛行機のジュリアが座っていた窓側を見ると、何とそこにはジュリアの落書きがポツリと浮かび上がってきます。

そこでやっぱり娘は何者かに誘拐されたと確信しカイルは飛行機の中を捜しまわります。
この映画は最後まで誰が犯人で共犯なのかわからないのでハラハラドキドキします。

隣に座っている乗客やキャビンアテンダントでさえ疑ってしまうくらい謎に包まれる物語です。

76位 スラムドッグ$ミリオネア

ヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』をダニー・ボイルが映画化した作品です。
スラム街育ちで無学の主人公が億万長者になると言う、パッと見はシンデレラストーリーですが、彼でなくては億万長者になれなかったその背景の描き方が繊細かつ説得力のある映画です。

スラム街に渦巻く様々な問題がリアルに感じられる作品で、それもそのはず、子役には実際スラム街で育った子を起用しており、只の夢物語の様なサクセスストーリーには収まらないのは、この作品がリアルを追求しているからだと思います。

ロマンス要素もあり、アクションもあり、リアルの中にも遊び心も含んでおり、見る人を飽きさせません。言葉には上手く出来ないですが、この映画は人間の中の美しさ、醜さ、悲しさ、喜び色んな側面を表している気がします。

75位 シンドラーのリスト

この映画は、本当にあったことに基づいて描かれているということもあり、真剣に考えながら見るべき映画かもしれません。

戦争という悲惨な出来事を真剣に考えることができ、こんなに見ていて辛い、でも現実に起こったことに目を背けない。
そんな気持ちで観れる映画です。

小さな子供には見せてはいけないと思いますが、中学生くらいになって分別がつくようになってから、こういう映画は見るべきだと思いました。
そしてかなり最後は感動します。善を理解できる映画です。

74位 ラストサムライ

映画館で見て、日本人としてとても心を揺さぶられました。
今平和に、豊かに暮らしている我々を作り上げた祖先たち、近代という時代に強く想いを馳せた名作です。

アメリカ人が作った映画なので、たしかに日本の村や文化的な描写には荒い部分も見られます。
しかし、日本人ではなく、海外の人が日本人の精神とは何なのか?を一生懸命調べて映画として完成してくれたこと、それこそがこの映画の存在意義だと思います。


実際、クライマックスの天皇陛下がアルグレンに語り掛けるシーンでは涙ぐむ人々も劇場で見ました。
日本人としてのアイデンティティを考えるきっかけとしてもおすすめな一作です。

73位 ブレードランナー

レプリカントという人造人間と、それを抹殺する刑事の対決を描いたSF映画です。
SF映画ファンなら誰もが名前は聞いたことがあるかと思います。
悪と正義の単純な戦い、というのではありません。

レプリカントたちには彼らなりの戦う理由があります。それを抹殺するよう命じられた刑事は、つらい任務をいやいやながらもこなしていきます。
未来世界の退廃的な風景と、刑事の心情があいまって、全体にもの悲しい雰囲気につつまれた映画です。

単純明快なハリウッド映画とはひと味違って、東洋的と言えるかもしれません。そのあたりが日本でもうけた理由ではないでしょうか。

72位 ペギースーの結婚

若かりし頃のニコラス・ケイジが叔父であるフランシス・コッポラが監督の1986年の作品です。
フランシス・コッポラには珍しく、夫の裏切りに悩むヒロインがタイムスリップして人生をやり直したら未来は変わるのかをテーマにして描いたSFファンタジーです。

1960年代の音楽や衣装など古き良きアメリカを感じられます。
ヒロイン役のキャスリン・ターナーが悩める40代の妻役からハツラツとしたティーンエイジャーを演じ分け、同年代の女性だったら共感できる作品です。

何よりもハッピーエンドで終わるので、心が温かくなりります。

71位 神々と男たち

映像の美しさや音楽の素晴らしさは言わずもがなですが、修道士たちが祈る姿が本当に素敵です。
神とすべての人々を愛し、イスラーム過激派の襲撃の脅威にさらされながらも、キリストのように生きることを目指す彼らの姿に、映画中盤から涙が止まらなくなりました。

この物語の基となった事件が起こったのは10年以上前のことですが、イスラム国の問題など、現在も解決されない問題が世界には山積しています。
本当に神を愛して生きていくとはどういうことなのか。わたしの胸に大きな問いかけを残した映画です。

70位 春にして君を想う

老人ホームに送られた老人がそこで幼なじみの老女と出会い、車を盗んで二人で生まれ故郷まで帰る旅がとても切なく幻想的で今でも記憶に焼き付いています。
アイスランドのおとぎ話に出てくるような原野を車で駆け抜け、ようやくたどり着いた二人の生まれ故郷はすでに廃墟となっており、白い古い教会が二人を出迎えてくれます。

しばらくそこで暮らした後、老女が天に召され、老人も天使の出迎えとともに天へと昇っていきます。見た後に何とも言えない不思議な気持ちになりました。人生の最期はどのような終わりかたが良いのかを考えさせてくれる作品でした。

69位 ブラックスワン

ニューヨーク在住のバレエダンサー、ニナ(ナタリー・ポートマン)は母親の期待を一身に背負い、日々レッスンに明け暮れていました。
そんな彼女に、「白鳥の湖」のプリマを演じる、という最大のチャンスが訪れます。

しかしこの役は、清楚で可憐な「白鳥」と、妖艶で邪悪な「黒鳥」を完璧に演じることが求められていたのです。
優等生タイプの彼女は「白鳥」を演じることはできても、「黒鳥」を演じることは、どうしても出来ません。

主役をつとめるプレッシャー、過保護ともいえる母親からの期待が次第に彼女を追い詰めていくのです。
この映画の見所はまず、ナタリー・ポートマンの肉体美です。
細いだけではなく、鍛えるべきところが鍛えられ、ダンサーとして完成された肉体は、本当に美しいです。

次に、この映画は見る人の背景を非常に問われる映画だと思います。私がはじめてこの映画を見たときは、なぜそこまで主人公が追い詰められていくのか分かりませんでした。

優等生で、いい子を演じることを強いられた主人公が、最後に迎えるのは、精神的な自立と成功か。それとも、破滅なのか。
ぜひ、自分の目で確かめていただきたい作品です。

68位 ジュラシックワールド

もともと、スピルバーグ作品のファンですが中でもジュラシックシリーズが初期の作品から大好きでした。
リアルに恐竜がいる気持ちにさせる撮影技術とアイデア。今でもよる1人でトイレに行くとラプトルが出てきそうでびびっています。

とくに、新作のジュラシックワールドの恐竜バトルは圧巻!まさかあそこで、ティーレックスが出てくるなんて予想できません。
そしてティーレックスがやばいときに響き渡るラプトルの声。涙レベル。人間の無力を痛感します。

67位 マスク・オブ・ゾロ

とにかく最初から最後までカッコ良くて最後にスカっとできる映画です。
ストーリーは悪者に妻を殺され、娘を奪われた男が若い相棒と共に戦って取り戻すというシンプルかつ明快なものです。

男はアンソニー・ホプキンスで若い相棒はアントニオ・バンデラス。
娘はキャサリン・ゼタ・ジョーンズと豪華で画面が美しいのも見どころです。この映画は時代設定が昔なので剣と銃で戦います。

これがまたカッコイイです!スカっとできる結末なのに、涙無しではいられないラストは切なくてたまりません。
見始めたら終わるまであっという間で飲み物を取りに行く暇もないスピード展開は王道の良い映画を感じられます。

66位 ザ・セル

圧倒的な映像美で退廃的な世界観を描いた作品です。
監督は美しく色鮮やかな世界観の作品を撮るので有名な方ですが、数ある作品の中でも「ザ・セル」が一番好きです。

人間の精神を映像化するという試みなのですが、とにかく「その歪さ」も含めて美しく心奪われます。
加えてグロテスクでショッキングな部分のあるサイコスリラーなお話でもありますので、個人的な趣味にがっちりとはまっていました。

ただ、そういったお話が苦手な人にも受け入れやすいような繊細な「人の精神や心」について描かれているので、そんな所もおススメしたいですね。

65位 英国王のスピーチ

観ると一瞬人間すべてが好きになるような、素敵な作品です。
主人公のイギリス王ジョージ6世は、このエピソード抜きで考えれば驚く程悲惨で酷い仕打ちを受けている訳なんですが、それでも吃音克服と共に確固たる友情をはぐくむ姿が愛しく、素晴らしいです。

作中に出てくる(少数ではありますが)善人、あるいは優しさのある人々が、このうえなく魅力的で素敵でした。
「自分も頑張ろう!」と、なぜか思えるような、心が洗われたような気持ちになれる作品なんじゃないかと思います。

64位 オデッセイ

まったく期待せずに映画放送チャンネル(スカパー)で偶然見て、大好きになった作品です。

「火星ひとりぼっち」とCMで流れていた記憶がありますが、宇宙で置き去りにされるというのは過酷すぎて...自分にはそういった宇宙系の話は重すぎて無理だとタカをくくっていたのですが、主演のマットディモンの何とも言えない雰囲気と、非常によくできた脚本やカメラワークやリズム(素人なのでその表現でいいのかわかりませんが)で、長さが気にならないほど夢中になって楽しめました。


もっと評価されてもいい作品と個人的には思っています。

63位 アンヴィル!  ~夢を諦めきれない男たち~

80年代に西武球場で行われていたメタルフェスに出演していたアンヴィルというメタルバンドのドキュメンタリー映画です。

同じフェスに出演していたボンジョヴィやスコーピオンズなどは世界的なロックバンドとなりましたが、このアンヴィルだけはなぜか売れず約20年後ボーカルギターのリップスは給食配達、ドラムのロブは建築現場で働いてなんとかしのいでいるという有様でした。

西武球場でライブしていたバンドが今では給食配達をしているという冒頭のシーンにはあまりのギャップに衝撃を受けることでしょう。
地味な生活を送っていたバンドのメンバーたちにヨーロッパツアーの話が舞い込み彼らは喜びいさんでツアーに出かけますが、行く先々ではトラブルの連続に見舞われます。

電車の乗り継ぎがうまく行かずに乗り過ごしたり、ライブハウスにうまく連絡が行き届いてなくライブをキャンセルしたり、道に迷ってライブに遅刻した挙句オーナーがギャラを払わないと言い出してスタッフと大喧嘩になったりと散々な目に遭います。

ヨーロッパツアーでもレコード会社の目に止まることはなく、どうにか打開策を見出そうとするメンバーたちは昔のアルバムを作ったプロデューサーと連絡を取りニューアルバムのレコーディングに取り掛かります。

しかしそのレコーディングの最中にもリップスとロブがケンカをはじめバンドは崩壊の危機に陥ります。
どうにか仲直りしニューアルバムを完成させてそれをレコード会社を通さずに直接ファンに届けようとメンバーたちは奮闘します。

そんなとき日本のメタルフェスであるラウドパークからオファーを受け、メンバーたちは約20年ぶりに日本へと降り立ちます。
しかしヨーロッパツアーでの失敗が頭をよぎりまた客が全然来ないのではないかと出番の直前になって不安に襲われるメンバーたち。


そんなメンバーたちを朝イチでの出演にもかかわらず大勢のファンたちが待っていて、ライブは大成功に終わります。

映画が日本で終わり日本で終わるというのはアンヴィルと日本の不思議な縁を象徴しているようで感動的です。無様でカッコ悪い姿を晒してもそれでもバンドの成功に向かって愚直に歩み続けるメンバーたちの姿には胸が熱くなること間違いなしです。

62位 パブリックエネミーズ

この映画は実在した銀行強盗の話が元となっています。
主人公の『ジョン・デリンジャー』を演じているはあのジョニーデップということもあり、クールで陽気な主人公は見応えがあります。


主人公は銀行強盗という指名手配中の犯罪者にもかかわらず一躍人気者となったのですが、一人の優秀な刑事によってどんどん追い込まれていきます。
愛する人、仲間、刑事、それぞれが人間味あふれるクライマックスに目が離せません。

この映画の一番かっこいいところはなんとも最後の最後。主人公『ジョン・デリンジャー』の人生観が最高にかっこいい映画となっています。

61位 ゴースト

付き合っていた人が突然事故で亡くなり身の危険が迫って来ている彼女をゴーストになって助けるなんてこの世でもありそうな感じがしますが。

強盗から彼女の身を守り最後に霊媒師の人の体を借りて彼女と抱き合うシーンは、特に見どころで涙が止まりまでんでした。
愛してると告げ天国へ行ってしまう所は、本当に胸が締め付けられるような激痛が走りました。

60位 オーシャンズ11

いかにも映画らしい大胆な内容、豪華キャスト、ド迫力の演出...どれをとっても見ていて痛快です!


出演者ひとりひとりのキャラクター設定や個性が引き立つ(それぞれの得意分野で活躍できるシーンがある)ところが、やっていることは悪事なのに、みんなで力を合わせて成し遂げる気持ちよさみたいなものがってつい感情移入してしまいます。

続編ではその原動力が「仲間の為」だったりしてもう~憎い!!このシリーズは全部面白くて大好きです!ブラピとジョージ・クルーニーのかっこよさに痺れます。

59位 96時間

リーアム・ニーソン演じる渋くて冷静かつ強い父親が、誘拐された愛娘を助けるために手段を選ばす片っ端から突き進んでいくさまがものすごく痛快です!
緊張感が途切れず、見ている間はずっと手に汗握るアクション映画でかつど迫力の映像なのでこれはぜひ映画館で見たかったなと後悔しました。

モヤモヤしている時、スッキリしたい時、いつでも見られるようにDVDを購入したくらい大好きです。こんな強いお父さんだったら超カッコいい!!

心配性な私がこの世界にいたら怖いものなしで生きていけるなぁとつい憧れの目線で見てしまいます(笑)ちなみに続編も相変わらずの痛快さで面白かったです。

58位 ビックフィッシュ

御伽噺のような映像が素敵すぎます。
お父さんの虚言癖だと思っていたら、結局は少し脚色はされていたものの、本当に実在した人物が出てきて驚きました。それが争議のときに分かるという皮肉な感じもありましたが、そこで親子の愛情をじわじわと感じることができて感動しました。

ユアン・マクレガーが好きなのですが、ユーモアと愛嬌があり不思議な性格の、お父さんの若かりし時を演じていていい味を出していました。

57位 天使にラブソングを

内容は、命を狙われる歌手が修道院で生活する話ですが、怖い部分が出てくるのかと思いきや、コメディーのようなタッチで面白いです。

明るく元気になれる映画です。
今まで讃美歌など聞かなかった若者が教会に入ってきたり、悪ガキと一緒に街をきれいにしたり、地味で目立たなかった修道女が明るくなっていったり、息つく間もなく元気に明るくなれる映画です。

あんなにポップな讃美歌も聞いたことありませんし、あれだけ声が出ると歌うのが楽しいだろうなと思います。

56位 スターウォーズ 新三部作(EPⅠファントム・メナス EPⅡクローンの攻撃 EPⅢシスの復讐)

ジェダイの騎士のライトセーバーで戦うスタイルについてだが、ジェダイの中でも最も美しく武芸と呼ぶに相応しい人物は間違いなくクワイ=ガン・ジンでしょう。

特に注目すべきは足を止めて剣を振るうシーンではなく、自由に動ける場面においてその剣さばきの美しさは群を抜いていると思います。
大きな特徴はその円のような体さばきと剣の取り回し。

ダースモールとの戦いにおいて相手を追い詰めながら振るう剣さばきは他のジェダイでは見ることのできない武道の円の動きに通ずるものがあります。

一方で彼のパダワン(弟子)であるオビワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーはどちらかといえば狭い間合いの限られた空間で腕や手首をうまく使ったショートレンジの剣さばきが多く、比較的足を止めたライトセーバー同士の戦いに向いています。

この剣さばきは効率的で最小限の動きで隙を作りにくいため、ある意味では理論的には秀逸な体さばきと言えますが、前述のクワイ=ガン・ジンのような見るものを魅了する美しさとは少し違ったものです。

また、特徴的なのはマスター・ウィンドゥの剣さばきで最も大きな特徴はその見事な緩急と力強さと言ってよいかと思います。
剣道でも「握りは軽く、打つ瞬間にだけ力を込めろ」と言われるそうですが、マスター・ウィンドゥはまさに剣道の動きに酷似しており、相手にライトセーバーを振るう前は軽やかでありながら振り下ろす時に一気にそのスピードを速め力強さが倍加されています。

この一連の動きがとどまることなく流れることで美しい緩急が生まれ、強きジェダイの象徴に相応しい体さばきを体現しているかと思います。

最後はマスター・ヨーダの剣さばきですが、小さな体という利点を活かしたアクロバットなアクション扱いとして受け止められることが多いですが、これも剣術としてはよく練られています。


小さな体に加えて相手に的を絞らせないよう空中を飛びながら剣を振るうスタイルは、一見すると姿勢の制御ができなくなる空中での不利が目につきますが、地に足をつけたままでの相手の上からの一方的な攻撃を避け、剣の出所を1つに絞らせずに立体的に攻める効果が発揮できるのです。

さらに空中で回転運動を加えるなど動きを複雑にすることで相手の攻撃の初動を迷わせることに奏功しています。
様々なジェダイの剣術スタイルはあり、それぞれが長短を備えています。


壮大なスペース・オペラとして、独特のSW世界に無くてはならないメカニック、魅力的なキャラクター、そして上記のようなアクション面に注目して観てみるのも面白いかと思います。

55位 グリーンマイル

物語の舞台は、アメリカ南部にある刑務所です。
それは死刑囚を収容する施設であり、主人公のポール(トム・ハンクス)は看守として勤めていました。
そこに、幼女を暴行の上殺害した罪で死刑を宣告された、コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)が収監されてきます。
彼がもつ驚くべき秘密とは…。

私がこの映画をはじめてみたのは、中学生の時でした。しかし、物語の終盤になると涙が溢れて止まらなくなり、切ない気持ちでいっぱいになったのをよく覚えています。

主人公である、トム・ハンクスの名演技もさることながら、その他の脇を固める俳優も非常に素晴らしい方々ばかりです。特に、マイケル・クラーク・ダンカンの演技の素晴らしさたるや、筆舌に尽くせません。

正義が必ず勝つとは限らない。正しいことが、正しいとされない事実は、残念ながらいつの時代にもあります。
しかし、今この瞬間、傍にいてくれる人を精一杯愛そう。大切にしようと思わせてくれる作品です。

54位 マディソン郡の橋

クリントイーストウッド&メリルストリープが演じる中年男女の究極の純愛物語なんですが、わずか4日間で生涯最高の恋愛になることもあるってことを教わった映画です。ただの不倫の映画って言う人もいていますが、それを超越したすばらしい物語だったと思います。

マディソン郡の田舎風景もすばらしく、この映画を引き立てていたのは間違いないなかったと感じました。

ラストシーンのフランシェスカの遺品である「永遠の4日間」という写真集を息子達が橋から撒かれるシーンは涙なくして観れませんでした。

53位 タイタニック

デカプリオが主演の映画です。
この映画の良いところは、ジャック(主人公)だけでなく、ローズ(ジャックの恋人)も勇ましいところです。

特に映画後半のタイタニック号が沈没するまでの過程がリアルで、もしも私自身があの様な場面に遭遇したらはたして何が出来るだろうかと考えさせられました。最後船が沈没した後も二人で手を取り合い、励まし合うシーンは涙が止まりませんでした。

又、主役のジャックとローズがお互いの事を知り強制的に決められた婚約者からの逃避シーンも印象的で短い時間で一気に燃え上がった2人の愛が描かれていたと思います。

52位 キャストアウェイ

主人公の乗っていた飛行機が不時着したのは、まさに絶海の孤島。
そこでまず生きるため、食べ物の調達。沢山の困難を経て生きるための課題はクリアしていく。

次は孤独との闘い。婚約者のこと。拾ったバレーボールに婚約者の面影が浮かぶこともある。主人公はそのバレーボールを話し相手に日々を過ごしていく。時には辛さから首吊りを試みるが失敗。もう観ていて正直悲しいことばかり。

孤独との戦いや、サバイバル、その後の脱出、漂流、主人公の感情に非常にリアリティを感じ、この映画の世界にどんどん引き込まれていく。
長い孤島での生活で、主人公の心がどの様な境地に達したかはわからないが、ただ「帰るんだ!」という強い意志を感じました。

無事に帰還した主人公は婚約者との別れを経験する。

彼は死んだと思っていた婚約者はもう別の男性と結婚していた。もう別れの場面は主人公への感情移入が頂点になり、ハンカチ必至だ。
もし大切な人がいなくなってしまったら、自分が婚約者の立場だったら待てただろうか。

待つべきだろうかと深く考えさせられる。でもこの映画には、きちんと明るい希望らしきものが用意されている。観た後は必ず爽やかな明るい気持ちになることは間違いない。

51位 私の頭の中の消しゴム

映画「私の頭の中の消しゴム」は2004年に放映されたイ・ジェハン監督によって手がけられた韓国映画です。
この映画は日本で公開された韓国映画史上第一位の興行収入を記録しました。

この作品の中で最も評価すべきところは「誰も死なない」という点だと思います。
最近の恋愛映画では、大体の作品が「肉体の死」が訪れますが、この作品は「精神の死」が先に訪れます。

今まで起きた出来事も忘れ、日常生活も送れなくなり、最愛の人の事さえも記憶からなくなっていくこの作品は、人を愛する喜び、苦しさ、辛さをギュッと詰め込んだ悲しくて切ない宝箱のような物語です。

ラストに近づくに連れ、お互いの愛情がどんどん深くなっていく中、病気という壁を乗り越えようとする二人の姿に涙なしでは見れません。愛する人と二人で観て損はない作品です。

50位 MAMA

画面の構成、カメラワークが非常に上手い。
全人類が恐がるホラー映画と言う触れ込みの通り海外の人や日本人も楽しめる物になっています。

海外の人が恐がる視覚、日本人が恐がる聴覚からの恐さが見所のひとつです。

どうなって終わるのか分からないストーリーや様々な人間模様がとても面白いです。

伏線の回収も上手く、オープニングからも目を離してはいけない。オープニングの子どもが描いた絵、と言う点も恐さを上長させる。観た後は思わず「凄い…」と言う言葉しか出て来ない程、素晴らしい作品です。

49位 暴走特急

主演のスティーブンセガール演じる、ケイシー・ライバック。
彼はレストランのコックだか、実は元海軍特殊部隊隊長の最強の戦士。

たまたま列車に乗り合わせた所テロリストにジャックされ、テロリストを倒す。
よくあるパターンの映画の主人公だと敵に攻撃を受け、絶対絶命のピンチを何度か切り抜けることが多いです。
ですが沈黙の戦艦をはじめセガール作品はこういった既存のパターンを打ち破った上で圧倒的戦力で悪役をボコボコにするその爽快感と凄まじい安心感があります。
ハラハラというよりストレス解消にもってこいな映画です。

48位 キングスマン

監督はマシュー・ヴォ―ン。主演はコリンファース。スパイ映画が好きで、007を前作見ようとしていたのですがどうも古くて...カッコいいんですよ、ジェームズ・ボンド...でも古くて...少し物足りなさを感じていました。

そんな人におすすめの「キングスマン」武器も兵器もなるほど現代。パーティーピーポーがたくさん現代。
そしてコリン・ファースがカッコいい!ザ英国紳士。

ラストシーンの威風堂々が流れるシーンでめちゃくちゃ笑ってしまいました(不謹慎)。
ぶっとんでます。次回作も楽しみですが、どうなるのでしょうコリン・ファース...

47位 みんな元気

原題は「everybody's fine」。主演はロバート・デニーロ。2人の娘役にドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセイル。
息子役にサム・ロックウェル。もう1人息子がいるが、その人物を通しての家族模様が描かれる心温まる映画です。

今まで仕事人間で通してきた父親が、妻の死をきっかけに孤独を感じ始め、それぞれの生活をしている子供たちを訪問するが、1人連絡の取れない息子の現状を知り、悲しみや後悔の気持ちを抱きはじめます。

改めて子供たちとの関係に向き合い、それぞれの思いを知っていく。誰にでも家族はいます。
そして、誰もが少なからず家族内で問題を抱えています。そんな誰もが自分に当てはめて感情移入してしまう作品です。

46位 トワイライト 初恋

この映画は、なんと言っても、スーパーパワーを持つ男性に守られるという乙女の願望を叶えてくれるところじゃないでしょうか。
この映画にキャスティングされた、クリステン・スチュワートとロバート・パティソンが映画の外でも恋人同士になったりと話題にもなった映画です。

主人公の事を好きなもう一人の男性も狼男だったり、どちらの男性にも好かれて迷う女心が良く描かれている作品だと思います。

45位 レオン

1994年公開されたリュック・ベッソン監督のフランスとアメリカの合作映画です。
主人公はジャン・レノ、ナタリー・ポートマンの2人、そして悪役のゲイリー・オールドマンから逃れるナタリーを、殺し屋ジャンが命を懸けて守るストーリーです。ゲイリーの冷酷でクレイジーな演技には思わず目を見張ります。

大人っぽい表情を持ちながら一途で弟想いなナタリーの純粋な心が、人の心に寄り添わずに生きてきたジャンの心を徐々に動かし、いつしか親のような存在に代わり、命がけで彼女を守ります。

登場人物の心情の変化、色あせない緊張感、独特の世界観、人間らしい中に冷酷さも備え、フランスらしい優しくせつない感情が溢れた映画です。

44位 アラビアのロレンス

砂漠のシーンは圧巻の美しさです。ロレンスとアリという部族長が出会うシーンで砂漠の井戸で案内役のベドウィンとロレンスが水を汲むところに彼方からアリがやって来るのですが、緊迫と美しさに溢れています。

またピーターオトゥール扮するロレンスの台詞や立ち居振る舞いの格好良さ!
後半、次第に疲弊し、常軌を失っていくロレンスとの対比も単なる砂漠の英雄物語ではない深さがあります。

現在のアラビア半島の混迷の原因、それに関わって英雄に祭り上げられるロレンスのえいこうと挫折と書いてしまえば、間違いではないけれど、この映画の魅力の十分の一も伝わりません。

美しく残酷な砂漠とカリスマ、ロレンスの危うい華麗さ、筆舌に尽くせません。
古い映画なので、映画館では滅多に鑑賞できませんが、旧作の名画を定期的に上映している劇場で機会があれば観てください。
デビッドリーン監督の珠玉の一本です。

43位 藍色夏恋

台湾の高校生が日々悩みながらも成長していく物語です。
ただの高校生の男女の恋愛物語かと思いきやそうではなく、というところが、この映画の魅力ではないかと思います。
かといって青春ものというわけでもありません。

ストーリーは淡々と進んでいき、映画の核心部分も特に盛り上がるわけではありません。

それでも私がこの映画に惹かれるのは、映像や音楽の美しさがあるからです。

日本での公開もミニシアターのみでしたが、美味しい食べ物のイメージしかなかった台湾の別の一面が見てみたいという方におすすめです。

42位 世界の涯てに

1996年公開の香港映画です。
金城武とケリー・チャンの主演で制作された作品で、白血病を宣告された社長令嬢ラムと「探し屋」の青年ナーハウチョンを軸に話が進みます。ラムは、片思い中の男性を探すためにナーハウチョンを雇うのですが、だんだんお互いに惹かれていきます。

モンゴルからやってきた純真な青年と病を隠した令嬢が、徐々に惹かれ合いながらもその先に進まない、近いのに遠い、焦れったい二人の距離にドキドキします。


金城武とケリー・チャンの視線だけで伝わる演技が素晴らしいです。結末を分かっていてなお、ラスト5分で必ず泣いてしまう映画です。

41位 レッドクリフ

戦いシーンの迫力はすごい。
曹操軍の理由なき侵略に対しなの諸葛亮との知恵比べと言った軍事戦略のあの手、この手で繰り広げられる戦闘の展開とそのスピード感、そして音曲選定の複合作用に圧倒されます。

三国志というストーリーですが、劉備・孫権・周瑜・諸葛亮などが力を合わせ曹操軍と戦っていくその描写が迫力十分に演出されている点は絶賛です。
戦闘シーンはどの場面もとっても、カメラアングルから音に至るまで、研究し尽くして制作されている印象を強く受けました。

40位 キューティーブロンド

主人公のエルのファッションがとにかくかわいい!!!ストーリーもただのコメディーかと思いきや内容もしっかりとしていてとても見ごたえのある映画です。

ロースクールを目指し、一人前の弁護士になっていく姿はみていてとても楽しくなります。
また他の登場人物も個性的でみていて飽きません。なんといっても今では演技派女優のリースウィザースプーンがとにかくチャーミングでかわいい!ピンクのファッションをあれだけ着こなせるのも彼女だからかな?と思います。

39位 ブレイブハート

メルギブソン主演&監督。
スコットランドが舞台のイギリスから独立をめぐる、実在した人物に基づいて作られた映画です。

作品名のブレイブハート、まさに題名のとおりの物語でした。戦いや、権力や、絶望、理不尽、裏切り、心だけではどうにもならない現実、それでも勇気ある心や、愛を感じることのできる作品でした。スコットランドの山々や、音楽は、どんなシーンにもなじんでいて、いつかこの絶景を見に行きたいと感じました。

ラストは賛否両論ありますが、見えるものだけが結末ではなく、私はこのお話がハッピーエンドだと思っています。

38位 レ ミゼラブル

文句なしの傑作。
生歌で撮影したことが公開当時に話題となった本作。

最近主流となっている、要所要所に歌の入るセリフ劇とは一線を画し、全てが歌のみで構成されています。

それでも充分に感動が伝わるのは、ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイをはじめとした、超実力派俳優陣の演技力と歌唱力によるものでしょう。
ですが、実は大胆なカメラワークや最新技術での美しい演出も本作の見モノなのです。


冒頭でジャン・ヴァルジャンの人生が二転三転しますが、そのスピーディな展開に早くも息を呑みます。
また、現実には不可能なカメラワークを駆使し、多数の人々の〝無情〟を同時に浮彫りにもしています。

幾度となく映像化・舞台化されてきたなかで最もダイナミックな仕上がりになっている2012年版は、玄人はもちろん、ミュージカル初心者にこそ観て欲しい一作。

37位 オールイズロスト~最後の手紙~

一人の男がヨットで航行中に海上に漂流してしまったコンテナに激突してしまい船の装置などが壊れてしまい、海の上で遭難しまうストーリーです。

この映画の凄いところは、登場人物は遭難してしまった男一人のみそしてセリフは殆どなく、何とか生き延びようとする様を淡々と描いているだけの映画ですがどんな絶望的な状況に追い込まれても、諦めずに生き延びようとする様子はつい見入ってしまいます。

男を演じているのは名優ロバートレッドフォード彼の演技によって、セリフが無くても緊張感や生き延びようとする思いがとても伝わってきます。
今までに無い映画の一つだと思いますのでオススメです!

36位 香港国際警察/NEW POLICE STORY

ジャッキー・チェン主演の映画で、冒頭からもうやめてくれと言いたくなるようなシーンが続きます。
部下を人質に取られ、大切な仲間をすべて失ったジャッキーの姿には哀愁が漂っており、悲しくなりました。

ジャッキー映画には珍しくコミカルなシーンはまったくなく、それがこの映画を印象深いものにしているのです。

最初は圧倒的強さを見せた悪役も所詮は人の子、終盤で人間らしさを見せた敵のリーダーにも物悲しさを感じ、すべてが終わってもハッピーエンドとは決して言えない結末で、ジャッキー映画史上最高傑作といっても過言ではないと私は思います。

35位 ジュマンジ

子供から大人まで楽しめるのがこの映画の魅力で、子供には少し怖いかもしれませんが、ついつい見てしまうようなクセになるような映画です。

すごろくのようなボードゲームを始めたら、書いてあることが本当に起こってしまいます。
しかも、内容はジャングルや野生動物に関わるようなものばかり。


少年少女が始めたこのゲームは、少年がゲームの中のジャングルに吸い込まれたことで一旦放置されます。指定された目がでるまでは彼は現実世界に帰ることができません。

彼がジャングルで過ごす時間は26年間にも及び、その間に両親には息子殺しの疑いがかけられ、一緒にゲームをした少女は精神病を疑われます。
そして26年後、全く別の幼い兄弟がゲームを見つけたことで物語は再び動き始めるのです。

わたしは子供の頃、この映画を見ました。ゲームに吸い込まれたりゲームから恐ろしい動物が出てきたりという衝撃の内容に、当時はとても驚きました。


20年経った今でも鮮明に覚えているほどの印象深い映画です。
笑いあり涙ありで、きっと楽しんで見ていただけると思います。

34位プレデター

木曜洋画劇場予告での「力こぶれ!肉密度1000%!」でおなじみプレデター。
次々と仲間が殺されていく中、ついに敵を見つけた瞬間の銃撃戦などは非常に滾ります。
そしてラストの戦いでは、知恵を駆使して己を鼓舞して戦うその姿は、カッコイイの一言に尽きます。

これまでいろんなアクション映画を見てきましたが、毎回敵役をボコボコにするパターンが多いシュワちゃんの絶体絶命のピンチも描かれる緊迫感が味わえるという意味で非常に貴重な作品です。
「CIAのデスクワークでなまったのか?あ?」
「いたぞ!いたぞおおおおおおおお!!!!!うあああああああ!!!!」
「そこに立ってろ」
「なんと…醜い顔なんだ…」
「お前はいったいなんだ…?」
「二度目はこだまだ」
「足元よく見てから唾を吐け」
「やったのはゲリラだ!特殊訓練を受けたゲリラら!」
「チェーンガンをバッグから出しなよ」

など、シュワ映画ファンにはおなじみのインパクトある邦訳も魅力です。

33位 未来世紀ブラジル

近い未来の、情報を統制されたどこかの国という設定で、そのストーリーを素材に自分の感性で読む映画と言って良いと思います。
ですから、見ようによっては訳の分からない映画です。SF映画という事になっています。

最初はちょっとした間違いから始まりますが、最後主人公となる人物が助かったのかどうか、もよく考えないとはっきり分かりません。
監督は、テリーギリアムという人です。ところどころに日本文化に影響を受けているなという場面があります。

なぜタイトルが未来世紀ブラジルなのかも分かりません。一人で楽しむには面白い映画だと思います。

32位 サボテンブラザーズ

時は1916年、ハリウッドの落ち目の映画スター3人。


ヒーロー役を演じていた彼らが、勘違いから盗賊に苦しむ村を救ってほしいと乞われてメキシコに趣き、用心棒として雇われて…というストーリーのコメディです。
設定が面白く、この3人が下らないギャグを連発したりしてとにかく笑えます。

3人を演じるのはスティーヴ・マーティン、チェビー・チェイス、マーティン・ショートという強者達だから面白くないわけがない!
頭が疲れた時、ぼーっとしたい時に見たい作品です。

31位 ファイト・クラブ

「SE7EN」や「ソーシャルネットワーク」で知られているデヴィッド・フィンチャー監督の作品です。衝撃の結末、大どんでん返しが好きな方には是非見ていただきたい映画です。
エドワード・ノートンの演技力やブラッド・ピットの溢れるワイルドさにハマってしまうこと間違いなしです。

ラストで流れるPixiesのWhere is my mindという曲も、映画の内容とリンクしていて、映像音楽含め最高の映画です。
一度見たら何度も見たくなること請け合いです。

30位 エミリー・ローズ

悪魔祓いの儀式の最中に命を落とした少女を巡って、少女の死は悪魔の仕業だったのか、それとも重篤な精神疾患を適切な治療をせず放置した結果だったのかが法廷で争われた、実話を基に制作された映画です。

悪魔祓いを行った神父を被告とする裁判を中心に映画は進みますが、間に流れる悪魔祓いのシーンには戦慄を覚えずにはいられません。

特筆すべきは、エミリーを演じた女優のジェニファー・カーペンターの演技です。
彼女の演技力が鳥肌が立つほど凄まじく、悪魔の存在を肯定しそうになります。


裁判映画としても見応えがありますが、ホラー的要素も、そんじょそこらのB級ホラー映画を遥かに凌ぐ恐ろしさです。
最後に下される判決に、思わず唸りました。

29位 シリアル・ママ

お下品コメディで有名なジョン・ウォーターズ監督の作品である「シリアル・ママ」。

歯科医の夫に二人の子どもを持つごく普通の主婦、ビバリー。
こんなママいたらどうしよう、と思わせてくれます。

この主人公、普通の人が我慢するストレスには全く耐えられず、あれよあれよと6人も殺してしまったサイコパスママなのです。
殺しの理由がエグすぎます。
ホラー映画大好きな息子に精神科への通院を勧めた教師を車でひき殺す、娘を振った男を火掻き棒で串刺し、レンタルビデオのテープを巻き戻しせず返却したおばさんを骨付きラム肉で撲殺。

怖いけど笑える、笑えるけどちょっと怖すぎ!と、ブラックユーモアにすっかりはまってしまう95分です。

28位 ベンジャミン・バトン 数奇な人生

老人の姿で生まれ、歳を取るごとに若返っていく数奇な運命を辿る男の物語。
というのは、観たことがなくても知っている人は多いかもしれませんね。
主人公のベンジャミン・バトンをブラッド・ピットが演じ、彼と逆の人生=普通の時間を生きる恋人役をケイト・ブランシェットが担っています。
ファンタジー要素が強いのかと思いきや、むしろ特殊なのはベンジャミンただ一人。

それがより一層、彼や恋人の人生に立ちはだかる現実の重さを引き立てています。
時間とは何か、という問いを持って観るのもいいですが、純粋に恋愛映画として観ても素敵な作品ですよ。
特に、ベンジャミンが生まれたとき、老人の姿で家族から受ける愛と、死ぬときに赤ん坊の姿で受ける恋人からの愛の対比は、美しくも悲しい二枚の絵画のように記憶に残ります。

あどけない老人、翳りを背負ったティーンなど、難しい役どころばかりを次々に演じるブラピからは目を離せませんし、それを違和感なく成立させるための特殊メイクも、アカデミー賞の美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞受賞という実績から信頼がおけますね。

27位 ヘアスプレー

ミュージカルなので、みんな歌とダンスのレベルが高いです。
何でも明るく解決していこうとする前向きな物語に好感を持てます。

キャスティングも面白くなぜかジョントラボルタがお母さん役でしかも不思議と可愛くみえるのはさすが名役者、といったところ。
仕草が本当に女の人で、歌も上手いしヒールを履いてステップを踏む。

明るく楽しい映画なので、見ていて元気をもらえます。
それでいてきちんとしたテーマがあるので、飽きさせない映画です。

26位 ゾンビコップ

このゾンビコップという映画は、一般的なゾンビ映画のゾンビから逃げ回ったり立ち向かったりする映画と違い、主人公のロジャー刑事がゾンビになってしまうという異色のゾンビ映画です。

敵も大半がゾンビ化しており、最終的には敵の黒幕以外みんなゾンビという展開が待っています。
クライマックスでのゾンビ同士の撃ち合うシーンはインパクトがあります。

ラストシーンで同じくゾンビ化してしまったロジャーの相棒のダグと生まれ変わったら何になりたい?と語り合うシーンは実質バットエンドなのですが明るい気持ちで見ることが出来ます。

25位 マンマ・ミーア!

日本でも絶大な人気を誇ったポップ音楽グループABBAの楽曲で全編彩られた、ハッピー&ロマンティックなミュージカル。
3人のボーイフレンドとの間で揺れるシングルマザーの主人公を、メリル・ストリープが堂々と演じています。
舞台はギリシャ・エーゲ海に浮かぶ小さな島。


とにかく景色がステキで、たくさんのダンサーと共に島を闊歩し踊り回る歌唱シーンには興奮しますよ。


よく知る名曲も多数登場し、一緒に口ずさみながら、開放的な風を感じることができます。恋っていくつになってもいいものだ…としみじみ幸せになる一作です。

24位 スウィニートッド フリート街の悪魔の理髪師

お馴染み、ティム・バートン×ジョニー・デップのブラックコメディミュージカル。
妻を奪い自らの人生を台無しにした男への復讐。
それをキッカケに殺人の快楽へとズブズブはまりこむ狂気の理髪師・トッドをデップが怪演しています。
象徴的なのは、トッドとミセス・ラベットの歌う「A Little Priest(パイがイッパイ)」でしょうか。

人肉パイという常軌を逸した考えに希望を見出す二人は〝明るい狂気〟に満ちています…。
ミュージカルならではのブッ飛んだ展開ながら、綿密に張り巡らされた伏線・布石によって、最後はあっと驚く展開に仕上がっています。

あの毒々しさとユーモア、ストーリー展開の絶妙な掛け算は、さすがティム。
仇役には、ハリー・ポッターシリーズのスネイプ役で有名なアラン・リックマンを抜擢。怪しくも美しいティムワールドに、どっぷりハマりましょう。

23位 ゴーストバスターズ

1984年に公開されたアメリカ映画で、3人の科学者が幽霊退治を専門とするゴーストバスターズという会社を設立して、次第に依頼が殺到するといった話で進んでいきます。

ですが、得体の知れない存在を同じ場所に保管する事で幽霊を追い払うといった事をしている点に対し、市の環境保護局から問題があるのではと調べられてその結果一箇所に集められていた幽霊が全て飛び出してしまいます。

そして、ラストはかなりの面白いと覚えていますが、破壊の神を退治することとなったゴーストバスターズは追い詰められ、破壊の神は思い描いた物で世界を破壊すると言い、全員何も考えないようにしようとしますが、その内の一人がマシュマロマンというキャラクターを考えてしまったことにより、巨大なマシュマロマンと戦うことになります。

子供の頃に見た映画ですが、ラストの敵にふさわしくないマシュマロマンというキャラクターのインパクトでその存在は今でも覚えています。

22位 アルゴ

アカデミー作品賞を受賞したサスペンス映画。イランにあるアメリカ大使館が民衆により封鎖され、軟禁された人々がイランを脱出するまでをスリルたっぷりに描く、いわゆる〝脱出モノ〟。

タイトルの「アルゴ」というのは、作中で囚われている人々を救い出すために、CIAのエージェントたちがでっちあげる架空のSF映画のタイトル。
撮影を装ってイラン入りするエージェントたちに、これでもかというほどピンチが畳みかけます。


大使館側の脱出劇にも、サスペンスの教科書かと思うほどにアクシデントが続き、文字通り、手に汗を握ってしまうはず。
史実に基づいた物語とは思えない破天荒な展開の連続ですが、現在深刻化する一方のイランとアメリカの対立構造が根深く描かれる意欲作でもあります。

21位 ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

CGと本物の大自然がもたらす美しい映像が、少年・パイとトラの奇妙な友情を、そして世界の過酷さを際立たせる大ヒット作。
当時3Dで公開されたこともあり、映像美「だけ」のイメージも強いかもしれません。


しかし、むしろそれは副次的効果に過ぎないことは、一度ご覧になれば分かると思います。
といいつつ映像に言及するなら、それに伴うモノローグの妙を挙げるべきでしょう。

ヒンズー教、キリスト教、イスラム教と複数の信仰を持ちつつ、同時に科学にも敬意を払うパイの思考は、映像と混じり合うことでより一層幻想的に、そして奥深く観客の心へ染みわたります。
少年とトラの友情物語、と思っちゃいけません。本格サバイバル哲学譚です。

20位 パルプ・フィクション

奇才・クエンティン・タランティーノが、まだレンタルビデオ店で働いていた時代に撮られた伝説的作品。
大きく分けて3つの物語で構成されているものの、そのどれもが他に影響を与え、また影響をモロに受けたり受けしなかったりして複雑に絡み合います。

しかも時系列がバラバラに組んであるので、観客は暴走列車に乗りながらジグソーパズルをしているような妙な昂揚感を楽しむことができますよ。
映画製作に携わる人々が絶賛する作品だけあって、タランティーノの並々ならぬ映画愛が画面から滲み出してきます。


ジョン・トラボルタの復活作としても有名な本作では、彼のちょっと情けなくもイブシ銀な有志を拝むことができます。

19位 ドリーム・ガールズ

実在する黒人女性歌手グループをモデルとした栄光と挫折の物語。田舎町の仲良し3人娘は、あるオーディション会場で敏腕プロデューサーに見初められ、一気にスターダムへのし上がります。その世界の華やかさたるや、まさにドリーム。

しかし。成功の影で現状を是とせず、自分の道を歩もうと孤立するエフィー。
そのシーンで歌われた「AndIAmTellingYouI’mNotGoing」の切なさ、迫力は何とも圧巻です。

その後、挫折のなか何年も日陰に耐える彼女の姿は、栄光と挫折、表舞台とカーテンの裏を観客に見せつけ、それでもなお夢を見ることへの賛歌を続けるのです。
エフィー役のジェニファー・ハドソン、シンプルにめちゃくちゃカッコイイです。
在りし日のエディ・マーフィやジェイミー・フォックスなどの顔ぶれも楽しく、キャスティングの妙も話題を呼んだ、希望をもらえるミュージカルです。

18位 マイインターン

マイインターンはまさに、現代社会、特に忙しくビジネスや流行が移り変わるニューヨーク、そして人間関係を象徴している映画です。

主人公のアン・ハサウェイが、自分の好きなこと(洋服のこと)で最初はSNSを通して洋服のスタイリングを発信しているのですが、いつしかニューヨークを代表する大手起業になり、彼女はやり手の若い女社長となります。

最先端のビジネススタイルとなり、若い女性の憧れのアイコンとなるのですが、ロバート・デ・ニーロが演じる定年した再雇用の老人が会社に入ってくることで、彼女の価値観が変わってきます。


最初は、スピードが遅く、ITに疎い彼をバカにしていたのですが、
様々な困難にぶつかった際、本当に大事なのは思いやりだったり、人と人とのコミュニケーション、SNSやメールだけではどうしようもないことがあることを知っていきます。

最終的には、彼は彼女の人生の良き理解者、なくてはならないビジネスパートナーへと変わっていくストーリーには、現代を生きる私たちに考えさせられるものを残す、心温まる映画です。

17位 時計仕掛けのオレンジ

鬼才・スタンリー・キューブリック監督の、アバンギャルドかつ繊細な才能が目一杯詰まった作品です。
近未来の街を舞台にしながらも、現代的な風刺がたっぷり盛り込まれています。セックス・ドラッグ・暴力に溺れる少年たち。


物語前半は、主人公・アレックスを中心とする彼らの奔放すぎるくらい本能のまま行動する姿が永遠と続きます。


大の大人でもちょっと目を背けてしまうくらいの非道な行い(残虐やスプラッタではなく、「行動」や「思考」が常軌を逸しすぎている)のオンパレードです。

それがまたポップなデザインの街並みや、アレックスらが身につける衣装やアイテム、また彼らの使う独特な言語(=ナッドサット語)・・・つまり「若者言葉」も合い絡まって、なんともいえない不思議な雰囲気を醸し出しています。

目を背けたいんだけどなんか気になってやっぱり画面に目を戻してしまう・・・そんな、それこそ観ている側も「ヴィデオトリップ」しているような奇妙な感覚になります。

16位 ジャンゴ 繋がれざる者

クエンティン・タランティーノ監督の痛快ウェスタン。
黒人差別の色濃い時代に、賞金稼ぎの歯科医と元黒人奴隷の男が妻を奪還すべく、ひたすらドンパチするわけです。
とにかく笑えるくらい血みどろですよ。この作品ではまず、主人公のジャンゴがかっこいいのですが、敢えて注目すべきは奴隷農園を経営するキャンディと、黒人でありながらキャンディに忠誠を誓うスティーブンでしょうか。

二人のワルっぷりは潔く、特にキャンディを演じたレオナルド・ディカプリオの壊れっぷりには脱帽です。
撮影中にアクシデントで本当に流血するのですが、その血を舐めながらニヤリとするシーンはぜひ見逃さないでくださいね。

15位 エアフォース・ワン

主演、ハリソン・フォードでアメリカ合衆国大統領専用機エアフォースワンが、謎のテロリスト達にハイジャックされてしまいそれを取り返すというストーリーです。
普通の映画ならこの場合、特殊部隊や軍の兵士が大統領救出作戦を行うわけですがこの映画では違います。

なんと、大統領役のハリソン・フォード自身がテロリスト達と戦闘を繰り広げます。
大統領は、家族や他の乗客を無事に救出出来るのか?これが最大の見所です。
観て損のない映画ですよ。

14位 シックス・センス

この映画はハーレイ・ジョエル・オスメントを一躍天才子役として有名にした作品としてご存知の方も多いのではないのでしょうか。
ブルース・ウィルスとハーレイの2人が繰り広げる物語のラストに世界が騙され、「ホラー映画」というジャンルを忘れてしまう感動作であったと私は思います。

ハーレイ演じるコールの切ない表情、一言一言紡ぎだす言葉にまさに天才子役を感じ、ブルース演じるマルコムと徐々に心を通わせ、思いを解き放っていく。
大どんでん返しに当時衝撃がありましたが、意味を知って見直して更に楽しめる感動作です。

13位 ジュラシックパーク

はじめは美しい大自然の風景が続きます。
さわやかな気持ちになります。

ごくありふれたおじいちゃんと孫の生活が展開されていますが、おじいちゃんは恐竜の公園を作るといいます。しばらくすると場面は広大な無人島に変わります。

ここから何が始まるんだろうというわくわく感と不安の入り混じった気持ちになります。

古代の恐竜の卵から本物の恐竜が生まれるというんです。

まさかと思うまもなく本物のティラノサウルスガ現れます。
車のダッシュボードの上においたコップの水がぶるぶると揺れだします。それはティラノサウルスが歩く振動で、現れるまでがどきどきはらはらです。

映画を見終わって、よくこんな面白い物語を思いつくなと感動しました。

12位 ウルフ・オブ・ウォールストリート

レオのレオによるレオのための映画!と言ったら言い過ぎですが、この映画はレオナルド・ディカプリオありきの作品でしょう。
主人公であるジョーダン・ベルフォードは、最初は垢抜けないサラリーマンとして登場します。

しかし、証券会社に再就職するところからブッ飛んだ人生が始まりますよ。
酒も煙草も女にも興味のなかったジョーダンは、持ち前の機転と話術で成功を収めていくごとに、どんどん顔がエグくなっていきます。


さらにはドラッグにまで手を染め、気付いた頃にはタイトルの通り、まさにウォールストリートの〝狼〟として君臨、もうハチャメチャ。
ジョーダンの顔は相当ヤバくなってしまいます。

終盤、劇薬使用によって前後不覚に陥るシーンがあるのですが、そこのレオ様のイカレッぷりには脱帽です。
とにかくヤバいレオ様が観たい方には絶対オススメです。
もちろんブラックコメディとしてもスパイスが利いてgoodです。

11位 きっと、うまくいく

インド映画のイメージと常識を破り、世界的ヒットを遂げた極上エンターテイメント。
ボリウッドといえば、破天荒でとにかく派手な印象ばかりが強いのですが、こちらはインドの深刻な〝現在〟を活写しながらも、青年たちの友情と成長を明るく爽やかに描いた感動作なのです。

要するに超王道モノなのですが、逆に久しく出会うことのなかったド直球スローイングに、思わず胸を突かれてしまいます。
二つの時間軸が交錯する展開には、謎解き要素も加わり、驚きと爽快感溢れるフィナーレに向かいます。面白さてんこ盛りの本作、インド映画初心者はまずコレからどうぞ!

10位 スネークフライト

史上最強のパニック映画こと、『スネークフライト』は、ひょんなことから旅客機の中に大量発生したヘビと乗客の死闘を描いたサバイバス・サスペンス作品です。怖くない?グロクない?ホントに面白い?そう思うかもしれませんが、この映画は、全てにおいてあなたの想像を凌駕します。

とにかくこの作品は吹き替えで観て欲しいです。本作の面白さの8割はそこにあると言っても過言ではありません。

襲いかかってくる猛毒蛇、逃げ惑うチワワ、ブチ切れる捜査官、命を救う一枚の絵、一度観たら友達に話さずにはいられない傑作です。

9位 ゼロ・グラビティ

宇宙空間にただ一人放り出される――という最高に絶望的なシチュエーションで、登場人物はほぼ一人。
なかなか博打な映画だと思いますが、その賭けは見事に当たったようです。

物理的なハラハラドキドキはもちろんのこと、宇宙に一人取り残される、もう帰れないかもしれない、あのときああしていればよかった…など、心理的な葛藤も緻密に描写されており、見ごたえ充分。
それは、限りなく広い宇宙空間を背景に、ライアンという生身の人間がぽつりと存在することで、余計に際立つものでもあります。

もちろん、独り芝居に充分耐え得るサンドラ・ブロックの演技力とメンタルが作品の屋台骨なのは言うまでもありません。
また、登場数分で宇宙の塵と化してしまう仲間役のジョージ・クルーニーがまたいい味を出しているのです。
どんなふうに宇宙の塵になるかはぜひその目でお確かめください。

8位 最強のふたり

車椅子の男と黒人青年の友情物語、と聞いて「どうせ〝お涙頂戴〟系だろ」と思う方もいるかもしれませんね。
でも安心してください、ちゃんと面白いんです。

全身麻痺の気難しい大富豪・フィリップがヘルパーに雇ったのは、貧民街で暮らす強かで陽気な黒人青年・ドリス。

反対する周囲にフィリップは一言「彼は私に同情していない」。ドリスの悪戯や振る舞いは周囲をいつもヒヤヒヤとさせるのですが、ではなぜそう思ってしまうのか? 
その答えはとてもシンプルですが、実は結構、普段忘れがちでとても大切なことなのです。


少し棘の利いた軽快なやりとりが小気味よく、主従でも「健常者と障害者」でもなく、最強の友達として互いを認め合う二人の姿に、そっと自分と誰かを重ね合わせてみたくなる作品。

7位 ターミネーター2

未来から来た殺人マシーンT-1000に襲われた少年を救ったのは前作で人間を襲ったターミネーターでした。


ロボットは感情の無い物だと思われている中、主人公と出会い共に同じ時を過ごす中で友情が芽生えていくのです。
敵との戦いの中でボロボロになっていくシュワちゃんとコナー一家。

未来を救うためには目の前の敵を倒すだけではなく、絶対に避けられない辛い別れが待っています。


1作目が静かで悲しい、それでもそんな暗闇で消えずわずかに燃え続ける希望の物語であり「2」は確かにその系譜を引き継いでいます。
「3」?ターミネーター2の続編は「新起動/ジェニシス」ですよ。

6位フォレスト・ガンプ

知的障害者がある一人の女性を好きになり、真っ直ぐな人生を突き進むヒューマン映画です。
幼い頃から老後になるまでの人生の奥深さがうまく映画の中で現れています。

男性・女性目線、自分の考え方によってこの物語の捉え方は変わっていき、それがこの映画の一番の魅力だと思います。
そして、この映画では名言がたくさんでてきます。その中でも有名な言葉「人生はチョコレートの箱のようなもの。

開けてみるまでは何が入っているかわからない」深い意味を感じます。私も人生について少し考えるきっかけになりました。

5位 バグダッド・カフェ

この作品を初めて観たとき、まず驚いたのは、主人公が太った中年のオバサンだということ。
しかも舞台は一貫して、埃っぽい荒野にポツンと建つイケてないカフェ一軒。


女主人のブレンダはとにかくガミガミ怒鳴っていて、雰囲気としては…あんまりといったところ。

しかし、主人公・ジャスミンの存在がキッカケとなり、ほんの少しずつですがバグダッド・カフェの様子が変わっていきます。
正直、ストーリーと呼べるものはほとんどありません。

しかしこの映画がスゴイのは、その空気そのものが、自分自身のかけがえのないものに思えてくるところ。
大成功を収めなくても、金持ちになれなくても、人生に行き詰まっても、生きていたら、きっとこんな瞬間に出会えるはずなのです。


だから、人生そんな捨てたもんじゃないよ。という密かで温かいメッセージが、主題歌の「Calling You」と共に胸に広がります。とても後味のよい傑作。

4位 スタンドバイミー

誰でも少年期に味わった大人への憧れと現実との葛藤、そして友情。
懐かしくて寂しくて、でもとても大切にしたい思い出。


それぞれ家族環境に問題を抱えた4人の少年が、ある若者が行方不明になったと騒いでいる小さな町で、その若者が電車に跳ねられて線路脇で死んでいるとのうわさを聞く。

若者を見つけ出せば町の英雄になれると思い、4人の少年は死体探しの旅に出て…。

その道中での少年たちの心の変化は、見ていて実に切なくなります。
大人になるとはこういうことなんだと考えさせられます。

それになんといってもあの名曲。


「私のそばにいて」とは大人になる自分自身が子供のままの綺麗な自分に語りかけているように思います。

3位 ショーシャンクの空に

この映画はスティーブン・キング『リタ・ヘイワースとショーシャンクの贖い』を原作として制作された映画です。
殺人罪で無実が証明できず投獄されたアンディが約20年後脱獄して自由を手にするまでの話です。

前半は、牢獄内での虐め、労働風景といった暗い部分、懲役中でも銀行員の経験を活かし所長から不正経理を任され周囲の信頼・信用を勝ち取っていく姿が描かれます。
「感動」とはかけ離れた内容だと初めて観た時感じたのを今でも覚えています。


中盤で図書館が開設される辺りから徐々に明るさが見えてきます。ここでアンディが図書館用に届いた荷物の中から「フィガロの結婚」のレコードを見付け刑務所全体に放送するシーンがあります。
放送した理由をアンディは「音楽と希望は誰にも奪えないものだ」と懲罰後、仲間に話します。

投獄された段階で希望はないはずですが、そんな中でも希望という言葉が出たのが印象的で好きなシーンとして残っています。

2位 素晴らしき哉、人生!

監督は、アカデミー監督賞に3度輝いたクランク・キャプラです。
アメリカではクリスマス映画の定番中の定番です。
私もこの時期になると見たくなります。

主人公のジョージ・ペイリーは、不運な出来事が重なって立ち行かなくなり、クリスマスの夜に自殺をしようとします。

その時、翼のない二級天使のクレランスが彼の前に現れます。
「生まれてこなければよかった」と嘆く彼に、クレランスは「ジョージが生まれてこなかった世界」を見せてやります。


自分が生まれてこなかった世界を見て、いかに自分が素晴らしい人生を送ってきたかをジョージは知るのです。
人生の素晴らしさ、映画の素晴らしさを教えてくれる名作です。

1位 Back to the Future バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ

「娯楽映画」の最高傑作だと思います。
時代が変わってもすたれることのない面白さがあって大好きです。
2015年にはNIKEから未来で描かれたスニーカーが販売され、2017年にはタイムマシーンで活躍したデロリアンが現代版仕様で販売される噂もあるほど、多くの人に根強い人気があります。


深夜のショッピングモールの駐車場でのトラブルから1985年から30年前の1955年にタイムスリップしてしまい、当時では入手できないデロリアン(タイムマシーン)の燃料であるプルトニウムに代わるエネルギー源=落雷を利用して元の時代に帰るべく主人公の若者マーティと1955年のドクが奮闘します。


PART2では未来で起きるある事件を事前に(?)解決すべく2015年、1985年、そして1955年を駆け巡り、PART3ではなんと1855年・西部開拓時代のヒルバレーへ…。
全ての事件、人間関係が3作品で見事に繋がっていて1作ずつでも面白いですが、ストーリーの全体を観た後はまるでマーティとドクと一緒に時間旅行をしてきたかのような満足感と心地よい疲労感を味わえるはずです。

主演はマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド。
Huey lewis & the newsによる主題歌のPower of loveは日本でも大ヒットしました。
高校生のマーティと科学者ドクの歳は離れているけど変わらない友情、家族を通した人生の奇妙さと素晴らしさ、未来はいつだってまっさらで、良くも悪くも変えていくのは自分次第だということを教えてくれます。


「イーストウッド渓谷」「ビフの孫グリフがパンチを察知できたわけ」「折られたマツの木」「ミスターフュージョン」「狂った1985年のビフが観ていた映画」「『また肥やしだ…!』」「いとこのチャック・ベリー」「カルバン・クライン」


といった小ネタ、過去での小さな変化が未来でどんな影響をしたか、など何度観ても新しい発見もあり、まさに何度観ても楽しめる最高の3部作です。

おすすめ邦画ランキング

51位 クローズZERO

ヤンキー漫画「クローズ」の実写化作品。

響きよく言いますと学園モノですが、中身を見ると昔ではよくあった学校一の強いものを決めるために仲間を集め、喧嘩をし自分の地位を上げていくという、ただの喧嘩ストーリーです。
しかし、仲間意識であったり、チームワークといった喧嘩だけではなく他の部分でも楽しめる作品でもありますね。


アクションシーンはまあ喧嘩がメインみたいな作品ですからそれなりにありますが洋画とかに比べると凄まじくマイルドなのでアクション映画初心者にはいいかもしれません。

50位 ツレがうつになりまして。

ある日突然やり手のサラリーマンだった旦那がうつ病になり、漫画家である奥さんが自分なりに病気を理解していき、旦那さんをサポートしながら2人で病気に向き合い、生きていく作品です。

病気に関する映画というと、重い内容かなと思われがちかもしれませんが、奥さんのイラストを交えた日々の日記はとてもかわいく、心暖まる内容です。


病気の基本や、その病気にかかった人の家族や周りの人に何ができるかを教えてくれる映画でもあり、患者本人も病気について理解が深まる内容です。

うつ病は誰でもなりうる病気です。日々忙しく働いているなか、この映画は自身の体や生き方について考えてみる良い機会になると思います。

49位 spec~結~

ドラマから映画化された堤幸彦監督の作品です。
スペックホルダーも呼ばれる超能力者が起こす犯罪をIQ201の天才であり、死者を冥界から召喚してその死者がもつスペックを使うことの出来る刑事・当麻紗綾、SIT出身の筋肉バカな瀬文焚流が解決していくというストーリーです。

堤監督作品らしいコミカルな要素も盛り込みつつ、感動できるところや考えさせられる要素もたくさんあり観ていて作品にのめり込める話になっています。
私は特に瀬文と当麻の固い絆が描かれているところがおすすめです。
ラストは涙無しには見られないと思います。

48位 ビリギャル

主人公の女の子が母の推薦により入試が楽に通ると思いエスカレーター式の私学の高校に入学しました。
しかし、そのシステムを理由に勉強をしなくなってしまいます。

そして気づいたらいつの間にか成績が学年ビリになってしまいました。
私だったらこの段階で諦めてフリーターをしてしまいそうですが、この女の子は違います。

ココというところで根性を発揮したのです。
初めは分からなかった勉強も素敵な塾の講師との出会いもあり頑張るようになり、ついに慶應大学の合格を成し遂げます。


自分の力だけでなく他人に支えてもらいながら隠された根性を発揮するという姿勢がとても魅力的でした。

47位 藁の楯

キャストがとても豪華です。
大沢たかおさん、松嶋菜々子さん、藤原竜也さん、監督は三池監督です。
凶悪な殺人犯、清丸(藤原竜也)に懸賞金10億円がかけられ、日本中の国民が清丸の命を狙うことになりました。

そこで清丸を警視庁に移送する役目に選ばれたのがSPの大沢たかおを初めとする5名の精鋭たちでした。

藤原竜也のクズっぷり、大沢たかおの悲しく辛い過去、ド派手なカーアクションも見どころでした。
ラスト、藤原竜也のセリフは衝撃的です。

46位 ただ、君を愛してる

ヒロイン役の宮崎あおい(静流)が主人公玉木宏(誠人)に対する想いが素晴らしく感動します。
身体の成長と共に病気が進行してしまう静流はクッキーしか食べないために身体が子供っぽく、恋をした誠人に相手にされませんでした。
誠人は綺麗で大人の女性といった黒木メイサ演じるみゆきに恋をしていました。

宮崎あおいは病気のことを一切口にせず、いつも明るい子供といった感じでしたが、どこかで決心したのでしょう、手料理を誠人に振る舞い、初めてクッキー以外も口にするようになりました。

この時点では、静流が病気であることは視聴者もわからない状態でしたが、静流がある日突然いなくなり、初めて自分の静流への想いを知った誠人がアメリカで写真の修行をしているいう静流と文通をするようになり、ある日静流に会いに行きました。

静流はそこに居ず、静流が死んだという事実を留学中のみゆきに知らされてしまい、そこで初めて静流の自分への大きな想い、自分の為に食事をしてくれていたという事に気付かされました。

写真展にはしっかりと食事をして大人の女性へ変貌した静流の写真がありました。
好きな人に好きになって欲しかったという静流の想いにクライマックスは涙が溢れて止まらない展開です。

エンディングに大塚愛さんの恋愛写真が流れながら静流の写真の前で想いを知った誠人が涙を流す瞬間は、それまでの静流の行動や明るさなどの伏線も蘇ってきて、悲しい気持ちと同時にどこか心が洗われるような気持になります。

45位 LIMIT OF LOVE 海猿

まずスケールの大きさに圧倒されました。伊藤英明さんはじめ、海猿といわれる方々を演じる方々が、しっかり体を鍛えていることも感動しました。
結婚前の男女の心理状態や、仕事を通して成長していく姿がとても分かりやすく素敵でした。

ライフセービング活動を経験しことがあるので、レスキューやダイビングに関してもとても興味がありました。

海猿シリーズは要救助者全員、救助者全員が誰も犠牲にならないところがとても魅力です。何回観ても、涙が止まらない素敵な映画だと思います。

44位 ALWAYS 三丁目の夕日'64

「ALWAYS三丁目の夕日'64」は山﨑貴監督の「ALWAYS」シリーズ第3弾で、初めての3D仕様の映画となっています。
前作「ALWAYS続・三丁目の夕日」から約5年後の、1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催の年が舞台です。

国全体が活気付き、東京でも近代的なビルや首都高速などの土地開発や建築ラッシュが進んでいます。

そんな急激な時代の流れの中でも、夕日町三丁目とその住民たちはいつもと変わらない雰囲気です。
心温まる人情模様を描いた作品です。

43位 嫌われマツコの一生

不運なマツコという女性の一生を孫がマツコの死をきっかけに巡る映画になっています。
何も初めからマツコは嫌われているわけではなく、真面目な教師だったのですが、ある事件をきっかけにマツコの人生は転がり続けていくのです。

ダメな男に引っかかったり娼婦のようなことをしたりそれでもそのなかか幸せを見つけようとするマツコ。

ああ、これで幸せに…と思ったところでいる勢い良く不運に突き落とされたり…。
殺伐とした人生ですが演出がポップなのでそこまでどろどろとはしていません。
が、ラストにはなんとも言えない気持ちになることは間違いないです!

42位 のぼうの城

実在した戦と聞いて驚きました。
乱世と呼ばれた戦国時代を笑いあり涙ありで作り上げた作品です。

豊臣秀吉の小田原攻めの裏側を描き、人が人を信じる力は、ときに歴史をも変えるのかもしれないと思わせてくれます。
いや、事実である以上変えたのだと…。
出演者も多岐にわたりキャスティングにも驚かされます。

その中でも主演の野村萬斎が足場の悪い舟の上で舞うシーンは必見です。
また、ラストシーンで登場人物のその後や舞台となった行田市の現在が登場し、彼の地を訪れてみたいと思わせる構成も魅力を感じます。

41位 壬生義士伝

浅田次郎の名作。
ありがちな新撰組作品とは少し違う切り口が新鮮でした。
主演の中井貴一の泥臭さや温かさを感じる演技に感動しました。

守銭奴や出稼ぎ浪人などと呼ばれた吉村貫一郎の生涯を、同じ新撰組内で確執を抱えた斉藤一の回想として描く視点と、きっかけとなった人物が終盤でぐっと来ます。
激動の時代を生きた武士の苦悩や葛藤、そして信念と誇りと愛。
何のために生きるのか、何のために死ぬのか、現代人が忘れかけていた想いを呼びおこしてくれるかもしれない作品です。

40位 青の炎

監督は蜷川幸雄、原作は貴志祐介、主演は嵐の二宮和也という豪華なメンバー。
母親の再婚相手だった男を17歳の少年が完全犯罪を企て殺めるという衝撃的な内容ですが、二宮和也が見事に演じきっており、彼の演技が光っています。

本当に二宮和也の演技は息を飲むものがあります。
特にこの作品は殺人事件の犯人側を書いている作品なので、細かい心情や精神状態を表現していかなくてはいけない。

とても難しかったと思います。

また、蜷川監督らしい空間の使い方や色のとらえ方など、物語以外にも注目をして欲しい作品です。
ラストの展開も目を張るものがありその結末に驚くかもしれません。

39位 WOOD JOB ~神去なあなあ日常~

主人公平野勇気は、山仕事のポスターの女性に引かれ、携帯もつながらない山奥に林業の研修生で赴任します。
そこで、立派に林業人に成長するというサクセスストリー。

現在の山村経営の問題点を提起ささえる内面的な呼びかけがある点で、映画を見ると非常に上手に演出された作品です。
適度に笑いあり、恋愛があり、仕事の厳しさ、山村の不便さ、そして山村の良さを感じさせてくれる作品でもあります。

自分ももう少し早くこの映画に出会っていれば、林業界に飛び込んでいたかもしれません。そんな思いのある映画です。

38位 さびしんぼう

ショパンの「別れの曲」が劇中何度も流れます。
それが、なんとも「さみしさ」や「たそがれ」を増幅して映画の深みを演出しています。

その「別れの曲」に歌詞があり、その歌詞と場面のコントラストが最高に良く、なんとも言えない深い感動を覚えます。
寺の跡取り息子「井上ヒロキ」が「さびしんぼう」や「橘百合子」との色々な思いを描いています。


甘酸っぱい、青春映画を演出しているところが非常に魅力的で、純粋な気持ちで見ることのできるスッキリとする青春映画です。

37位 幸福な食卓

瀬尾まいこさん原作の同名映画です。
主題歌がMr.Childrenのくるみ-幸福な食卓-であったことをきっかけに観た映画でしたが、泣いてしまいました。

父さんが父さんを辞めるところから話はスタートします。
毎回の食事が美味しそうだというところから話を見始めますが、気付いたら北乃きい演じる主人公の日常に、共にわくわくドキドキしながら観てしまいます。


ラストに至るまでの衝撃と、エンディングのくるみの歌詞が、まるで映画の台詞のように感じるくらいに溶け込みます。

36位 着信アリ

携帯電話という身近な器具を小道具に使って、ホラーにしたてた発想が秀逸です。
携帯電話はごく身近にありながら、中の仕組みを知っている人は少ないです。
つまりブラックボックスです。

映画では、死ぬ間際の自分自身の声が、自分の携帯に聞こえてくる、となっています。
「そんなわけないだろ」と思いつつも、なにしろ携帯電話の中身を知らないわけですから、そんな突飛な設定でも受け入れられたのかもしれません。


「そうかなあ。そう言われたら、そんなことも、ありえるのかもしれない」と思ってしまうのです。

そこに恐怖が生まれるわけです。

一にも二にも、携帯電話に目をつけた、その発想のすばらしさに脱帽です。

35位 愛の流刑地

「失楽園」の後に出版された渡辺淳一「失楽園」の映画化です。
主役の二人が美男美女の設定ではないところが、より現実味を出していました。
「不倫もの」と括ってしまえば簡単ですが、全編を通して本物の純愛とは何か?を問いかける作品です。

体の相性が良い相手と巡り合えるのは、男性にとっても女性にとっても幸せと言えることではないかもしれません。

最終的に女性は3人の幼子を残して死んでしまいますが、自分自身の幸せを1番に考えた選択肢であり、1人の人間としての幸せを貫き通したその姿勢は決して笑い飛ばせるものでも軽蔑すべきものでも無いと思います。

一般的に不倫という行為そのものが悪とされて社会から、周りからのバッシングや疎外を食らうものですが、そういった価値観に一石を投じた作品であるとも言えるかもしれません。

34位 くちづけ

人の温かみを感じられる映画でありながら、人の心の奥底にある孤独感も感じさせられる映画だというところです。

知的障害のある子どもが大人になっていく、そして大人になっていくことを少し不安に感じつつある親の複雑な心境など様々な視点から人の心や優しさについて描かれている作品です。

そして、最後には信じられない、衝撃的なクライマックスがあります。

ほんわかした描写と重く悲しい現実的な描写が合わせて描かれておりとても印象に残る作品でした。

33位 さくらん

さくらんのポイントはとにかく映像としての美しさでしょう。
監督は写真家で有名な蜷川実花なので普通の映画では見ないようなどのシーンも色が鮮やかで映画を観るというより魅入られてるに近い感覚になります。

主演は土屋アンナなのですが彼女の荒々しさ、儚さ、少女のような顔全てが魅力的で可愛いなーと感じてしまいます。
そんな彼女が花魁道中を歩く姿は凛としていて息を飲みます。


こんなに美しく花魁道中を歩く人がいるだろうか?また蜷川実花の映像美で余計美しく見えます。

32位 猫なんかよんでもこない

猫好きでもないのに猫2匹の世話をすることになった主人公が、猫と共に成長していく姿に感銘を受けます。
2匹の猫(オス、メス)の可愛さや難しさをわかりやすく描写しているので、これから猫を飼ってみようと思っている人にも必見の映画です。


猫達の世話をしながら直面するいろいろな問題や彼自身の困難な状況をクリアしながら、自らの道を切り開いていくたくましく心やさしい主人公の笑いと涙のストーリーが魅力的な作品です。

31位 里見八犬伝

薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、夏木マリ、志穂美悦子と豪華なキャストで、真田広之、千葉真一はかなり若くてアクションが凄くて夏木マリは妖怪に変身しますが、その特殊メイクも凄くて心により強く残っています。

薬師丸ひろ子と真田広之のラブストーリー的な映画で、それも見応えがありました。


薬師丸ひろ子はお姫様の役で不思議な力を持つ玉を巡り妖艶な雰囲気の映画でしたが凄く面白かったです。

30位 白雪姫殺人事件

城野美姫を演じる井上真央と、その会社の同僚三木典子演じる菜々緒が一人の男をめぐって進んでいく、そのドロドロとした人間関係が楽しめます!

この物語は本当にラスト15分でどんでん返しが起きます。

ちょっと致命的なネタバレなのでここでは避けますが、映画の大部分は「城野美姫は何て人間関係を築くのが下手で駄目な人間なんだ」や、「こういう大人にならないように頑張ろう」などと思うと思います。

しかし、それはある一場面から見ている印象に過ぎない、という事を途中からハッと気づくことになるかもしれません。
本当に人間関係について考えさせられると同時に、人間の怖さも知ることができる映画です。
本当にオススメなので、ぜひ見て下さい。

29位 砂の器

ハンセン病患者の社会的迫害と、迫害ゆえに苦難の人生を送り犯罪を犯さざるを得なかった犯人(加藤剛が演じた)を描いた内容だが、創作ではあるがまるでノンフィクションのような演出で、実際にあった出来事のように感じられました。

また、通常の生活の中ではハンセン病患者に対する社会的迫害の酷さ、迫害された患者・親族の苦悩を知り得ることがなかっただけに、創作であってリアリズムの度合いが高い内容にどんどん引き込まれていきました。

28位 パラサイト・イヴ

とても衝撃的な映画です。
妻を失った悲しみからとある生化学者永島は妻の肝臓から増殖するミトコンドリア・イヴ1を作り出します。

ミトコンドリアの人類への進行と主人公永島を巻き込んだ人々との間で起きるSFホラー作品。
増殖してゆくミトコンドリアの恐ろしさが全編にわたり記憶から離れません。


ホラー作品の中でもジャパニーズホラーなど現代にはない現実感迫る魅力がたくさん詰まっているおすすめの映画といえます。

27位 ウルトラQザムービー星の伝説

実相寺監督が監督を手掛けるウルトラQの完全リメイク作品。
浦島太郎伝説や竹取物語、羽衣伝説にかかわりのある謎の女性を追いかけて主人公であるテレビクルーの万城目達は各地を追いかけるミステリーフィクションとなっています。

子供向けの怪獣映画というよりも本格的な大人向けのSF物語というイメージとなっている本作は、まさに実相寺ワールドです。


謎に誘われて見ているすべての人々が引き込まれていざなわれる現代ではかなり珍しい神秘性を感じさせられた記憶に残る映画だといえるでしょう。

26位 アンドロメディア

この映画はむかしSPEEDの島袋寛子さんが主演を務め大人気となった作品です。
映画全編にわたりデジタルメディア化された科学者の娘である舞ことAIと彼の幼馴染であるユウのやりとりに目が離せなくなり感情移入してしまいます。

最後の海の中で漂うシーンは涙がこみ上げてくるラストでした。

デジタルメディア全盛期の現代とは違いパソコンが目新しかった当時話題となった映画で、かつてのアイドルグループSPEEDの勢いと魅力を思い出す懐かしい見どころたくさんです。

25位 阪急電車

登場人物が、小さい子供や小学生、高校生、大学生、おばあちゃんなど、とても多いのですが、それぞれの心情に焦点を当てて物語が描かれています。
登場人物全員が全く別の人間なので、一見何の関わりもない様に思えます。

しかし皆それぞれ悩みを抱えていて、自分の経験を通しながら、また別の人の悩みを解決していくのです。
どの世代が見ても、何か得る物がある映画だと思います。

また、風景や映像がとても美しく、のんびりした雰囲気の映画になっているので、日常の雑念を忘れさせてくれるような感覚になります。
最終的に、登場人物がそれぞれ接点を持って、新たな人生を歩み始めるところも見所です。

24位 世界の中心で愛を叫ぶ

主演は大沢たかおと柴咲コウかもしれませんが、子供時代を演じた森山未來と長澤まさみの演技が最高でした。

それまでこの2人のことは全く知らなかったのですが、それ以来ずっと応援しています。
この映画はその2人が演じている子供時代の回想シーンの素晴らしさに尽きます。


あまり目立たないけれど、しっかりと自分を持っていてひょうきんさもある男の子を演じた森山未來。
頭が良くて運動も出来る優等生。

でも実は大きな闇を持っている女の子を演じた長澤まさみ。
透明ビニール越しのキス、死ぬ直前の長澤まさみのメッセージ、助けてくださいと叫ぶ森山未來。


涙なくは見られない作品です。
ベタな恋愛モノもたまにはいいかも、と思わせてくれることでしょう。

23位 御法度

暗く妖しい雰囲気にも魅了された視聴時を思い出しました。

日本映画特有の「もったり」した感じが少なく、日本映画の良さだけ切り取ったようなスタイリッシュさがあるな…と個人的には思っています。
映画音楽は坂本龍一さんが担当しており、サウンドトラックも最高ですよ。

22位 アフタースクール

内田けんじ監督が脚本・監督のこの作品は、一回見ただけではあらすじが理解できないような、複線に複線をちりばめたような秀逸な作品です。
一回最後まで見通したあとすぐにもう一度オープニングから見始めると、あー!と納得できることも。
二回見てもまだまだスッキリしない箇所もあって、その謎を解くまでに3回~4回と納得できるまで観てしまうかもしれません。

それでもストーリーは決して複雑ではなく、ある意味「人助け」という単純なテーマが潜んでいます。
大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介の個性は俳優の「怪演」もみどころのひとつです。

21位 きみにしか聞こえない

有名ミステリー作家乙一さんの短編を原作とした、不思議な感動ラブストーリーです。


孤独なもの同士を引き合わせる奇妙な出来事をきっかけに、徐々に距離を縮めていく女子高生(成海璃子)と青年(小出恵介)。
しかし二人の間にある大きな「壁」が観る人の胸を締め付けます。

淡々と心に響く作品でありながら、最後の衝撃の告白では、映画鑑賞でめったに泣かない私も感動してぼろぼろ涙をこぼしたのを覚えています。
映画ならではのアレンジが効いており、小説を読んだ上でも楽しめる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

20位 手紙

原作は東野圭吾で山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二というキャストです。
お金はないけど幸せだった兄弟二人。

兄がやむなく犯した罪が、まさかの事件に発展します。

その事件で捕まった兄の犯罪を弟が背負い人生を送ることになりますが、様々な出来事が巻き起こります。

犯罪者の弟と発覚し差別の目を一手に向けられて、その中で感じる痛みや苦しみ。
なぜ自分がこんな思いをしなきゃいけないんだと、兄への怒りの感情へと変わっていくのです。


感情の変化とともにクライマックスは、兄への思いがまとめられています。
非常に考えさせられる作品だと思います。

19位 ツナグ

この主演が渋谷歩美(松坂桃李)と渋谷アイ子(樹木希林)の関係がいいと思います。
使者と呼ばれる人が既に亡くなった人と現世界にいる人の仲介人になる話です。

何よりもゾッとしたのが、演劇部の亡くなった同級生と、実はその子を間接的に殺していた嵐美砂(橋本愛)が出会う場面。
死んでもなお、嵐美砂をかばう御園奈津(大野いと)がこの作品の見どころです。

18位 ALWAYS 三丁目の夕日

高度成長期での環境や物が新しくなり人も希望に満ち溢れている中で、ささやかな家族の絆がしっかりと丁寧に描かれています。


登場人物たちが逞しく生きている姿が描かれていてとても元気が出てくる映画でもあります。
作中当時の出来事は今では当たり前の家電・冷蔵庫が届いて一家揃って感動したり、テレビ中継をご近所さんと一緒に大勢で観戦したりといった身近なものですが、それゆえに地に足が着いて落ちついて観ることができました。

すごくジーンとくるシーンもあり、まさに涙あり笑いありという映画だと思います。

登場人物も恐い中にも優しさが見え隠れする父、温かく家族を支える母、やんちゃ盛りの素直な子供達とこれでもかというくらいコテコテの設定ですが、それが絶対いい方向に繋がっていると思います。
家族みんなで見られる、見てほしい映画だと思います。

17位 ゴールデンスランバー

原作伊坂幸太郎×監督中村義洋 この二人の作品に外れ無しです。
中でもゴールデンスランバーは最高クラスの傑作だと思います。

平凡な主人公が、全容の見えない巨大な圧力に、突然ターゲッティングされます。
友人も巻き込まれ、追いつめられる主人公ですが、突然の奇異な出会いや、過去の関係など、様々な人に助けられながら難を回避し逃げていくといった感じです。

クライマックスでは敵対関係である人物との激闘、感動のシーンに流れるビートルズの名曲(カバーです)、そして見事な伏線回収。
鳥肌間違いなしの作品です。

16位 永遠の0

原作は百田尚樹氏、監督は、「ALWAYS三丁目の夕日」により、監督賞を受賞した、山崎貴氏です。
見終わると誰かにおすすめしたくなる映画になっていると思います。
内容は戦争、特に特攻について描かれています。

自ら命を絶つ兵器がまかり通るような時代に冷静で生き抜くことを全うしようとする主人公・宮部久蔵(岡田准一)の生きざまに注目して見てもらえたらと思います。
戦争時代に命を絶つことになった方々の犠牲の上に私たちがあると思うと、いろいろと考えさせられました。


遠い昔の時代の出来事のように思えるけれど、確かにそんな時代が存在し全部ひっくるめて、今の生活や人々の人生があるのだな、と静かに心に語りかけてくるような内容でとても悲しいけれどそれ以上にたくさんの事を伝えてくれる作品だと思います。

15位 テルマエ・ロマエ

生粋のローマ人が現代にタイムスリップし、そこで現代の技術を覚えローマのお風呂として手を加えていくところがどれも笑えてしまいます。
主人公のルシウスの反応や言葉がいちいち面白く、自然と笑ってしまいます。

周囲を取り巻く登場人物も、個性的な人たちが多く我々日本人を「ひらたい顔族」と呼ぶことも何だか笑えてしまいました。
中でも、トイレのシーンが面白かったです。


自然と蓋が開くこと、ビデ等の機能も古代ローマ人の人からすればとても驚きの技術で、その反応も面白く何度でも見たくなるほど癖になります。

14位 パッチギ

在日朝鮮人と日本人との人間模様を描いた映画ですが、主人公が高校生でお互いが段々に恋愛感情を覚え恋に落ちてゆくストーリーが魅力です。
しかし、そこには「イムジン河」という歌が、非常に意味深い、思いを募らせる楽曲が、映画自体を引き締める効果があり非常に感動的です。

また、暴力的な激しい場面もあり、スピード感がある反面、最後はみんな円満でハッピーエンドで終わる締めくくりも感動的です。

映画を通じて人種問題について考えるきっかけにもなるかもしれません。
そこを抜きにしても普通に面白い作品ですが。


最近では、沢尻エリカ、オダギリジョーが出演していた点でも面白い映画だと感じています。

13位 ガメラ3 邪神覚醒

前半に描かれる渋谷災厄のシーンが秀逸です。

もし巨大生物が闇雲に移動すればそこには何が残るのか?過去の類似作品のおそらく全てで映し出すことのなかった、怪獣に多くの人々が踏み潰されるシーン、あるいは敵を狙撃すべく発射した火球がついさっきまで憩いの時間を過ごしていた人々を一瞬にして炎に巻き込んでしまうといったものです。

怪獣映画が子供向けオンリーではなく大人にも観られる、むしろ子供向けから本格的な脱皮を果たしたのが今作と言っても過言ではないと思います。

前世紀の作品ではありますが、今観ても隔世を感じさせません。
腹に貫通傷を負い、片腕を失くしながらも単独で宿敵・ハイパーギャオスの大群に立ち向かうガメラの姿でフェードアウトしていくラストシーンの後にエンディングテーマが流れると、胸が熱くなります。

12位 スイングガールズ

やればできる、始めれば好きになる。という雰囲気で、野球部の応援をジャズバンドでするところから、練習が始まり、やがてジャズにはまるという青春映画。
笑いもあり、面白みも盛り込みながら、女子高生が頑張り、充実した高校生活と思い出を築くストーリーは、純粋ですごく良いと感じています。


場面場面というよりも全体の構成がクセになって何回でも見たくなる、見ると勇気がわいてくる、そういう映画と言えます。
多少、落ち込んだ時に見ると力を充電してくれるパワーをもっている映画と感じています。

11位 八日目の蝉

2011年に公開された角田光代原作の映画「八日目の蝉」八日目の蝉は直木賞を受賞したミステリアスな小説ですが、”家族”について深く考えさせられる内容になっています。

”育ての親”と”産みの親”、信じていた母は、自分の本当の母ではなく、主人公を誘拐した容疑者で、幼いころの主人公はそんなことも知らず、容疑者である母を愛していた。
本当の母を受け止めようとするも、受け止めきれない、容疑者である愛していた母の影を追っている主人公。

その中で主人公の周りで飛び交う、人間模様にも深い思いがあり、「誰も悪くない」とつい言いたくなるような作品。
母親とは一体どうあるべきなのかを深く考えさせてくれる最高の映画です。

10位 鍵泥棒のメソッド

内田けんじ監督が前作のアフタースクール以来、約5年間脚本に時間をかけた作品。
主演は堺雅人。
演技の上手さで名を馳せる堺雅人が、「演技が下手な役者」を演じるシーンは何度見ても笑いが止まりません。

ストーリーを綿密に作りこむことで知られる内田けんじ監督ならではの作品で、セリフの一つひとつが重要とのことで、堺雅人の他、香川照之、広末涼子と演技派揃いのキャスティングにもかかわらず、アドリブは一切認められなかった、と言われています。


細部まで繊細に作りこまれた作品なのでぜひ複数回視聴してほしいです。

9位 誰も知らない

実際にあった巣鴨子供置き去り事件を元にしたこの映画、淡々と物語が進んでいくのにもかかわらず、内容がショッキングなのに気づいた時のはっとした感じ、これが是枝監督の巧さだなとうなってしまいます。

なぜ、母親は自分の幸せしか考えられなかったのだろう。

子供たちはそれでも生きようとしていて、それぞれが考えていて。
最善な方法はなかったんだろうか、といろいろなことを見終わった後に考えてしまいます。


柳楽優弥の目力の強さもこの映画に味を添えています。

8位 THE 有頂天ホテル

三谷幸喜監督の作品は好きな作品が多いのですが、特にこの作品は映画館で見て爆笑してしまったほど印象に残っています。
ポイントですが、何といっても「キャスト」の豪華さに驚かされます。

また、その豪華な俳優・女優さんが「こんな役どころをやるのか」といい意味で期待を裏切ってくれています。

いくつも笑ってしまったシーンはあるのですが、特に役所広司さんと西田敏行さんとのやり取りのシーンは必ずといっていいほど西田さんが笑いを取ってくれるのでとても印象に残っています。

また結末も予想だにしない展開で面白いこと請け合いです!

7位 鉄男

モノクロで描かれるサイバーパンクホラー映画の話題作。とにかく強烈に記憶に残る映画です。

ハリウッドなどでリメイクをされるほど強烈なインパクトがありました。作品全体に漂うイメージから夢に出てきそうになる作品かもしれません。
フルカラーでなく白黒で描かれていることもとても魅力を際立たせているといえます。


本編全体を通して描かれる「やつ」という存在の正体についても興味ははなせません。
ぜひ一度鑑賞おお勧めします。

6位 ゴジラ

1954年に監督本多猪四郎、特撮監督円谷英二等のスタッフで製作された特撮映画。
後にゴジラの性格や設定を変えてヒーロー化されたり、人間ドラマに恋愛的な側面、家族愛的な側面も交えつつエンターテイメント性重視の娯楽作品としてシリーズ化されたり、ハリウッドでも2作品のゴジラをモチーフとした映画が作られています。

第1作目の『ゴジラ』の注目すべき点は
・当時の社会問題となっていたビキニ環礁の核実験をヒントにしている。
・世界で唯一の被爆国である日本が核に対する恐怖を架空の生物(劇中では伝説上の怪獣)に准えて着ぐるみを使った特撮映画として製作している。

の2点に尽きるのではないか?と思うのです。


後に続くシリーズでは冒険活劇や恋愛ドラマ的な要素が目立つ作品が目立ちますが、第1作の『ゴジラ』では恋愛ドラマよりも如何にしてゴジラを駆逐するか?兵器によって誕生した大怪獣を新たな兵器で滅する事への各々の登場人物達の苦悩が描かれているように思います。

怪獣ゴジラは核によって生み落とされた人間にとっての恐怖の対象であると同時に、ゴジラを滅ぼす為に使用されるオキシジェン・デストロイヤーという酸素破壊剤は、核兵器で人間が生み出してしまったモノを、人間が科学で生み出した道具で葬るという人間のエゴを表現した作品としても見る事が出来ます。

また、着ぐるみを使った怪獣映画として世界で初めての作品で、この作品が無ければ後に『ウルトラマン』を始めとする特撮番組がお茶の間で広く愛されるコトは無かったように思います。
後の世に、世界に影響を与えた作品としてもオススメなのが『ゴジラ』です。

5位この世界の片隅に

戦時中、広島から呉に嫁いだた女の子・すずを主人公にした物語です。

この作品は、異常なまでに日常シーンが多い作品です。近年の映画では見たことがないくらいです。
なぜそんなに日常シーンが多いのでしょう。
それはすずにとって他愛のない日常こそが世界だからです。


だからこそすずが過ごしたであろう日常、広島や呉などを精緻に描くのです。
日常シーンが続けば、視聴者は普通退屈します。

しかしこの映画は退屈しません。
まず時間の流れが速いのです。
2時間の映画で10年以上の作中時間があります。

ですからシーンがパッパと進むのに、日常シーン自体はまったりという不思議なコントラストがあります。

次に日常シーンに、必ず笑えるオチを付けてきます。
戦時中を描いている映画なのに、やたらに笑えるのです。
また作中では、左上や右上に何年何月という表示が出ます。


我々は昭和20年8月に広島で何が起こったか知っています。

それゆえにすずの日常が、かけがえのないものであることを知るのです。


しかしその日常も戦争によって壊されてしまいます。
すずから笑顔が消えてしまうのです。
日常を壊され、大切なものを奪われ、それでも懸命に生きるすずの姿に涙します。

4位 ナビィの恋

沖縄の小さな島に、ゆるーい老夫婦が住んでます。
ある日、その小さな島に白いスーツのイケメンおじいさんが来ます。
実は海外に旅立った昔のおばぁの恋人、おばぁを迎えに来たのです。

何十年ぶりの恋に浮つくおばぁ。
やけぼっくいの末、昔の恋人と漁船で海へ逃避行が成功。


孫の結婚式でエンディングを迎えるというツッコミ処が多すぎる豪快なストーリーが好きです。

一見ハチャメチャなストーリーですが、俳優陣が良い!おじぃ役には「沖縄のジミヘン」と称される超名手「登川 誠仁」が出演。
67歳にして初の演技。
名演技でもなく、意気込みもなく、すごく普通。
冗談もエッチな話もヘラヘラと話す、沖縄にいる普通のおじぃです。
しかし、その普通さが、おばぁの駆け落ちを静かに見送るおじぃの愛情を引き立て、なぜだか切なくて泣けてしまいます。

そんな切なさを見事にブッ飛ばしてアッサリと駆け落ちしてしまうおばぁ役は、NHK朝の小説ドラマ「ちゅらさん」でおなじみ、沖縄のおばぁと言えば、の「平良とみ」。

そして、おばぁの駆け落ち計画に事前に気づき、事前に止めようとする孫役にナチュラル女優の「西田尚美」。
のんきな沖縄弁が飛び交いますが、会話の勢いがあり心地よいです。

漁船で恋人と沖へ出ていくおばぁに孫の西田が「帰ってきて!おじぃが悲しむよー!」と叫ぶと、おばぁの返事は「おじぃはまだ若いから 大丈夫さァァァ」という何とも言えないユルさに思わず笑ってしまいます。

所々で沖縄民謡と、アイスランド音楽の演奏シーンが入り、場面転換にアクセントをつけます。
気負わずに、ちょっとした泣き笑いが出来たら、という方にお勧めの映画です。

3位 八甲田山

日露間での開戦は最早時間の問題、という時期に対露戦には極寒の地で戦える装備と訓練が不足していることが問題となっていました。

1902年に青森の連隊が雪中行群の演習中に遭難、210名中199名が死亡した八甲田山雪中行群遭難事件を題材にした映画です。
日露間での開戦は最早時間の問題、という時期に対露戦には極寒の地で戦える装備と訓練が不足していることが問題となっていました。
そこで対策や注意点、装備品の研究等のため、真冬の八甲田山を行軍して調査をすることに。

元々世界最大規模の山岳遭難事件を題材をしているので、バンバン人が死にます。


斜面を滑落したり、凍死したり、発狂したり、ハッキリ言って人によってはトラウマになるかもしれないので「おすすめ映画」として紹介するのはどうかとも思ったのですが一度見ただけでも心に凄まじいインパクトと印象を与えた作品であり、「これを観ないのは損だ」と思い直してこの順位をつけさせて頂きました。

そもそも題材からして悲劇です。

真冬で吹雪と氷に包まれた凄まじい自然の猛威の前に隊員たちは絶望し、あるいは会おうと約束をして会えなかった戦友を思い出し、次々に死んでいきます。
しかしこれだけは約束します。


ただ自然の猛威に人々が無力に倒れていくだけの作品ではありません。


正直なところ自分の中でも未だ「八甲田山」をどんな映画なのか、恥ずかしながら落としこめていないところです。
それでも凄まじいインパクトと鮮烈な印象を残す映画であることは間違いありません。

2位 突入せよ!あさま山荘事件

長野県軽井沢で1972年に発生した連合赤軍・あさま山荘事件を映像化した作品です。
連合赤軍により山荘の管理人の妻が人質にされ、それに対して後藤田警察庁長官(藤田まこと)は佐々淳行(役所広司)に「ちょっと行って指揮してこいや」と言います。

本庁からの佐々とそれをよく思わない長野県警との対立、めちゃくちゃ多い会議のシーン、連絡のシーンなどハッキリ言って派手なビジュアルもなくそこまで有名な作品でもありません。
もちろん実際に発生した事件を元にしたフィクション作品であることは重々承知の上ですがそんなことを忘れるくらいのリアルな会話、息を飲む緊迫感が魅力的な作品です。

日本映画に独特の「薄っぺらさ」を感じてしまう理由は「日本の日常」に慣れ過ぎていて映画やドラマにおける言葉づかいや演技がどうしても「演技っぽく」見えてしまうからだと思っています。


現実には運命的な出会いをした二人が結ばれるラブストーリーも愉快な事件も弱小チームが奇跡の大逆転をするようなことはそうそう起こったりしないんです。
だからこそ、私たちは洋画の突飛な設定へのツッコミどころ以上に邦画の演技や空気感に敏感です。
現実はうまくいかないし、ものごとが進むのは非常にゆっくりです。


敵ではないけど味方でもないような人間の邪魔が入ったりします。
そういった非常に「地に足が着いたリアルさ」溢れる邦画として最高におすすめなのがこの作品です。

「時々誰と戦ってんだか分かんなくなるよ」
というセリフが登場するように、フィクションで何の苦労もなく出来ていることが遅々として進みません。


現場のミスで信号弾の本数を間違えて強行突破が発生したと大騒ぎになって一同が到着すると「ミス!間違い!」と話したり会議をして本庁と地方警察とで言い争っている間に人が撃たれ、というような淡々と犠牲者が発生したりと、実際に生きているスピード感、気づいた時には既に何かが起きている、そんな速度で物語が進行していくのです。


だからこそ感情移入がスムーズに出来て「なんであいつらは分かってくれないんだ!事態がどうなってんのか分かってんのか!?」と目が離せなくなってしまうんです。
普段こういったリアル方面の作品を観ない方にも絶対におすすめです。

1位 シン・ゴジラ

新世紀ヱヴァンゲリヲンで有名な庵野秀明監督がなんとゴジラに手を出したということで、一体庵野監督的なゴジラとは? と探る気持ちで観たのですが、始まってからは言葉はいらないくらいにのめりこみました。

いえ、正しく言うと、言葉は要りすぎるくらい必要なのです。

何故なら科学的部分、政治的部分、ゴジラの身体構造等、考察して分析したい、最早シンゴジラの論文を書きたい! というくらいに様々なことを想像させるのです。
しかし、観ている間のただただ興奮する気持ちは一つにまとまっている、そんな不思議な感覚を覚えます。

映画を見てただただ叫びたいというベタに楽しいのが好きな人、映画を見て静かにその謎や伏線をシーンごとに振り返って考察したいというマニア気質な人、という両極端な2パターンの人たちが揃って楽しめる映画、それがシンゴジラではないかと思います。

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22位 名探偵コナン 戦慄の楽譜

堂本ホール内に響きわたるパイプオルガンの音色や、Ave Maria、Amazing Graceの秋庭怜子の美声は素晴らしいです。

山根紫音のバイオリン演奏の指使いやビブラートの再現はかなり細かく表現されており、弦が切れて交換しなければならないというハプニングもバイオリンに携わる人ならではの知識も折り込まれていて、青山剛昌作品はいつも細かく徹底した内容で大好きです。

犯人確保のクライマックス、灰原がコナンにリコーダーの音色で発した暗号。しんとしたホール内に響くリコーダーの音色は緊迫したものでしたが、まずコンサートホールに自前楽器の音をたてるなどあり得ないだけに新鮮さもありました。

21位 バケモノの子

主人公の九太(蓮)が成長していく中で、大切なものを見つけ戦う姿にとても感動しました。
最初は、九太を拾った熊徹とのケンカや修行が笑える要素満載なのに、途中から目を離さずにはいられなくなるあの引き込み方は、監督の細田守さんの表現力でなければ生み出すことはできないと思います。

中盤から増えていくアクションシーンの描写もまた、監督ならではの色彩や描き方でより迫力のあるものとなっています。


九太が成長してから、人間とバケモノ、両方の大切さがわかるからこその苦悩や喜びの心情の表現もまた、見ている側が感情輸入してしまう独特の持ち味が発揮されていると感じました。
ラストの描写が温かく、でもどこか悲しく寂しいところが一番の感動ポイントです。

20位 ファインディングドリー

内容もとても面白いのですがやはり見どころはその映像クオリティー。これは息を飲むものがありました。

まるで自分が海にいるかと思うくらいの臨場感に圧倒されました。

たくさんの可愛い海の生物に子供も大人も大興奮間違いなしです。
ドリーの勇気やクライマックスには感動や笑いありでとても素晴らしい作品でした。

19位 耳をすませば

主人公の雫が和作詞した「カントリーロード」をヴァイオリン職人を目指す聖司と祖父や友人たちと工房で奏でるメロディーがこのストーリーの一番の見所です。


思春期の悩みから自信をなくしていた雫が将来の目標が明確な聖司に一歩でも追い付こうと本を執筆すると決め、最後までがむしゃらにやり抜く姿はどんな試練に向かってもあきらめない勇気を貰います。
雫と聖司の爽やかな青春のストーリーは何度繰り返し見ても飽きないおすすめの映画です。

18位 インサイド・ヘッド

ディスニーのアニメーションで、2015年の作品です。
人間の頭の中の感情をそれぞれキャラクター化し、人間に働きかける様子を描きます。

周囲の環境の変化に溶け込めず、心を閉ざそうとしている少女と、その少女の心を守ろうとするその少女の中の感情たちが繰り広げるドラマが素晴らしいです。

誰もが経験したことのあるようなドラマを、今までにない描き方で描いており人間はなぜ悲しむのか、涙を流すのかというテーマを見事に描いて居ます。

17位 アナと雪の女王

一大ブームを起こした〝アナ雪〟。
耳にタコが出来そうなくらい当時流れまくった「LetItGo」は置いておいて。

この作品が画期的なのは、新しい愛のカタチです。

あらすじとしては、雪の女王として心を閉ざしてしまった姉のエルサを、妹のアナが様々な助けを受けながら救いに行く、といったお話です。
「相手」役として、王子様のハンス、そして心優しき山男・クリストフが登場します。
アナは二人の男性から好意を寄せられ、彼女自身も揺れます。


が、物語はそこで終わらず、同時期公開の「マレフィセント」では血の繋がらない親子関係が〝真実の愛〟として描かれましたが、本作でもやはり、姉妹の強い絆が氷の魔法を打ち破るのです。

白雪姫以降100年守られてきた、というより不動と信じて疑われることのなかった「ディズニー的〝真実の愛〟(男女・家族間)」がここ数年でやっと、打ち壊されるようになってきたわけです。
時代は移り変わっていくものですね。

16位 カーズ2

マックイーンとメーターの遠くに離れても、違う環境でも変わらない友情が見どころです。、子供のみならず大人にも伝わってきます。
大切な人のため、重要な任務のため、レースのため、色んなシーンで全力疾走する姿には熱くさせられるものがあります。

代替燃料アリノールを使用したレースの予選会場で描かれた日本の、車用カプセルホテルや車用トイレも細かな近代的技術の再現として面白かったです。
「おトイレへようこそ、おトイレへようこそ」に代表されるような記憶に残るセリフも魅力。


メーターの天然ぶりは相変わらずですが、サリーの小悪魔ぶりがカーズ前作より強調されてるいのもシリーズ中での楽しさの1つだと思います。

15位 レミーのおいしいレストラン

ネズミの姿のままだとキッチンに立てないけれども料理が大好きで知識豊富なネズミのレミーと、何をやってもダメなのらりくらりした人間のリングイニ、この真反対ともいえる2人の衝撃的な出逢いで、お互いに不足しているものを補って成長していく様が楽しいです。

リングイニの帽子の中に隠れて髪の毛を引っ張って作業させるレミー。

リングイニの自宅で練習する2人の様子は微笑ましいものです。

徐々に意思疎通が始まって、グストーのキッチンでも見事に仕事をこなせるようになり、途中起こる様々なすれ違いや困難を何とか乗り越えていき、お金では買えないようなものを次々に手中におさめていくという心温まるアメリカン・ドリームな勇気と感動を与えてくれるストーリーです。

14位 天空の城ラピュタ

始めてみた時の感動は、本当に今でも言葉では言いつくせないほど、胸の中に色々な感情が残ってドキドキワクワクを単純に実感できる、そんな映画でした。
この映画には万人が求めるすべての要素が入っているかもしれません。

男性が求めるヒーロー的な役回りや、危険なシチュエーション、そして空から降ってくる謎の可愛い女の子。
そしてその子を守るという、男心をくすぐる要素。


全く知らない男の子が自分の命を顧みず守ってくれると言う、ヒーローの存在とヒロインとして守られる役のキャラクター。
しかも本当はお姫様という終盤への盛り上がっていく事実。

ジブリ映画らしい魅力たっぷりの飛行メカ、臨場感たっぷりの最高の飛行シーンに、謎に包まれた天空に浮かぶ島・ラピュタへとうとう辿りついてからの怒涛の展開。
何もかもが誰もがどの年代でも、一度はあこがれた物がたくさん詰め込まれた、それがこの映画だと思います。

13位 アラジン

1992年公開の作品でありながら、今でも人気の高い名作ディズニーアニメ。
一番スゴイのは、81分という短い尺にも拘らず、見事というほかない完璧なストーリー展開ですね。


名曲や名シーンも多いですが、何より本作の象徴的なキャラクター、ランプの魔人・ジーニーの魅力はのちのディズニー作品に大きな影響を与えました。メタな言動、エッジの利いたギャグ、人間臭さ…。

作品全体の展開が、盛りだくさんにもかかわらずメリハリに富んでいるのは、ひとえにジーニーの快刀乱麻の活躍によるものではないでしょうか。

とはいえ、「ホール・ニュー・ワールド」をはじめとした素晴らしい楽曲と胸躍る美しいシーンは、やはり何度観ても感動します。改めてディズニー作品の醍醐味を味わえるはずですよ。

12位 火垂るの墓

アニメ故に実写映画ではできない表現が使え、それによる視覚として戦争の悲惨さもそうですが、そしてそれ以上に「飢え」「貧困」を描いたアニメ映画だと思っています。
隣のおばちゃんの家に引き取られ、結局同居に我慢できなくなり飛び出して、なんとか兄妹だけで生きていこうとするも…というあらすじです。

ツッコミどころは確かに多い火垂るの墓ですが、変に曲がった味方をしなければこれほど感動的なアニメはなかなかありません。
幼い妹を何とか自分で守ろうと奮闘する清太と、食糧もなく次第に痩せて弱っていく節子。


結局幼い2人では戦中戦後の厳しい時期を乗り越えられることが出来ずに(冒頭で清太が「僕は死んだ」とナレーションで最初から明らかになる)犠牲者となっていく、というところが、この後どうなるか知っていても切なく哀しくどれだけ見ても涙なしでは語れない映画にしていると思います。

11位 大長編ドラえもん のび太の日本誕生

壮大なスケールの中で描かれており、未来と現在を行き来する楽しさは、子供だけでなく大人もワクワクドキドキする内容となっています。


そして、親しみあるドラえもんの中で、人間は一人では生きていけないこと、友達の大切さ、誰かに頼ることも時には必要なことなどを分かりやすく見せてくれていると思います。小さな子供でもメッセージ性は大きく、伝える部分は伝わっていると思います。
家族で楽しく見れるところが好きな理由です。

いつもののび太たちの集まる空き地が使えなくなり、同じタイミングでしずか、ジャイアン、スネ夫たちと家出をしよう!ということで大昔の日本なら土地も何もない!ここで暮らそう!というワクワクドキドキの冒頭からギガゾンビ、ツチダマ等敵の不気味さ、恐ろしさ、そして大ピンチと大長編ドラえもんらしい展開も魅力です。

10位 千と千尋の神隠し

宮崎駿監督の言わずと知れた名作です。
私がこの作品に惹かれたのは不思議な世界観です。


洋風のファンタジーでもない、リアルではあるけど異世界のような、SFっぽさとも違う、今までのアニメでは見たことのないような景色、世界がこの作品にはあります。
あらすじはある施設に迷い込んだ主人公千尋とその両親。

両親は勝手に食事をしてそのせいで豚になり、千尋も名前を奪われて「千」としてその施設(神が訪れる温泉旅館のようなものだった)で働くことになり…というものです。
親を元に戻して元の世界に帰ろう奮闘する中、ハクやカナオシ、湯婆婆などに出会い次第に生き生きと変わり始めていきます。

監督である宮崎駿も「僕は10歳から12歳くらいの女の子に向けてつくった映画はなかった」とパンフレットで語っていて、少年向けの「ラピュタ」、もっと幼年層へ向けた「トトロ」に対してちょうど思春期くらいの女の子に、という側面もあるそうです。


この映画のモデル地になったのが道後温泉というところで、私自身も画像でしか見たことがないのですが、映画で見る世界がそこには広がっていました。
いつか訪れたいなと思います。

9位 サマーウォーズ

大家族が一家そろって世界の危機を救うお話。


自分は体験したことはないけれど、なんだか懐かしい気持ちになれる。
青春をギュッと詰め込んだ映画だと思います。


恋愛としてのドキドキ、この後の展開に関してのドキドキと二種類のドキドキを感じることが出来ますし、ザ・田舎!って感じのほっとするような場面、切なくなるシーンも盛りだくさん。
甘酸っぱくもあり、視聴後の爽快感もあり、娯楽アニメ映画として相当のレベルの高さなのでおすすめ致します。

8位 風の谷のナウシカ

※原作の聖都シュワでのクライマックスまで映像化してたら絶対もっと上位に入れてました。
主人公のナウシカの強さと優しさが大好きです。

弱い者に対してだけではない、敵であろうと超然とした態度を貫くナウシカは優しくもありますし、強く気高い人間として尊敬すら覚えるようなキャラクターです。
対立することが殆どの人間と蟲や植物の両方を深く愛しているが故に苦悩するナウシカは非常に感動的ですし、いざ悩みを乗り越えて飛び立つナウシカはもう悲しんでいません。そんな彼女についつい見入ってしまいいつも涙が出てしまいます。


可愛さと強さを兼ね備えたジブリヒロインの中でも多分凄い人気があると思います。
自分はクシャナ殿下の方が好きですけどね!


もっと言うならジブリヒロインだったらフィオが一番好きですけどね!

7位 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲

今でこそビッグタイトルとなり、定期的に新作ゲームも出てグッズだアニメシリーズだと超人気コンテンツとして知られる「ポケモン」ですが、初代ゲーム版「赤・緑」が発売された当時は全然そんな雰囲気はありませんでした。
映画が公開されると知った時の驚きは凄まじいものでした。

そして実際に観た時の衝撃たるやそれを一気に上回り、観終るとしばらく呆然としてしまったほどです。
決してこの作品以外のことを乏しめる意図はありませんが、ポケモン映画の中では格が違います。


人工的に生み出されたポケモン・ミュウツーの自分という存在意義・なぜ自分を生み出したのか、という人間への復讐という正直子供向けでよくやったな、とこれでもかというくらいに重いテーマを抱えた作品です。

もちろんただ暗く重い作品というわけではなく、冒険要素、バトル要素にギャグ要素もあって当時小学校低学年だった自分でも飽きずに観ることが出来る構成でした。

今もなお大まかなあらすじを覚えていることから、子供向けの子供だましなんかでは決してない、大人が本気で作った故に子どもも大人すらも唸らせる傑作が誕生したのだと思います。

6位 君の名は。

監督は『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』などの作品を手がけた新海誠。


この作品の中では終始、「新海ワールド」と呼ばれる唯一無二の映像美を層感じることができます。
特に各シーンで見ることのできる光と影を使った独特の表現方法は、現実世界では到底味わうことができないような、アニメーションならではの美しさを表現してくれています。

また、シナリオ構成はシンプルだからこそ、あらゆる人が引き込まれるようになっています。


ラスト30分のシナリオを引き立たせる光と影の映像美は、ほかのどの映画でも感じることのできないような、「新海ワールド」の真骨頂を目の当たりにすることができるでしょう。

5位 もののけ姫

言わずと知れたスタジオジブリの傑作です。
公開から20年が経とうとする今も、その作品の素晴らしさは全く色褪せることはありません。
私は、この映画に登場する人物の誰一人として「完全なる善人ではないこと」を非常に魅力を感じています。


また逆に、悪人に見えるような人物にも正義があり、人を惹き付ける魅力があるのです。
そしてこの映画の最大の特徴としては、最後が決してハッピーエンドではない、ということです。


アシタカは村に帰ることが出来ない、サンと共に暮らすことも難しい。

また、森は守り神を失い、もはや神聖な場所ではなくなってしまいました。
そんな状況下で、最後にアシタカは「共に生きよう」とサンに呼び掛けるのです。


これは、環境や時代の変化はどうすることも出来ない。それでも、人は生きていかなければならない。
それが定めなのだ、と訴えかけられているように思うのです。


説教めいたラストシーンの会話などではない、誰もが傷つき失ったものは大きいし、二度と帰ってこないものもたくさんある。
そんな自然の無常観を自然と視聴者に突き付け、ではどうするか?
アシタカとサンはそれでも生きようと答えました。


ありえたかもしれない大昔の自然と人間の対立、果たしてその関係が現代においてどうなっているか、といったことを考えるきっかけになるかもしれません。

4位 デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!

「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん!」

ネットワークの中にある世界デジタルワールド、そこに存在する生命体デジモンとそのパートナーである選ばれし子どもたちの冒険と成長を描いたアニメ「デジモンアドベンチャー」の劇場版です。
サマーウォーズの監督でもある細田守による2000年の作品で上映時間も短いですが凄まじい密度と充実感を味わえます。

リアルとデジタル世界の場面が交互に入れ替わって非日常のネット世界での戦いと、日常の現実での出来事、事情がうまく絡み合いとても見事な作品となっています。

敵がインターネット上で活動するデータでもあることから自分のコピーを数万体も創り出しネット空間を埋め尽くす絶望感、なすすべなくやられるパートナーデジモン、起死回生の最後の賭けと燃えるポイント、カタルシス溢れる物語の流れなど「テレビ放映されたアニメの劇場版」として最高峰の完成度を誇る作品だと思います。


絶望的な状況の中パソコンを隔て行くことできないはずのネットの中の自分のパートナーデジモンのところへ向かう子どもたち。
幾多の思いが重なったときそこに現れるのは!

3位 機動警察パトレイバー the Movie

1989年公開作品。
ロボット技術の向上により急激に発達、浸透した歩行型の作業機械レイバー(土木作業用ロボットのようなもの)。
それは同時にレイバーによる犯罪の増加をも意味し、警視庁は警備部内に特科車両二課中隊を新設、通称パトレイバーが誕生した。
といった感じに2足歩行ロボットが日常に浸透した世界観の1998年を舞台として警官がロボットに乗って犯罪と戦ったりするアニメの劇場版です。
当時「コンピュータウィルス」という単語すら浸透していなかったころにウィルスが潜伏した新型OSによるロボットの一斉暴走の危険を察知した主人公たちの戦いを描いています。

監督・押井守、脚本・伊藤和典、原案・ゆうきまさみ、メカニックデザイン・出渕裕、そして音楽・川井憲次の奇跡的な融合により誕生した当時多方面でメディアミックスされた作品群の中でも群を抜いて完成度の高い、超最高の映画であることを保証します。
風洞実験による暴走、台風の接近による同一状況の再現、その結果首都圏全域でのレイバーの暴走、となんてことのない日常のワンシーンが実はとんでもない危機の前触れであり、主人公と同じタイミングで視聴者も気づくという構成も見事です。


「パトレイバー」の魅力はやっぱり日常感だと思いますが、いうなれば劇場版1は特車二課が遭遇する中でもその魅せ方が凄まじく巧いんです。
ごく普通の日常の中に潜む問題が一気に進行し、気づいた時にはもう時間が無い!乗り込むぞ!というシチュエーションは分かっていたとしても盛り上がること必至です。
何かあってからでなくては行動することが出来ない。

何かが起こることが分かっていても行動の許可が下りない。
登場人物たちは警察官(公務員)ですから、そういった「組織に縛られた大人」としても描かれます。


そういったリアルな表現や普段フィクションのドラマ作品などでも誰も気づかない、疑問を持たない舞台の背景や人物たちの置かれた状況などにまで見ないふりをしない徹底した作り込みが今でも色あせることのないアニメ映画として記憶に強く残っていて、また時折見返したくなるのです。


作中BGMも「ヘヴィ・アーマー」「バベルの崩壊」「朝陽の中へ」など最高過ぎ。
ジブリディズニー以外にも面白い作品たくさんあるんだぞ!ということを伝えたくて、そして作品としても超オススメなので劇パト1、3位です。

2位 ルパン3世カリオストロの城

ある時モナコの国営カジノの金庫から大金を盗み出すのに成功したルパンと次元。
ですが札束の山を詰め込んだ愛車でルパンは言います。


「捨てっちまおう、これ」
盗んだ札束は本物以上とも噂され、世界経済を裏から動かしてきた偽造紙幣・ゴート札だったのです。
かつてゴート札に若気の至りで手を出し手痛い目に遭っていたこともあり、ゴート札を製造していると言われる小国・カリオストロ公国へ乗り込みます。


ルパン三世の劇場版作品の第二弾です。

宮さんが監督脚本を務めたこともあってルパンシリーズではキャラクターデザインもジブリ寄りだったりと、少し浮いてはいますが金曜ロードショーの常連だったり、ファンからの人気も安定して高い、リマスター版の劇場公開も控えているだけはあり、見応え、ストーリー、アクション、キャラクターなどどれをとっても一級品のアニメ映画だと思います。


監督が宮崎駿さんで絵も音楽も綺麗で大人も、いや大人でないと楽しみきれないくらい密度の高い、魅力がたくさん詰まった映画です。
面白い作品は何度見ても面白い。

1位 紅の豚

数多のアニメ映画作品、そして宮崎駿が手掛けるジブリアニメ映画の中でも面白さ、ビジュアル面、キャラクター、設定にストーリーと全ての面で頭一つ抜けた作品だと思っています。
糸井重里によるキャッチコピー「カッコいいとは、こういうことさ」は本当に「紅の豚」の魅力を表現しています。


主人公のボルコ・ロッソはかつて空軍のエースとして活躍し、今ではある事情から豚の顔
で深紅の飛行艇を駆って時には軍の要請も受けつつ海賊狩りをして生計を立てていました。

その当時の時代背景から第一世界大戦で勝利したイタリア空軍が経済の不安定な中を描く1922年代頃の物語です。
子供のころに観た時と、大きくなってから見た時とで一番観方が変わったジブリ作品でもあります。


水しぶきを揚げながら離陸する飛行艇の見事な作画、「アドリア海のエースになった」と作中で語られるポルコの得意技「捻り込み」、被弾して機体がダメージを負う際の細やかな描写など多くの見せ場がある「紅の豚」ですが、大体のジブリ映画でのお決まりのパターンとは決定的に違っている点もあります。

ジブリ作品ではたいてい雫と聖司、千尋とハク、ソフィーとハウルと言った恋愛要素が登場し、最終的に相思相愛になることもありますが、紅の豚は違います。
美しい歌声を持ち、荒くれ海賊も手玉にとるヒロインのマダム・ジーナはこれまで3度結婚するもそのいずれの相手も死別しています。


ジブリ作品ではサンのようなわだかまりや誤解を経て仲が深まるというパターンはけっこうありますが、ポルコとジーナの関係はそれとは一線を画しています。
お互いへの好意は持ちつつもそれを表に大きく出すということはなく、それでもお互いのことを理解し合っている。


そんな大人の恋愛が描かれているのはやっぱり紅の豚の魅力でしょう。

ジーナとは対照的な、でもこちらもまた魅力的なヒロインとして描かれている、ポルコが機体の修理・改修を依頼した「ピッコロ社」の孫娘であるフィオ・ピッコロ。
こちらもまたジブリヒロインの中でも少し変わったタイプの登場人物だと思います。


若く、悩み、苦しんで試練を乗り越えてといった作中の出来事を経過して最終的には成長することがジブリ作品のメインキャラクターたちが程度の差はあれど共有している要素だと思っています。

ですがフィオは初登場から人間的に成熟し、自分の置かれた状況を受け入れながらもやりたいことを妥協しない、ナウシカやクシャナとはまた違った面で「強い女性」として描かれているのです。
自分が設計を担当したポルコの愛機のぶっつけ本番になった飛行テストに同行したり、海賊相手に啖呵を切ったりと、本当に見ていて気持ちのいいキャラクターです。


そんな風に魅力的なヒロインをはじめ、ポルコやライバルのカーチス、マンマユート団のボスなど男キャラもどいつもこいつもクッソイケメン、というか男前で惚れ惚れしますね。

クライマックスのドックファイトもポルコとカーチスのどっちが勝ってもおかしくないギリギリの実力、そしてどっちにも勝って欲しいと思わせるそれまでの描写によって手に汗握りながら夢中になって観てしまう名場面だと思います。

あとがき

いかがだったでしょうか。
映画といっても本当に多種多様なものです。
60分足らずの短編映画もあれば、4時間近くの超長いボリュームたっぷりの作品もあります。
バカ映画もありますし、真面目な監督の性格を反映させた緻密で計算されきった一秒も無駄のないような作品もあります。
好きな映画、というと「死霊のはらわた」シリーズやシュワちゃんが主演している映画全部とかになってしまうのですが、今回はおすすめの映画ということでできるだけ万人におすすめできるような、同時にもっと多くの人が見るべきだ!絶対もったいない!というような映画も多く盛り込んだつもりです。

映画はまた監督や俳優、女優や音楽によってそれぞれ独特の魅力を持つもの。
どうしてもこの人の、このジャンルの映画は苦手だ…ということもあるかと思います。
映画は決して無理やり苦痛を感じながら観るようなものではないと信じています。

ランキング付けをしてはみましたが、もちろんこれは筆者の主観にしか過ぎません。
この中で少し気になる作品があって観てみようかな、という気持ちになって頂ければそれが一番嬉しいです。
どうかこの記事がきっかけで楽しい作品、また観たいような作品に出合うようなことがあれば幸いです。