おすすめの本

【本好きに聞いた!】おすすめ文庫本まとめ。感動の泣ける恋愛小説、名作ミステリーに古典、SFファンタジーに人生論、海外作も。

文庫本の形で出版されているおすすめの小説やハウツー本、名作古典、知識教養本などをまとめました

実際に読んだ人にジャンル関係なくアンケートを取っています。
そのため
・SFファンタジー
・名作ミステリー
・泣ける恋愛小説
・人生についての海外作

など、なんでもありの正に「文庫本総合おすすめまとめ」と言った内容になっています!
本当におすすめの作品だけを教えてもらったため、むしろ2017年、2018年と言った最近の文庫は少な目です!!
単行本が文庫になって最近出版された、みたいのはそこそこありますが…。

まあとにかく読書好きの方々に聞いたオールジャンルの記事になっていますので、
・暇で暇で仕方ない大学生(kindle版も多めですよ!)
・本屋おすすめの文庫はなんかピンとこない人
・「名作文庫ランキング!」とは一味違う本が知りたい人

など、読書好きの人はぜひ見てみてください!

買う前に絶対にやろう!超お得なamazonギフト券のチャージ

良さそうな商品があったらこのままAmazonで買っちゃおう! と見ながら考えている人もいると思います。
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ヒックス「価値と資本」岩波文庫

ワルラスの一般均衡理論を動学化するためにはどのような理論的な説明が必要とされるのかを理解するのに極めて有益な本です。
無差別曲線を用いた財の分類の説明も素晴らしいです。
数学付録も文書説明を簡潔に理解するために大いに役立ちます。

一般均衡動学理論のバイブル本
財の分類の説明が明瞭
数学付録も役に立つ

村上龍「限りなく透明に近いブルー」講談社文庫

村上龍のデビュー作ですが、強烈なインパクトと印象を受ける作品です。
セックスとドラッグの退廃的な描写が只々続きますが全く重さを感じさせずに、独語は爽やかな感じすら受けます。
ロックミュージックを聴いているような作品です。

退廃的な世界を淡々と描く描写力
過激な内容だが爽やかささえ感じさせる
芥川賞選考時には凄まじい賛否両論

吉川英治「三国志」吉川英治歴史時代文庫

三国志はいろいろな作者の人のバージョンがありますが、一番面白いと思おうのがこの吉川英治氏のものだと思います。
特にゲームなどから三国志を知って読み始めた人にとってはかなり三国志の世界観が似ているような感じがします。
もちろんゲームを知らない人にとっても三国志の世界を楽しめる作品だと思います。

正当三国志ともいえる作品
どんな人でも三国志の世界を楽しめる
吉川英治の良さが堪能できます

村上龍「五分後の世界」幻冬舎文庫

5分遅れている世界に迷い込んでしまった小田桐が、戦争を生き残った26万人の日本軍と共に連合軍と戦うストーリーですが、誇りを持って生きて戦っている日本軍と行動を共にするうちに、小田桐もプライドを持って生きるようになる過程に勇気付けられます。

生き残った日本人がプライドを持って戦う姿
プロフェッショナルの日本軍が戦う場面
戦争シーンでの詳細な描写力

小川隆夫「マイルスデイビスの真実」講談社+α文庫

著名ジャズミュージシャンの人生を細部にわたって綴ってあり面白いです。
アルバム制作の秘話なども歴史に沿ってアルバム毎に記してあり分かりやすいです。
特筆すべきは、普通はインタビューをあまり受けないマイルスデイビスがインタビューを受け、そのまま本に綴ってあるという貴重性です。

・著名ジャズミュージシャンの人生について知ることができる
・様々な秘話や逸話を知ることができる
・貴重なマイルスデイビスのインタビューが盛り込んである

恩田陸「夜のピクニック」新潮文庫

主人公の貴子が通う高校の一大イベント、歩行祭が舞台となるお話ですが、高校最後のイベントが終わってしまった時に感じるなんだか切ない気持ちだったり、このまま時間が止まればいいのにと思う気持ちが蘇る一冊です。
きらきらとした学生生活を送った人には、懐かしさを。
今、青春を謳歌している学生さんには、より、みんなで過ごせる1日1日を大切にしようという気持ちにさせてくれる本だと思います。

・高校生活最後のイベントが舞台
・とある男の子と、ただ仲良くなりたいと思う主人公と、それを恋と勘違いして囃し立てる友人の描写がリアル
・ほかの恩田陸作品とは一味違う世界観

石田衣良「娼年」集英社文庫

何気なく毎日を生きている、バーでバイトをしている大学生が、ひょんな事から娼婦としての道を進み、ナンバーワンになる。
そこでどんどん気持ちの変化があり、生き甲斐を見出していくところがとても楽しくワクワクします。

娼婦の仕事に対する気持ちの変化
オーナーへの愛情
嫉妬に燃える女の気持ち

久坂部羊「悪医」朝日文庫

がんの患者とそのドクターの葛藤が描かれている作品です。
この作家さんは現役ドクターなので、よりリアルに表現されています。
がんは誰でもなりえる病気、もしくは家族や知人がかかるという生きていればいつか関わる身近や病気です。
そういう経験をした人、これからするかもしれない人によりリアルに感じさせてくれる作品です。

現役の医者が書いてるのでリアル
ドクター目線と患者目線があるので、両方の気持ちで読める
がんという誰でもなりえる病気がテーマでわかりやすい

石田衣良「1ポンドの悲しみ」集英社文庫

この本は短編ストーリーがいくつか入っているので、長編小説が苦手な方でも読みやすい作品になります。
また、大人な恋愛といった内容でしっとりと落ち着いた気分になります。
登場人物の感情も読めば読むほど理解できるような読みごたえもあります。

・短編ストーリーで読みやすい
・大人のラブストーリーで共感しやすい(現実味がある)
・性的描写も丁寧に書かれているので、あまり抵抗なく読める

佐伯泰英「居眠り磐音江戸双紙」双葉文庫

坂崎磐音の活躍を描いた時代劇小説です。
全51巻からなるスケールの大きな物語ですが、痛快でテンポよい展開のためどの巻も一気読みしてしまいます。
やはり一番の読みどころは居眠り剣法を用いた殺陣のシーンです。
相手との息詰まる対決シーンが目に浮かんできます。
長きに渡り続く田沼意次との戦いは壮絶に描かれています。
磐音とおこん、磐音とかつての婚約者である奈緒とのかかわり。
そしておこん、奈緒の生き様が磐音の生き様と共に見事に描かれていると思います。
時代劇小説がお好きな方にはお勧めの小説です。

磐音の真摯な生き様が読み手に響いてくる
両替商の今津屋、浪人仲間の品川柳次郎、竹村武左衛門などを通して江戸の情緒、風情がしみ込んでいる

大崎善生「聖の青春」講談社文庫

将棋を舞台として、棋士の一生を描いている「聖の青春」です。
主人公の村山聖はA級8段まで将棋の成績を残し、29歳という若さで病に負け、亡くなりました。
当時は有効な薬がないされていた病を持ちながら、精神を研ぎ澄ます必要がある将棋に命を賭けた純真な一生を、師弟愛、家族愛を通して描くノンフィクションの小説です。

普段垣間見ることができない将棋の世界を知ることができる
ノンフィクション

歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」文春文庫

最後の最後で超弩級のどんでん返しが待っている一冊です。
これを超える驚きに出会ったことはありません。
映像化不可能というのは陳腐な宣伝文句ですが、この作品はまさに映像化不可能。
ネタバレになるのでこれしか言えないのがもどかしいくらいです。

・最後の最後で大どんでん返し
・2度目を読みたくなる
・2度目を読んでも驚くばかり

ロバート・ラドラム「暗殺者」新潮文庫

「暗殺者」は、人気のアクション映画「ボーン・アイデンティティ」の原作です。
著者はロバート・ラドラムで原書は映画と同じ「ボーン・アイデンティティ」のタイトルで出版されています。
ボーン・アイデンティティはマット・デイモンの他にも、1988年に「スナイパー・地獄の暗殺者」のタイトルでも映画化されています。
何故か日本では、暗殺者という名前が好きなようです。
マット・デイモンの映画では、マリーは2作目で死んでしまいますが、原作ではマリーは死にません。
マリーは三部作の3作目までしっかり生きています。
そして2人は結婚までしていて、ボーンは大学の教授として幸せな生活をしています。
もし、マット・デイモンの映画しか見ていない人がいたら、原作もぜひ読んでみて下さい。
あまりのストーリーの違いに、きっとビックリしますよ。

・マットデイモン主演映画とはストーリーが全く違う
・「暗殺者」はボーンが追い詰められてボロボロになるという、迫力あるラストになっている
・マリーは映画と違い経済学者で、他に精神科医もレギュラーで出てくる

ジェームズ・ロリンズ「マギの聖骨」竹書房文庫

「マギの聖骨」は原題「Map of Bones」で、シグマフォースシリーズの2作目となります。
1作目はペインターが主役だったのに対し、今作からグレイソン・ピアースが登場します。
この作品は、マギの聖骨を追って、グレイが頭脳とアクションで、最後までスリルのある展開を見せてくれます。
ダン・ブラウンのダ・ヴィンチコードと映画インディージョーンズを合わせたような小説です。
全編通して暗さはなく、スパイ小説とはチョット違う、歴史と謎解きとアクションがミックスされた作品です。

・グレイスン・ピアースがカッコイイ!
・歴史の謎解きがかなり複雑で高度な作品。
・マギの聖骨を追って世界中を回るので、スケールが大きい。

ジェームズ・ロリンズ「ウバールの悪魔」竹書房文庫

「ウバールの悪魔」は原題「Sandstorm」で、内容からすると原題の「砂嵐」の方が近いように思います。
ウバールの悪魔はシグマフォースシリーズの1作目で、ペインター・クロウが主役です。
ペインターは切り立った崖を登るシーンから登場します。
ペインターは2作目からは管理職になっていますが、今作はグレイに負けないくらいのアクションを見せてくれます。
ペインターが追跡しているのは反物質なのですが、そこにカサンドラとサフィアが、ペインターと三角関係?かと思えるような展開になります。
特にラストは、迫力があってハラハラドキドキです。

・ペインター・クロウのアクションが見どころ。
・ペインターとサフィアは結ばれるのか?というのが気になる。
・ラストは反物質の威力が凄すぎて大砂嵐発生!ペインター危うし!

有川浩「阪急電車」幻冬舎文庫

有川浩の短編小説ですが、物語の舞台が一貫して電車の中で各駅ごとに登場人物もことなります。
各駅の町の様子や風景も描かれていておもしろいのですが、登場人物の人間模様はとてもリアルに描かれていて有川浩の得意とするラブロマンスありの読んでいて飽きない小説です。
登場人物同士様々なところで繋がりがあり、とても面白く読みやすい短編小説です。

阪急電車の各駅毎に、その時点で乗車している一人の主人公にスポットがあたります。
その主人公には、それぞれが置かれた立場や状況、日常生活や人間関係から生まれた物語があり、その物語に思いを巡らせ、そして行動が生まれる。
それにより起きた出来事が次の駅の主人公に影響していく・・・という
「まったくつながりのない主人公達が、ただ阪急電車に乗り合わせただけの関係だったはずなのに、ほんの少しではあるけれどそれぞれのショートストーリーに影響を及ぼしていく」
という飽きのこない展開に次はどのようなストーリーが来るのだろう?とついつい、次の駅が気になってしまいます。

電車の中というありふれた日常生活の中に生まれるちょっとしたショートストーリーが面白い。
複数の主人公達が登場してくるので、1つとして同じストーリーが無いので飽きが来ない。
まったく関係性のない主人公達が、同じ電車に乗り合わせたことにより、ほんの少しだけつながりをもっていく連鎖が楽しい。
・各駅で乗車してくる人たちの人間模様が面白い
・各駅ごとに登場人物が変わるので短編で読みやすい
・短編だけど登場人物の人間関係に繋がりがある

ロバート・ラドラ厶「殺戮のオデッセイ」角川文庫

「殺戮のオデッセイ」は、ボーンシリーズの映画2作目「ボーン・スプレマシー」とされていますが、内容は全然違います。
まず、マリーは生きてボーンと共に戦いますし、ボーンの過去が明かされます。
兄との経緯、愛する人の死と最終的にボーンになった理由。
今作は、ボーンの過去が分かる内容の濃い作品です。
ボーンの全てを知りたい方は必見です!

・ボーンが「ボーン」になった理由が明かされる
・ボーンの全てを知りたい人は必見

ロバート・ラドラ厶「最後の暗殺者」角川文庫

「最後の暗殺者」は映画「ボーン・アルティメイタム」とはかなり違います。
今作はボーンは、東洋学者として大学で教鞭をとっています。
ボーンは、本来の生き方でマリーと暮らしています。
そこにジェイソン・ボーンの偽物が現れ、ボーンは再びボーンとして戦うことを余儀なくされます。
そして舞台は中国へ。
中国に建設された巨大施設の中で宿敵ジャッカルとボーンの死闘が繰り広げられます。
「最後の暗殺者」ラストまでスゴイです!スケールがデカイです!

・ボーンは東洋学者で中国語ペラペラ。
・偽物ボーンがジェイソン・ボーンにソックリで大悪党。
・ボーンとジャッカルの死闘は迫力で、巨大施設も大破壊。

荻原規子「RDG レッドデータガール」角川文庫

荻原規子が描き出す新たな日本文学の世界「レッドデーターガール」。
現代を舞台にした異能者たちの物語というと今更感がありますが、荻原規子のヒロインは一味違います。
独特のテンポで描かれる泉子の不思議な魅力と、彼女に惹かれる周囲の異能者たち。
引っ込み思案な泉子には特別な能力があり、彼女はその能力をずっと拒み恐れながらも、やがてたくましく成長していきます。
日本の美しい自然を背景に映し出される泉子の活躍は必見です。

・荻原規子の作品
・児童文学の最高傑作ファンタジー
・美しい日本を舞台

夏目漱石「こころ」岩波文庫ほか

私と先生が海で出会ったという冒頭をみる限り、何の変哲もない物語に最初は感じました。
しかし、先生が私と会えば会うほど私は先生にひかれ、先生は私に何かを見ているようです。
最後の先生の手紙で、ようやっと分かる先生のこころは結局私には計り知れないものだと思うと、切なくなりました。

先生の友人の墓参りに私が行った時の先生の様子
先生が奥さんと喧嘩をしていた様子
友人が亡くなった時の先生の心情

貴志祐介「天使の囀り」角川ホラー文庫

貴志祐介氏の角川ホラー作品です。
主人公の女医の、死を異様に恐れていた恋人が、アマゾンへ行き、帰ると同時に死に魅せられたように自殺をしてしまいます。
恋人の死を不審に思って調べるとなんと同じアマゾンでの探検チームの殆どが自殺を遂げています。
一体何があったのか。
そして恋人の残した言葉「天使の囀りが聞こえる」の意味とは?
綺麗なタイトルに惹かれ読み進めると全く違うグロテスクなストーリーが展開されます。
真実に近づくにつれ恐怖と面白さで武者震いする程でした。

・謎が謎を呼び先が気になる展開
・伏線はきっちり回収
・真実に驚愕する

小野不由美「十二国記」講談社X文庫、新潮文庫

内容としては高校生の女の子が、異世界に行き王様になるという極めてファンタジーな物語ですが、この小説はとにかくリアリティが半端ないです。
小説内で繰り広げられる話は漫画のようなことばかりですが、そこにはきちんと現実があり、ただただ王様になった良かったね、という話ではないです。
ダークファンタジーというとかなりチープな印象になりますが、ミステリーの要素も含んだ大人向けのファンタジー小説です。
「十二国記」というタイトルだけあって、国は十二国あり、シリーズの中にはいくつか他の国が舞台になっているものもあります。
それぞれの話の中には、表には出て来ませんが、テーマみたいなものがあり、それが私たちの世界の政治であったり、考え方であったりと色々なところにも通じていて、毎回深く考えさせられます。
子供よりも大人に読んで欲しい作品です。

・異世界が舞台の大人向けのファンタジー
・とにかくリアリティがすごい
・一度読むと続きが気になって最後まで一気読みする可能性が大

伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」創元推理文庫

容姿端麗でとにかく女の子にモテまくる河崎、ブータンからの留学生で優しいドルジ、気が強くて突っ走るくせのある琴美、主にこの3人の生活を描いた物語です。
3人ともキャラクターが魅力的で、何気ない会話も楽しみながら読めます。
中盤話が重く切なくなってしまいますが、最後まで読むと、「え?そういうことだったの!?」と思うこと間違いなしです。
映画化もされているようなので、そちらも是非見てみたいなと思っています。

魅力的な登場人物たち
きっと驚く最後のドンデン返し
映画も見てみたくなる